梅雨の晴れ間-クモガタヒョウモン他

昨晩はずいぶんと気温が下がり、思わず毛布を引っ張り出すような肌寒い夜になった。
先週うまく撮影できなかったクモガタヒョウモンの発生地へ向かう。気温が上がってからではとても敏感なので、到底撮影できないので8時前に現地到着。久しぶりに雲が切れてアルプスが姿を現した。
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左、鹿島槍、右五龍岳。
到着してしばらくは全くなにも飛んでいない。気温と言うより日照の問題だろう。8時を過ぎてだんだん斜面が明るくなってくると、最初にジャノメチョウの類が活動を始めた。
コジャノメとヒメウラナミジャノメ。
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15分過ぎになると、どこからともなく各種の蝶が、一番日当たりのいい小枝に集まってきた。
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このほかにウスバシロチョウやらルリシジミやら不思議な集団を作っていた。
斜面全体に光が回ってきたら、あちらこちらの灌木にクモガタヒョウモンが日光浴を始めた。
羽を閉じているときは裏面がうまく保護色になって全く気が付かなかったが、結構な数がいた。
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なんとかいい位置に回り込んで撮影。この周囲にも数頭いたのだが、この時点で敏感に反応して他の個体は梢高く飛び去ってしまった。

ヒメシジミは個体数がどんどんと増え、お昼休みに観察したときには羽化直後と思われる雌も2頭ほど混じっていた。
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本日の動画はヒメシジミ雌の吸蜜。

by kmkurobe | 2011-06-15 15:29 | 生態写真 | Comments(6)
Commented by 蝶山人 at 2011-06-15 16:19 x
都会で仕事していると
カエルや鳥の鳴き声も無く
ただうるさいばかり
動画から聞こえる音も
懐かしく感じます
ヒメ♀も表裏共に
地域変異有りますね?
普段見過ごしていた普通種も
きちんと撮れてなかった
Commented by yoda-1 at 2011-06-15 18:41
各種蝶もつかの間の晴れ間を思い切り楽しんで、気持ちよさそうですね。
クモガタ♂が羽化直のように見事です。
この地のヒメシジミもじっくり観察したくなりました。
Commented by himeoo27 at 2011-06-15 20:44
五竜岳の残雪もかなり減って後立山も初夏の装いですね!
これからゼフやヒョウモンチョウの仲間が次々に登場するので貴兄のブログから目が離せません。
Commented by kmkurobe at 2011-06-18 14:50
蝶山人さんこの時期ハルゼミが盛んに泣いています。エゾハルゼミが鳴き始めると、いよいよハイシーズンの始まりです。ヒメシジミここのしか見たことがありません。ただ7月終わりに発生する高地のものとは明らかに違いますね。
Commented by kmkurobe at 2011-06-18 14:51
yoda-1さんクモガタヒヨウモンは当地ではあっという間に夏眠に入ってしまうので貴重です。ヒメシジミは高地のものは7月下旬でも綺麗ですよ。
Commented by kmkurobe at 2011-06-18 14:52
himeoo27さんここへきてアルプスの残雪が一気に減った感じがします。ゼフの発生は来月になってしまうのかもしれませんね。
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