日曜午後の歓喜!月曜正午の奇跡!

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夏休み期間は家族と過ごす時間が多くなるので、毎年この季節はなかなかブログの更新ができないでいる。
さて日曜の午後1時過ぎて、少しばかり時間ができた。どこへ行こうかと考えたが、先日ベニヒカゲも観察できたので、高地性のゴマシジミの発生地へ出かけてみた。
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例年に比べてやはり残雪の影響が大きいようで、笹もかなり低くコメツツジの花もまだチラホラとしか咲いていない。
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天気も薄日が差す程度なので、キマダラモドキの撮影に移動しようと、山を下り始めたとき、目の前のカライトソウにゴマシジミの雌が止まり、ドキドキしながらピントを合わせていると、すぐに産卵を始めた。
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約4分近く止まっていたようだが、写真を連続で見ていると、数カ所に渡って産卵行為をしているようだ。
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最後の産卵行動を終えた後、この腹端を上げたポーズでしばらく放心したように動かなかった。
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かなり腹端を花穂の中に押し込むようにして産卵していた。アップで花穂の撮影もしてみたが、どうやっても卵を観察する事ができなかった。ワレモコウだと表面から卵が見える場合があるのだが。
とにかくまだまだ植物も生えそろっていないこの環境でもう産卵が始まっているとは・・・・・
とにかく個体数が少ない。またまた心配の種が増えてしまった。
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他にもう1個体コメツツジで吸蜜していたが、すぐに見失ってしまった・・・・うーん残念・・・・・ピンボケだ・・・・・
黒くてヒメシジミよりも小さい雄ではなかったけど、今年もドキドキの出会いがあり嬉しい午後となった。

26日月曜日のお昼休み。仕事が早くきりがついたので30分ほど時間ができた。
といってもほんの近場でお散歩程度、同じ場所も芸がないのでいつもと違う里山的環境のマイポイントを覗いてみた。
ここはヒョウモン類や黒色アゲハが多く。そろそろ出始める夏型のミヤマカラスアゲハがねらい目だ。
最初に当地では本当に珍しいナミアゲハを見かけた。必死になって追いかけたが結局どこにも止まらず証拠写真も撮影できなかった・・・・・はっきりとアゲハの夏型と確認できたのは今回が初めてだ。

うーんなにか予感がするね・・・・・・

オカトラノオも盛りを過ぎてしまい、いつもはたくさん集まっているヒョウモン類もほとんど姿が見えない・・・・・・諦めて帰ろうとしたら、オオウラギンスジヒョウモンが交尾飛翔をしている。
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一度ロストしてため息をついていたら、足下から再び飛び上がりやや高い木に静止。
かなりの被写体ブレのなか何とかゲット。この種類の交尾を撮影するのは初めてなので、大汗をかきながらも満足してカメラをしまいだしていたら・・・・・・目の前の樹上をオレンジ色の蝶が・・・・・
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あららこれは・・・・・実はぼちぼちとこの蝶の撮影計画を色々と練っていたところで、つぎのお休みにはあちこちとロケハンに出かけるつもりだった。
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なんと地元にいたとはね・・・・・・こいつだけは毎年同じ場所で発生するので、これは私的には生涯の大発見。
まさかこんな所に発生地があるとは・・・・・
どなたか白馬で記録されている方いらっしゃったらコメントを下さい。
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これでもしもクロミドリシジミも観察できたらなんと村内に20種のゼフィルスが住んでいることになる。うーんこれは本当に嬉しいことだね。
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たまたま時間が空き、たまたま何時もあまり行かない場所へでかけ、帰ろうと思ったら交尾飛翔を発見し、見失ってもたもたしていたら、なんと目の前にムモンアカシジミが飛んでいた・・・・・
やはりこれは「月曜正午の奇跡」だね。
by kmkurobe | 2010-07-26 16:49 | 生態写真 | Comments(10)
Commented by HA at 2010-07-26 17:58 x
ゴマシジミは私も撮りに行きたい一つです。
今年こそはと思っているのですが。
そしてムモンアカシジミとは。環境がすばらしいですね。
うらやましいの一言です。
Commented by yoda-1 at 2010-07-26 18:17
ゴマシジミがあの日曜日にいたのですね。
大物を逃した気持ちになりました。
ムモンアカの新鮮個体がまぶしいです。
素晴らしい新発見、おめでとうございます。
Commented by 蝶山人 at 2010-07-26 18:26 x
蟻の巣二連弾ですね。
おめでとうございます。
こちらはキマルリとクロシジミ
撮影したのですが
残り三種今年はまだです。
ヒキオコシの開花は遅れ気味です。
Commented by 蝶狂人 at 2010-07-26 21:00 x
奇跡の主はムモンアカでしたか・・・・アオバかなスミナガシかな?とも思いましたがアオバは少し時期が遅いか?
ゴマシジミやベニヒカゲは他と違って早いようですね。
Commented by hirax2 at 2010-07-26 22:40
ゴマシジミの素晴らしい生態写真、感度的です。
きっと産卵って体力使うのでしょうね。ゴマ母さんお疲れ様です。
ムモンアカも美しい色ですね。たくさんのチョウ達が近くで見られて
本当に羨ましい限りの場所ですね。
Commented by kmkurobe at 2010-07-27 14:41
HA さん北信の一部にはまだゴマが残っている場所があるとか、オオゴマシジミをふくめてそちらも魅力溢れる蝶がいっぱいではありませんか。
Commented by kmkurobe at 2010-07-27 14:44
yoda-1さんムモンアカを扱ったNHKの番組では当地ではなく長野市を撮影場所に選んでました。当地にはクヌギがほとんど無いので諦めていましたが、こんな嬉しいことはありません。
やはり色々と脚でかせがないと見つからないものですね。
Commented by kmkurobe at 2010-07-27 14:49
蝶山人さんヒキオコシの蟻の巣蝶はしばらく延期してこちらを極めることに致します。
Commented by kmkurobe at 2010-07-27 14:51
蝶狂人さん長野市ではスミナガシ出ているようです。
こちらは8月にならないとだめなようです。もっとも極めて少ないですが。ムモンアカははでな蝶なのであちこち捜せばまだ見つかりそうですね。
Commented by kmkurobe at 2010-07-27 14:54
hirax2さんどうもです。この蝶暑いとやたら飛び回り、日が陰るとまったく見つかりません。アップダウンがあるので平地のゴマに比べると撮影は大変です。確かにここは蝶の種類が多いですね。
ただやはりポイント、時期をはずすとなにも撮影できません。やはりデータの積み重ねが大きいですね。最初はギフチョウでさえなかなか確実に撮影できる場所がわかりませんでした。
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