煙のでない玉手箱”1978”

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                                           147号松川橋より
火曜日までは本当に穏やかな好天が続いた。
多少早起きをして出かけては見たが、冷え込みがイマイチであまりいい風景には出会えなかった。
6時45分
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定点のカシワが随分色づいた。
8時45分
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部屋の模様替えをしているとあれもこれもやりたくなってしまう。
当地に住むようになって一度も明けたことがない衣装ケースを開けたら、古ぼけた工具箱が入っていた。

中には三角紙やらタトウやらがたくさん。
標本類はすべて実家に置いてきたつもりになっていたが、どうやら未整理の物を仕上げるつもりで荷物に入れたようだ。もっとも最後にピンを持ったのは、どれぐらい前だか見当も付かないが・・・・・・

データを見ると1978年とある。
オサムシフリークをしていた、マニアックな採り屋としては最晩年の頃の物だ・・・・・ひょっとして、今後復活するかもしれないが・・・・・・

そっとあけてみるとあらあら・・・・つづらの中から玉手箱が出てきたようだ!!!!!

煙は出なかったが、思い出が部屋中に広がっていった。

33年を経過した今、現地はいったいどうなって居るんだろうね・・・・・

最初に広げたタトウには殴り書きで追分峠とあった。
当時峠付近は未舗装で本当に自然が豊かだった。
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ここはそれほど収穫が無かったようだが、個体変異が随分あって本当に綺麗だね。

緑化が強い個体のアップ。北海道のオサムシは、今更ながら本当に美しい・・・・・
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マダニにたかられながら、原生林を歩き回ったあの頃が本当に懐かしい・・・・・

この贅沢な二段重ねには定山渓とある。
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今時はいったいどうなっているのだろう・・・・・健在だったらいいな・・・・・・

80年代に一度北海道を訪れた時、あまりにもあちらこちら公共工事ばかりで、愕然となったことが思い出される

慎重にそっと下を見るとこれかなり貴重なラベルの連続。
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とても気軽には開けないので、本日はここまで・・・・

うーんやはりこれはきちんと整理しないとね・・・・・

今日は9月に旅だった「黒部」の四十九日。
なんとかあちらに無事着けたんだろうかね。

銀鉛時代の思い出の一枚を。
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合掌
by kmkurobe | 2011-11-03 17:36 | 生態写真 | Comments(8)
Commented by himeoo27 at 2011-11-03 19:38
オサムシは、手塚治虫の名前の起源だったので注意して観察しています。チョウのように昼間飛び回ることがないので、極稀にしか出会えないのが寂しいですね!
Commented by kenken at 2011-11-03 23:25 x
うをっ!凄いぞ、凄いぞ!1978年のタトウが出てくるとは・・・
オサムシは、当時のままで、色褪せていない感じですね。こりゃえぇもんです。
1978年と言えば、私もいろんなところへ行っていたような記憶がありますが、北海道は行っていませんでしたわ。行っておくんだった・・・
もう四十九日なんですね、合掌。
Commented by kmkurobe at 2011-11-05 10:59
himeoo27さんオサムシを観察するのならばこれからがベスト。
冬の里山で「オサ堀」をするのもたのしいものですよ。
Commented by kmkurobe at 2011-11-05 11:01
kenkenさんこの頃はまだ開発が進んでいなくて、ほうぼうに美味しい場所がありました。随分あちらこちら走り回った物です。
当方が回収した直後有珠山が爆発。
オロフレ峠のオオルリオサはもはや幻となってしまったのでは無いでしょうかね。
次回おいでになるときは、こいつらもサカナにして飲りましょう・・・・・
Commented by 蝶山人 at 2011-11-05 18:22 x
ご無沙汰しています
臨床やら親戚の病気やらで
お伺いできずにいます
49日本当に早いものですね
墓前によろしくお伝え下さい

アイヌキンオサ見ていたら
岩手のヒメギフついでに掘りこした
キタマイマイ思い出しました
北の甲虫はなんでこんなにきれいなんでしょうか?
Commented by 虫林 at 2011-11-06 18:09 x
33年前の北海道の夏は、僕とすれ違ったかも知れませんね。夏は裏大雪の幌加を中心にカミキリムシの採集をしていました。知床でアイヌキンを拾いましたが、その美しさに驚愕した事をおぼえています。札幌近郊のオオルリオサは多分今では貴重なものだと思いますので、大事にされると良いとおもいます。標本にはその時の喜びが宿っていますね。
Commented by kmkurobe at 2011-11-19 13:35
蝶山人さんお元気ですか。さぞやお忙しい日々をお過ごしでしょうね。
当地のマイマイカブリは中型で胸部がやや青く光ります。北海道のは数はやたらたくさん居ましたが、黒緑に鈍く光る小型の個体であまり魅力を感じなかった気がします。
Commented by kmkurobe at 2011-11-19 13:37
虫林さん超亀レスでごめんなさい。あの頃の北海道ほんとうに良かったですね。羊蹄山の見える真狩で採集したオオルリオサは本当に綺麗でした。いまはどうなっているのですかね??
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