はやアルプスは立秋?

a0071470_1551494.jpg
この10日ほどとにかく地元の天気が悪くて、やきもきしながらもプチ遠征を繰り返していた。
まだ未撮影の地元産クモマベニヒカゲを撮影するためには、ゴマシジミの発生初期にあたる時期に山を登らないといけない。
概ね2200㍍から2300㍍当たり。昨年までなら膝に故障を抱えていることもあり躊躇していたが、かなり回復した今年が天候不順とはなんとも巡り合わせが悪い。
林道終点に車を止めるとなんとベニヒカゲが静止していた・・・・・
a0071470_1554887.jpg

あららこりゃ例年より発生が10日は早い・・・・・・うーん山ゴマの最盛期は過ぎちゃったかな・・・・・
それでも周りを見ると、クガイソウやシャジンの花は美しく咲き、コヒョウモンの多くは綺麗な個体だった。
a0071470_1563630.jpg

さすがに夏休みともなると登山客が多くて、なかなかマイペースで登れない。
疲れてしまった同伴者を2000㍍付近に残して、狭い登山道をひたすら上る。
今年は北陸地方の梅雨明けが遅れているせいか、各種の花が一気に開花したようでほんとうに美しい。
a0071470_1561822.jpg

目的のクモマベニヒカゲらしき個体は2000㍍付近からちらほら見受けられたが、やせた登山道沿いでは全くのノーチャンス。
a0071470_1565780.jpg

このかなり急なお花畑で頑張っては見たが、遠くのアザミに止まったのはどうやらベニヒカゲのようだ・・・・・
a0071470_1573130.jpg

お花畑から突き出るように咲いているワレモコウやカライトソウに、この地域独特の真っ黒なゴマシジミが訪花していた。
a0071470_1575348.jpg

このあたりは亜種kazamotoと呼ばれているものの中でもhosonoi(多分八方の旧地名細野集落にちなんで名付けられたと思う)と呼ばれる超小型の個体群なのだが、この日観察できたのはほとんどが雌で、残念ながら今年はツバメシジミより小さい真っ黒な雄は撮影することができなかった。
a0071470_1582533.jpg

それでも腰が引けるような谷越え、アルプス背景で撮影できたのは初めてでうれしかった。
稜線が曇っていたのは残念だったけど・・・・・
同伴者から連絡がありお昼過ぎには下山にかかる、これはシナノコザクラかな?
正式名称ユキワリソウだそうです。訂正すると共にご指摘いただいたM'sさんありがとうございました。
a0071470_158502.jpg

期待していた4-500㍍下った発生地でもほとんどが擦れた雌ばかり。
a0071470_15101122.jpg
a0071470_15103343.jpg

コメツツジはかなり傷んでいるので、前月20日過ぎには多分発生していたのだろう。
a0071470_15105259.jpg
a0071470_1511742.jpg

最後に出会った個体はカライトソウに産卵を繰り返して、さらに半開翅も披露してくれた。
a0071470_15113390.jpg

寂しいけど今年の秋はもうすぐそこまで来ているようだね・・・・・
a0071470_15122049.jpg

by kmkurobe | 2013-08-05 15:12 | 生態写真 | Comments(14)
Commented by cactuss at 2013-08-05 19:39
これが山ゴマですね。一度は見に行きたいと思っています。
そちらのクモマベニヒカゲは個体数が少ないのでしょうか。
小生、クモマベニヒカゲとは相性が悪いので、数回しか見たことがありません。
Commented by 蝶山人 at 2013-08-05 20:01 x
ご一緒出来ず残念です。
山ゴマの季節は
カライトソウまだ蕾ですね?
難しいですがまた挑戦したいです。
Commented by otto-N at 2013-08-05 20:55 x
私が訪れたときは、まだコメツツジは咲いていなかったと思います。
天気もパッとせず、1か所に留まって探したわけではありませんが、山ゴマらしきものは見ませんでした。
この10日間で発生したようですね。
(ベニヒカゲが出たらもうすぐ秋。北海道育ちなので気持ちわかります)
Commented by himeoo27 at 2013-08-05 21:18
山ゴマは渋くて素敵ですね!
尾根を散歩しながら来年は探してみたいです。
Commented by hirax2 at 2013-08-05 21:54
ワレモコウでの広角写真は雰囲気がよいですね。やっぱり初秋を感じます。
平地のゴマはこれからですがまだまだ暑い日差しのワレモコウに乗った
ゴマシジミを撮りたくなりました。
Commented by たにつち at 2013-08-06 00:42 x
アルプスバックのhosonoi素晴らしいですね!至近から撮るチャンスもたくさんのようで、うらやましいです。
クモマベニは、惜しかったですが、それに代わる成果は十分にあったのではないでしょうか。
今年の発生は早かったのですね、不順の夏の影響は読めないです。
Commented by kmkurobe at 2013-08-06 11:52
cactuss さん時期的には7月半ば過ぎ、ベニヒカゲに比べると随分すくないですね。40年前は標高の低いところにも居たのですが、最近は尾根筋まで上がらないと会えなくなりました。
Commented by kmkurobe at 2013-08-06 11:53
蝶山人さんまたの機会は是非ご一緒いたしましょう。
やはりカライトソウが蕾の時期でないと遅いような気がします。今年はすでにきれいに咲いていました。
Commented by kmkurobe at 2013-08-06 11:54
otto-Nさんコメツツジの様子を見ると一気に発生したのかもしれませんね。それにしては擦れた雌が多かったことが気になります。ただ随分高い場所でも分布していたので安心しました。
Commented by kmkurobe at 2013-08-06 11:55
himeoo27 さんこの時期になると登山客でいっぱい・・・・なかなかポジションが撮れずに大変でした。
Commented by kmkurobe at 2013-08-06 11:56
hirax2 さん今年はワレモコウも一気に咲き始めたようです。
ベニヒカゲも飛び始め、ちょっと寂しい季節が始まりました。
Commented by kmkurobe at 2013-08-06 11:57
たにつち さん今年は本当に読めない年になってしまいました。
何処まで分布しているのかわかりませんが、2400くらいまではいるようですね。
Commented by m・s at 2013-08-06 11:59 x
始めまして。いつも楽しく拝見している白馬在住者です。
貴ブログの中のシナノコザクラかな? は正式名称ユキワリソウです。
シナノコザクラは白馬にはありません。
コメツツジは正式にはオオコメツツジかな?
Commented by kmkurobe at 2013-08-06 15:49 x
m・s さんありがとうございました。さっそく訂正させていただきました。
今後ともよろしくおねがいします。
<< 赤いベレー帽とモコモコのスパッツ 2013年ゼフィルス詳報-ハヤ... >>