高貴なブラックも登場
ギフチョウの初見から半月。そろそろ擦れた個体が目に付くようになってきた。


ここ数日で一斉に羽化した雌達があちらこちらで産卵行動をしていた。

この雌はミヤマアオイの小群落の上でさんざん吟味していたが、結局こんな所に潜り込んで産卵。

地表に張り付くように生えている高湿地の食草も、このようにすれば生み付けられるのだろうね・・・・・
羽化直後の♀が吸蜜に来ていた。
残念ながら言い寄る雄は無し・・・・・残念・・・・・
この羽化不全個体はプチバンドというには惜しいくらいに縁毛が綺麗に続いていた。
グレード0というところかな・・・・・・
先日見に行った場所ではクロツバメシジミも少ないながら発生していた。
いよいよ初夏、ハイシーズンももうすぐたね。
# by kmkurobe | 2012-05-16 15:08 | 生態写真 | Trackback | Comments(2)
魅惑のオレンジと豊饒のイエロー
不安定の天気は週末まで続き、土曜日は晴れ間はでたもののとにかく寒かった・・・・・

北アルプスには積雪があり、まぶしいくらいに光っていた。
そんな中を何度も下見に行って頂いた 「ネイチャーKENDAMARの歳時記」のOさん、 「虫林花山の散歩道」の虫林さんの3人で連勝記録を伸ばすべくオレンジ紀行に出かけた。

案の定、林道は荒れ果てて道は狭く、Oさんの下見が無ければ身の縮む思いの繰り返しだったろう・・・・・

昨年は雨がそぼ降る中、随分長い間ペアにつきあって貰って、随分楽しい時間を過ごすことができた。
今年も同じメンバーで天候は比べ物にならないくらいだ・・・・・

期待に胸が膨らんだが、待てど暮らせど姿は見えない。
あきらめて帰路について数百㍍走ったところで道路上をオレンジが飛んだ。
あまりいい写真は撮れなかったが、とにかく9回裏2死から同点引き分けに追いついた・・・・・

午後はそれなりに成果はあったものの、期待していた山ギフは無駄足に・・・・・残念・・・・・
平年並みに追いついたと思っていた季節も、条件によってはまだまだ遅れているようだね。
ここ数日の寒気の影響は大きかったのだろう。

何とか初見できたヒメシロチョウ。

やや擦れてきた♂バンド。

場所によってはまだ綺麗なカタクリにノーマル。

家の近くでは雌の羽化も始まったようで、蝶友たちに寄れば交尾・産卵も観察できたようだ。

明けて14日は快晴。
朝方は4-5度まで冷え込んだが、お昼には20度近くにはなった。

今シーズンまだ撮影していない、雌を撮影しようと「お昼休みに撮影する会」開催。
あまり入らないところで1頭の雌が地表すれすれを飛んでいる。

産卵行動だと思いブッシュをかき分けると、枯れ葉の中から芽吹いたミヤマアオイの新芽にしがみついた。
よく見るとなんと♀バンド。
コンデジを残してきたことを悔やんだが、70-300㎜で無理矢理撮影。

手も足も総動員しての撮影となった。
結局、卵と同一フレームには入らず・・・・・・
久しぶり完ピンの♀バンドにどきどきするお昼休みが過ぎていった。やったね・・・・・

# by kmkurobe | 2012-05-14 16:32 | 生態写真 | Trackback | Comments(33)
カスミザクラ

稜線はみえているもののここ数日日照がほとんど無い毎日が続いている。
こんな状態ではどうしようもないので、心穏やかなひを過ごすことができた。
美しかった今年のさくらも平地ではいよいよおしまいだ。

今日のような天気に似合いそうな花を一面につけている。
毎年八重桜と同じ頃トリを努めて咲き誇る。
咲き始めは緑がかったクリーム色、次第に灰色が勝ったピンクになってくる。
カスミザクラとはまさにぴったりのネーミングだね。

今シーズンは霜害が無かったせいか、色々な花が本当に美しく咲いている。
そろそろカタクリは終わりで、これからはタチスボスミレの絨毯になってくる。
唐松の新芽も伸びて、農作業も始まった。

吸蜜でまだアップしていないのを何枚か。

キクザキイチゲの青花でははじめての撮影。

白花は一度だけ撮影できたことがある。
いずれにしても2枚しか写っていなかった・・・・・・

ちゃんと口吻はのばしているように見えるのだけど・・・・・・

寒気がまともにはいって寒い。明日は半日仕事・・・・・・・なんとか午後に持ち直してくれないかな・・・・・

久しぶりに。あーーした天気になーーーあれ!!!
# by kmkurobe | 2012-05-09 15:39 | 生態写真 | Trackback | Comments(8)
仕事前に撮影する会は不発・・・・・

やっとすっきりとした空になったが気温は随分低い。
朝イチを狙って見たがやはりタイムアップ寸前に飛び始める・・・・・
後ろ髪を引かれる思いで出勤・・・・・・
昨日と同様に11時位まではピーカン。その後は段々高曇りに・・・・・・
必死の思いでポイントまで爆走!
昨日は全く飛んでいなかったヒメギフチョウの発生地へ付くと、閉店間際の1頭がフキで吸蜜していた。

近くにあるカタクリでもポーズをとってくれる。

ここもカタクリの花が痛んできた・・・・・残念・・・・・・
ストロボを使ってやや引いてみた。

やはり頭部がはっきりと描写できるかな。

昨日の奇跡を今一度と移動。すっかり曇ってきてしまった。

薄日が差してくると梢から足下に降りてくはずだけど・・・・・

上ばかり見上げていたら、スミレでほとんど動かずに、何頭も吸蜜していた。
ノーマルだがなかなか綺麗で、曇りの方がすみれの花が美しく感じるね。


うんこれならいいね。本日も「昼休みに撮影する会」に参加できた・・・・・満足・・・・・
# by kmkurobe | 2012-05-08 17:02 | 生態写真 | Trackback | Comments(0)
今年のシーズンインは特異な形になった。

今年のシーズンインは特異な形になった。
例年4月10日前後には発生しているヒメギフチョウの初見は20日。
その後の10日であっという間に追いつき。
ギフチョウの初見は5月1日。

桜の開花もものすごく凝縮されて、これだけ綺麗に咲いたのは何年ぶりだろうかね・・・・・・
積雪がマルチングとなり、その後の温暖な気象条件で、ここ数年ではギフチョウ属の発生は一番安定しているようだ。
予想ではGW後半以降と思っていたのだが1週間早くなった。この分では沢筋や高標高の発生も早くなるだろう。
吸蜜植物も十分に追いついて、この分ならば産卵数も期待できそうだ。

ただ本当に天気が悪い。まともに一日大丈夫だったのは4月29日と5月1・4日位。
それでも、一日のウチ何時間かは毎日日照が有り、それもお昼前後に良い時間に恵まれた。気温もそこそこ。

「お昼休みに撮影する会」にはまことに結構・・・・・
今日も条件が悪い仲で一瞬の晴れ間に降りてきた。
なかなかのグレード!いいね・・・・・

# by kmkurobe | 2012-05-07 19:20 | 生態写真 | Trackback | Comments(8)
アオゲラの建築工事

遙かに見える雨飾山の雪も随分溶け始めたようだ。

数日前からアオゲラが営巣行動を始めたようだ。
ずっと観察していると複数の個体が参加しているようで、誠に不可思議である。
少なくとも2頭の♂と1頭の♀が作業をしているようだが・・・・・・
時々居なくなることは有るが、ほぼ夜明けから日暮れまで勤勉この上ない・・・・・・

今日で3日目となり、今朝は穴が随分深くなったようで、ほぼ頭部が隠れるように見える。

朝方作業をしていたのはこの♂、頭部が鶏冠のように逆立っているので見分けられる。

時々、リスやカラスの影を見て危険を感じると、やや高みに登って周囲を伺っている。

1時を過ぎて突然飛び去ると、今度は♀がやや上方に止まった。
すると今度は見るからに綺麗な頭部をした別の♂がやって来て作業を続けていた。
♀はずっとこの作業を見つめていた・・・・・・
いったい、このアオゲラたちの関係はどうなっているんだろうね????

時々♂が入れ替わる事は感じていたのだけど。

♂達が競ってお家を造り、♀がその判定に来ているのかも・・・・・
まさか共同作業と言うことは無いと思うけど・・・・・
しばらくは継続観察しなければ・・・・・・

今年は春がいっぺんに来てしまったせいか随分鳥たちが多い。
ただアオゲラが頑張っているので、遠巻きにするだけでなかなか食べにこない。
ウグイスがたくさんやってくるので、やたらと賑やかではある。

キジはよく庭にやってくることがあるが、ペアでの登場は初めて。
こんどは是非家族で来て欲しいね・・・・・
朝方から降り始めた雨も本降りに・・・・・残念だけどサクラもおしまいのようだ・・・・

いやいやしかし今年のサクラは本当に綺麗だった。うーん良い春になった・・・・・
# by kmkurobe | 2012-05-02 15:14 | 生態写真 | Trackback | Comments(4)
好天に恵まれすぎ??

連休前半は30度近くまで気温が上がって、蝶の撮影には大苦戦となってしまった。
季節が追いついて来たとは行っても、まだまだ地元では限られた場所でしか撮影できない。

こんな時にまたまた頼もしい助っ人がお見えになった。「虫林花山の散歩道
の虫林さんがお忙しい中つきあって頂けるとのこと!
前回残雪で通行止めになっていた林道を辿って、姫川最下流地域のギフチョウ発生地へ出かけた。
案の定あちらこちらに蝶は飛んでいるのだが全く止まってくれない。
気の短い小生だけならばとっくに帰ってきた事だろうね・・・・・
最後の最後に「産卵タイム」到来!

クビキカンアオイでの産卵シーンは初撮影。
おまけにショウジョウバカマでも吸蜜。

姫川上流に戻ると新鮮な雌が出迎えてくれた。

最後には見ている前で本日も!!

連休前半はうれしい成果になった。
やはり撮影は持っている方とご一緒が一番。
「虫林」さんとの連勝記録はまたも継続。感謝感謝でありました。

アルプス背景、桜の花、ヒメギフチョウ、撮影者は虫林さん。楽しかった・・・・・・
# by kmkurobe | 2012-04-30 17:07 | 生態写真 | Trackback | Comments(12)
春爛漫

26日にやや崩れた天気も気温は高めで、昨日今日と6月下旬並の暑さとなった。
昨日チラホラ咲き始めた桜も、今日の午前中だけで一気に五分咲きまで進んでいた。
直接光の当たらない林床の花も次々に咲き始ている。

新成虫もここへ来てヒメギフチョウ以外に、エゾスジグロシロチョウとルリシジミが観察できた。
いよいよ春爛漫である。
雨上がりで数日前の黄砂も一掃されたようで、北アルプスの残雪がまばゆいばかりに輝いていた。

残念ながら仕事だが・・・・・・お昼休みは花見を兼ねて山の上でお昼をいただく。
ヒメギフチョウは最盛期をやや過ぎたようだが、まだまだこの程度の雄は混じっているし、雌は綺麗な個体が多い。

羽化直後のまだ羽が固まっていない雌を撮影していると、突然1頭の雄が急降下。
するとじたばたさせる暇もなく瞬時に合体・・・・・呆れるばかりの早業である。

絵に描いたようなポーズを期待したのだが、落ち葉の上やら切り株の上で絡み合うばかり・・・・・

ギフチョウでも観察したことがあるがこのようにまん丸に固まると、何がなんだかわからない状態になり、とても被写体としては使い物にならないよ・・・・・
一瞬だけ咲きかけの小枝に止まったが、つぎの瞬間左右に分かれて飛び去ってしまった・・・・・・残念・・・・・・

桜が主な吸蜜植物になっているようだが、25度を超えるような気温ではなかなか止まってくれない。
明日はなんとか天気が持ってくれればいいんだけどね・・・・・・

さーいよいよGWだね。「友あり、遠方より来たる・・・・・また楽しからずや」・・・・・・
# by kmkurobe | 2012-04-28 14:56 | 生態写真 | Trackback | Comments(6)
「春ーーーあるが来た、春ーーーあるが来た、何処に来たあ・・・・・・!」
朝霧が明けるとかなりの黄砂が飛来していた。

暖かい南風が入って、気温は10時すぎには20度を超えていただろう。

我が家の周りも山野草が開花して、すっかり春の佇まいとなってきた。
通勤路の発生地もすっかり雪が溶けて花が一杯だ。


3日ぶりに訪れた発生地では雌のヒメギフチョウも飛び回っていた。

ウスバサイシンの群落付近でまだフラフラとしか飛べない雌を見つけたが、残念ながら交尾済みの個体。
落ち葉の間から顔を出したばかりのフキノトウやスミレで吸蜜を繰り返していた。

今年は寒の戻りがほとんど無く順調に季節が進んでいる。
コブシの花もチラホラと咲き始めた。

「春ーーーあるが来た、春ーーーあるが来た、何処に来たあ・・・・・・」
# by kmkurobe | 2012-04-24 15:44 | 生態写真 | Trackback | Comments(6)
5月中旬並の暑さ-スミレとヒメギフチョウ

この1週間は本当に暖かかった。21日は5月中旬並みとか。
わが家の庭も様々な花たちが一斉に咲き始めた。この季節が本当に好きだ。

朝方すでに10度を上回っていたので、出勤途中で発生地を下見する。
さすがに地温はまだまだ低いようで、飛び始めは9時15分前・・・・・・
残念ながら朝駆けは不発に終わった。

お昼近くなってやや雲がかかってきたが、とにかく暑い!! 体感は25度に近いだろう。

案の定テリ張りに忙しくてほとんど止まってくれない。
止まってもブッシュの中ばかりだ・・・・・

1時近くになって冷たい風が吹いてくると、急に吸蜜モードに入った。
体温を冷やすようにしばらく休止。

その後は、1区画だけ早く咲き始めたスミレの群落に、代わりばんこに降りてくる。


5-6分の事だと思われるが良い感じで撮影できた。

羽化直後のヒメギフチョウの体毛がキラキラと光ってスミレの花に映えてとても綺麗だ。

明日は雨の予報。今度こそ休養しなくてはね・・・・・・
# by kmkurobe | 2012-04-21 14:58 | 生態写真 | Trackback | Comments(16)
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