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赤と銀・・・・・開かず

「虫林花山の散歩道」の虫林さんが最新記事で東北のメスアカミドリシジミについて書かれている。
何でも舞い降りた5頭がすべて雌でそのうち3頭が開翅という。まことにうらやましい様子が書かれていた。
この時期一番親しいゼフィルスは何を隠そうメスアカミドリシジミだ。なにせ自宅の庭でテリを張っているくらいだから・・・・・
毎日の数頭は観察しているのに、この10年近くで雌の開翅には一度しかであったことがないし。それだけではなく、雌だと確認できたこともほとんど記憶にない。

昨日観察できた雌が蝶山人さんのご指摘に寄ればメスアカミドリシジミの雌!

今日こそはの意気込みでいつもの場所に出かけた。
うすいモヤがかかって良い感じだ。
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最初のうちはミズイロオナガシジミとさすがに擦れてきたアカシジミばかり。

5分ほどして銀色に輝く小型のゼフイルスが着地。今日もウラクロシジミ雄が出現。
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しかも段々と明るくなり期待はいよいよ膨らむ。

マークをして更に進むと、中型の雌が暗がりに降りてきた。
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雌雄は判別できなかったが、アイノミドリシジミかメスアカミドリシジミのようだ。

しばらくして草の上にはい出してきた。ようやく当たってきた朝日に、前翅の赤紋が透けて見える・・・・・・
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両者の距離約30㍍。

行ったり来たりしながら開翅を待っていた。
ウラクロシジミのほうはまったく動きがないので、メスアカミドリシジミの方に張り付く。

スリスリし始めたのでカメラを構えていると、鮮やかな赤紋を見せて舞い上がってしまった・・・・・・
残念・・・・・
ウラクロシジミの方に戻ったら、すでにもぬけのから・・・・・うまくいかないね・・・・・
あしたも再挑戦だねこりゃ・・・・・
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ほかにはウラゴマダラシジミが雌雄ともに活発に飛び回っていた。
今年は例年に比べてたくさん見かける。
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梢でテリを張っていたのは、多分ジヨウザンミドリシジミとだろう。

メスアカミドリシジミの雌は、雄がテリを張っている付近の暗い所に、静止または低く飛んでいるとか。
お昼休みにめを皿のようにして捜したがやはり発見できず。

今日も6-7頭の雄が飛び回り。まだまだきれいな個体が多い。

本日もインターバル撮影のトレーニング。
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やはりより近くへ寄った方がピントが合いやすいようだ。
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by kmkurobe | 2012-07-04 16:36 | 生態写真
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