とにかく寒かった-15度!!!!!

年明け一番の放射冷却の朝。

川面が所々で凍り、川霧が立ち上っていた。
出遅れてしまったので始業直前に撮影。

ご覧のように9時近くになっても霧氷がびっしりと付いていた。
さて最近掲載していない冬の訪問者達。
ご要望が有ったので本日のリスをいくつか。

朝日が強烈すぎてイマイチの光線になってしまった・・・・・・

今年はカラスや猫たちのせいか、なかなか落ち着かないようだ。
やっと1頭だけは毎日訪れてくれるようになったが・・・・・・
ちょっと心配だね。
# by kmkurobe | 2012-01-18 14:53 | 野鳥とリス | Trackback | Comments(5)
オフ企画第1段-フィールド図鑑用写真その2
12日は年が明けて初めて快晴の朝となった。
定点の積雪も例年に比べて遙かに少ない。

白馬大橋からの白馬三山。

パノラマでも撮影してみた。この日はとにかくまぶしくて、PLフィルターを使ってみた。


さて、今回数種類のオファーがあった中で、第2弾としてクモマツマキチョウの雌開翅。


2009/06/04, 11:12:21
SONY α-700
70-300mm F4.5-5.6 G SSM

最近はあちらこちらで撮影する機会も増えてきたが、ほとんどが40年来通っているこの谷間。
他の産地と同様に、砂防工事や雪崩などで環境が荒れた後数年は、比較的まとまって発生するようだ。
2007年まで続いていた工事が終わり、ここ数年減少しているのはいささか寂しいものがある。日照時間や残雪の影響もあるが概ね5月中旬から6月下旬が発生時期のようだ。

ご多分に漏れずここにも不法採集者が毎年訪れ、昨年もパトロール中に警告した事が複数回ある。
とにかく天気の良い平日に腕章を着けて歩いていると、こそこそ逃げるように林道をはずれたり、中には「何でこんな日に監視しているのか・・・・」と聞こえよがしに相方につぶやいて逃げていった二人ずれもいた。
対岸の山上から見れば一目瞭然、脇道はなく逃げも隠れもできない場所なので、もし自分がその立場ならばなかなかネットを振れない場所なんだけどね・・・・・・

当日は薄曇りで時々薄日が差す絶好の撮影日よりだったのだが、気温が低くやっと飛び始めたのは10時過ぎ。
それも激流の彼方の草付きを飛び回るばかり・・・・
日差しが回って、やっと撮影可能になったのは11時過ぎてから。
この日観察できた雌はどれも完ピンばかりで、雄は擦れた個体が多かった。
雌の綺麗な個体を撮影できたのは初めてだったので、随分うれしかった気がする。

同日に撮影できた他の写真も何点か再現像してみた。

2009/06/04, 11:36:37
SONY α-700
70-300mm F4.5-5.6 G SSM

渓流を背景にすると綺麗なボケが出てくれた。
この頃はまだ白い蝶の-補正がうまくできなかったので、撮影枚数の割に適正な露出の割合が極端に少ない・・・・・
このあたりは、諸兄のご意見を色々と伺って、近年は随分、改善されてきたと自画自賛しているが。


2009/06/04, 11:36:37
SONY α-700
70-300mm F4.5-5.6 G SSM

当日吸蜜はハタザオ以外ではスミレ類がほとんど。一度だけハルリンドウに止まってくれたのがこれ。
あまり良い写真ではないけど、うれしかった事を覚えている。
数秒しか止まってくれないし、草丈が長い年は、潜り込んでしまって絵にならないので、これでも精一杯だった。


2009/06/04, 11:20:19
SONY α-700
70-300mm F4.5-5.6 G SSM

半開翅での吸蜜がクモマツマキチョウの雰囲気が一番感じられて好きだ。

当日の雄で一番綺麗だったのを1枚。


2009/06/04, 12:23:20
SONY α-700
70-300mm F4.5-5.6 G SSM

時間を見てみると当日では最後のチャンスだったようだ。ほぼ完ピンの個体。地色のクリーム色が強く出ていて美しい。

今年の春はいつ頃訪れるのだろう・・・・・・待ち遠しいね。
# by kmkurobe | 2012-01-14 14:57 | | Trackback | Comments(8)
あけまして

本年もよろしくお願いします。
               kmkurobe
# by kmkurobe | 2012-01-01 00:17 | | Trackback | Comments(38)
オフ企画第1段-フィールド図鑑用写真
日本チョウ類保全協会の一大プロジェクト、
フィールド図鑑用写真として掲載予定との連絡をいただいた。当方はごく初期に穴の開いていた部分に何点か出品させていただいていたのだが、今回何点か採用とのご通知をいただいた。しかも締め切りは1月10日厳守のため、1月7日必着とのこと・・・・・・
さあ大変だ・・・・・なにしろ「片づけができないオジサン」そのものなので、10数テラのなかから、元データを必死になって探し回ることになってしまった・・・・・
せっかくなのでオフ企画第1段としてネタにしてみた。
2007年から2009年の写真に撮影された写真で、この頃はまだ犬の世話をあまりしなくても良かったので、随分撮影していたものだ。また2009年以降は天候が不順だったこともありなかなかチャンスに恵まれなかった事もある。
やはりシャッターを押す回数とチャンスは比例しているようである。
初心に帰らなければね・・・・・

ウラクロシジミは自宅の周囲を以前から飛んでいるのを観察してはいたが、なにぶん遙か彼方の梢を飛ぶばかりで全くチャンスが無かった。
この年から「シバキ棒」導入の結果、飛躍的にゼフの観察
チャンスが増え、ウラクロシジミもうれしい成果の一つだった。

拙ブログにも度々登場するお散歩道の途中、小さな小さな「広場」がある。
ここは以前、高圧線下だったため、電力会社により定期的に伐採されていた。それがしばらく前に廃線になり、蝶の観察には絶好の環境を作り出していた。

この時はなんとかウラジロミドリシジミを撮影したくて必死に叩いていると、小さな銀色のシジミチョウが何頭か足下に落ちてきた。ミズイロオナガシジミかと思っていたら、すべてウラクロシジミ・・・・・
次々に足下のススキに潜り込んでしまい、やっと一頭だけ拾い上げることができた。

ほぼ羽化直後。さすがに開翅はしてくれなかったが、エンジ色がかった裏面は銀箔を散らしたようで、本当に美しかった。思い出の一枚になったね。

データでは

2008/06/28, 7:15:44 ミノルタMACRO 100mm F2.8 α-700

となっている。その後、毎年姿は見ることができるのだがこんなチャンスは2度と巡ってこなかった・・・・・

同所で撮影したウラクロシジミを何枚か再現像してみた。いいね・・・・・

2008/06/28, 7:09:41 ミノルタMACRO 100mm F2.8 α-700

2008/06/28, 7:09:31 ストロボ発光, 強制発光モード Caplio GX100 24㎜相当

2009/06/24, 6:06:46 ストロボ発光, 強制発光モード     シグマ17-70mm F2.8-3.5 α-350

もうすぐお正月。心配していた雪もそれなりに積もって、にぎやかなお正月になりそうだね。
クリスマスイブの朝の定点。強烈なコントラストがまぶしい朝でした。
# by kmkurobe | 2011-12-29 11:58 | 生態写真 | Trackback | Comments(4)
秋から冬へ-それにしてもゆっくり・・・・・

13日の日曜日まで本当に暖かな日が続いていた。
相変わらず稜線の雪もほとんど消えてしまっていて、地肌が見えてしまっている。
ゆっくりながらも季節は進み、小春日和の中定点のカシワも、紅葉から落葉に進んでいった。
12日の土曜は安曇野へ再び出張。自宅を出てすぐになにやら蝶がテリを張っていた。
ここは日だまりになってはいるが11月の中旬・・・・・
綺麗なベニシジミやツマグロヒョウモン。キタテハやモンキチョウも飛び回っていた。うーんこりゃ驚いた。

久しぶりに訪れた安曇野のコハクチョウの飛来地。


梓川もまだまだ秋の色が濃いね。

背景は有明山。
こんなところでもバスフィッシング・・・・・困ったもんだ・・・・・

週が明けて冬型になった。
標高1000㍍当たりまで白くなってはいるが、スキー場のオープンにはまだまだ・・・・・そろそろ挨拶の中に「積雪」がキーワードになってきたね。
15日の16時半頃、 「珈琲せんじゅ」さんから。
室内と夕暮れの明るさがぴったりシンクロ。
美味しいコーヒーをいただきましたよ。

これを書いている窓の外は雨。しかも暖かい・・・・・
いまだに電気毛布がいらない雨の週末になった・・・・・
# by kmkurobe | 2011-11-19 11:49 | 安曇野 | Trackback | Comments(6)
煙のでない玉手箱”1978”

                                           147号松川橋より
火曜日までは本当に穏やかな好天が続いた。
多少早起きをして出かけては見たが、冷え込みがイマイチであまりいい風景には出会えなかった。
6時45分

定点のカシワが随分色づいた。
8時45分


部屋の模様替えをしているとあれもこれもやりたくなってしまう。
当地に住むようになって一度も明けたことがない衣装ケースを開けたら、古ぼけた工具箱が入っていた。

中には三角紙やらタトウやらがたくさん。
標本類はすべて実家に置いてきたつもりになっていたが、どうやら未整理の物を仕上げるつもりで荷物に入れたようだ。もっとも最後にピンを持ったのは、どれぐらい前だか見当も付かないが・・・・・・

データを見ると1978年とある。
オサムシフリークをしていた、マニアックな採り屋としては最晩年の頃の物だ・・・・・ひょっとして、今後復活するかもしれないが・・・・・・

そっとあけてみるとあらあら・・・・つづらの中から玉手箱が出てきたようだ!!!!!

煙は出なかったが、思い出が部屋中に広がっていった。

33年を経過した今、現地はいったいどうなって居るんだろうね・・・・・

最初に広げたタトウには殴り書きで追分峠とあった。
当時峠付近は未舗装で本当に自然が豊かだった。

ここはそれほど収穫が無かったようだが、個体変異が随分あって本当に綺麗だね。

緑化が強い個体のアップ。北海道のオサムシは、今更ながら本当に美しい・・・・・

マダニにたかられながら、原生林を歩き回ったあの頃が本当に懐かしい・・・・・

この贅沢な二段重ねには定山渓とある。

今時はいったいどうなっているのだろう・・・・・健在だったらいいな・・・・・・

80年代に一度北海道を訪れた時、あまりにもあちらこちら公共工事ばかりで、愕然となったことが思い出される

慎重にそっと下を見るとこれかなり貴重なラベルの連続。
とても気軽には開けないので、本日はここまで・・・・

うーんやはりこれはきちんと整理しないとね・・・・・

今日は9月に旅だった「黒部」の四十九日。
なんとかあちらに無事着けたんだろうかね。

銀鉛時代の思い出の一枚を。

合掌
# by kmkurobe | 2011-11-03 17:36 | 生態写真 | Trackback | Comments(8)
暖かな11月1日

冬型とはいえ、例年よりは随分暖かい朝になった。
それでも朝霧が立ち、枯れ草が朝露に濡れていた。

定点のカシワも紅葉が進み、ナラ類は落葉しきりだ。

毎朝の散歩道も随分明るくなり、もうじき唐松の落ち葉で金色に敷き詰められるだろう。
この時期特有の雲が久しぶりに良い感じに出ているが、上空の季節風が弱いせいか、思ったほど流れていかない・・・・・
午後になり、白馬岳方面。紅葉が減り、杉の緑と唐松の黄金色だけが目立つようになってきた。

八方の尾根筋はすっかり冬支度完了。
それにしても随分暖かな11月に入ったもんだね・・・・・
# by kmkurobe | 2011-11-01 16:35 | 安曇野 | Trackback | Comments(2)
晩秋の安曇野とツマグロヒョウモン
週末、予想に反して良い天気になり、霞もそれほどにかかっていない。雪は随分溶けてしまったようだ。
午後から仕事関係の集まりがあり、安曇野に向かった。

常念岳が真正面に見える。ここは連ドラ「おひさま」の舞台だ。
なんでもこのあたりのおそば屋さんの来客数は前年度比100-200㌫増とか・・・・・経済効果があるんだね・・・・・・

当日は「開運なんでも鑑定団」の中島誠之助の講演があるとのこと。随分楽しみにしていたのだが・・・・・

しばらく時間があったので、会場すぐ裏の犀川の土手に上がってみた。
すばらしい天気で北アルプスが一望できる。
北の方を見てみると、はっきりと白馬三山が確認できる。
日はかなり傾き、常念岳のやや南側に沈むようだ。
なにか被写体になる蝶は居ないかと捜していたら、汗ばむほどの日差しの中、あちらこちらにツマグロヒョウモンが舞っていた。
夕暮れの安曇野背景に透過光でツマグロヒョウモンを・・・・・できれば雌の綺麗な個体で・・・・・・・

瞬間に講演などは頭の中から消え去り、草の実をいっぱいつけて、そこいら中を走り回ることになった。

セイタカアワダチソウにはヒメアカタテハ、キチョウ、モンキチョウ、ウラナミシジミなどたくさん集まっているが、肝心のツマグロヒョウモンは雄ばかり。

雌はやたらと飛び回るか、日光浴ばかりでこれでは絵にならない・・・・・・

なんとか雄は撮影できたが・・・・・・

活動の最終盤になってやっと1頭の雌がレッドクローバーで吸蜜を始めた。

背の低い草むらの中で悪戦苦闘・・・・・

それでもやっとそれなりのアングルで撮影することができた。

贅沢言えばきりがないが、背景に「北アルプス」「安曇野」そして野火の煙も入れることができたのでよしとしよう。頭部のすぐ後ろが有明山の台形。野火の煙の背後が常念岳になるかな。

ふと気が付くと今まさに日没・・・・・

コンパクト一眼のレンズではこれが精一杯かな・・・・・

GXRでは逆光ではまったくAFが効かなくなってしまいMF。またNEX-5ではAEが思ったように作動せず。GXRを露出計代わりに使わなければ行けなかった。

16時半頃になり蝶たちの活動はほぼ終了。

懇親会の開始時間すっかり暗くなったが、アルプス上空の雲だけはいつまでもきれいに輝いていた・・・・・

安曇野ど真ん中からの日没。やっぱりいいもんだね・・・・・

# by kmkurobe | 2011-10-30 12:58 | 安曇野 | Trackback | Comments(4)
1頭だけクロツバメシジミが日光浴をしていた。

久々の休日の晴れ間。冷え込みもそこそこで、絶好の撮影日和になった。
残念ながら午前中仕事・・・・・・
朝霧がかかって最高だったのだが・・・・・
通勤途中の定点撮影。空の色が随分深い青になってきた。

積雪はそれほどでもなくて、かなり溶けてしまったようだ。
このあたりは、まだまだ緑色が濃い場所があるね。
思いの外早く仕事が終わったので、近場の撮影に出かけた。
日射がまだ南に回り込んでいないので、五竜岳もなんとか写すことができた。
紅葉が綺麗なのは南向きの1000㍍くらいまで、それ以上や北斜面はほとんで散ってしまったようだ。

小生はそれほど「蕎麦好き」というわけでは無いが、この季節は一度は食べないとね。

お座敷の窓越しに北アルプスが見えるお気に入りの場所にある。

大変美味しくいただきました・・・・・・

小春日和で暖かい。新米を買い出しに行く途中、ツメレンゲのある場所に寄ってみた。

やはりほとんどの花穂は枯れてしまっていた。
キチョウ以外になにも飛んではいない。
帰り際、1頭だけクロツバメシジミが日光浴をしていた。
しかもかなり新鮮な個体だ。

NEX-5の18-55㎜ではとてもついて行けない・・・・・
なんとか証拠写真だけ・・・・・

クロツは若齢幼虫越冬のはず、この個体はたまたま出遅れてしまったようだ。

それでもしばらくは暖かい日が続くようだ。
しばらく様子を見にこなければ。
# by kmkurobe | 2011-10-27 16:33 | | Trackback | Comments(8)
どくとるマンボウ逝く
寒気が入り谷筋まで雪が降りてきた。

北杜夫さん死去とのニュースを聞いた。
我々の世代。とくに昆虫少年にとっては一度は触れたことがある作家ではないだろうか。
きっと多くの方に感慨深いものがあることだろう・・・・・
リアルタイムで初版を購入したのは多分「途中下車」
からではないかな・・・・・・
昆虫少年だった頃、両親の本棚を物色していた時、偶然初版の「航海記」
を見つけた(多分母親購入?)。それからほぼ半世紀・・・・・・
著作を調べてみるとほとんど一度は読んだことがあるようだ。
「昆虫記」
のなかに出てくる虫たちは、それはそれは憧れの彼方にあり、いつかこの手でと思って何度読み返したことだろう。

著作には当時の昆虫少年としてはマニアックな虫たちも。
本当に憧れたね・・・・・フトオアゲハ、ゴマシジミ、オオチャイロハナムグリ、etc・・・・・

フトオアゲハ一度会いたいね・・・・・


高校入学したとき、なぜか生物部に入部したのも、オリエンテーションで見かけた数頭の「キベリカタビロハナカミキリ」
翌年、木曽御岳の合宿で無数の同種を採集できたのは、今思い出しても、あんな感激したことはない。

大学生になると、週末はほとんどの日曜の朝は松本駅に立っていたもんだ。
ひょっとすると今ここで暮らしているのも、この文学との出会いが関わっているのかもしれないね・・・・・少なからず・・・・・

マンボウシリーズはもちろんだが、初期のショート・ショートやエッセイが気に入っている。

発行されるのが待ち遠しかった「白きたおやかな峰」。



あれから43年か・・・・・合掌・・・・・・
# by kmkurobe | 2011-10-26 15:39 | 安曇野 | Trackback | Comments(0)
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