2014年ゼフィルス最盛期-カシワ林の住人達

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何処のカシワの林でも、ハヤシミドリシジミが真っ先に飛び始める。雌が出始めた頃にやっとウラジロミドリシジミやウラミスジシジミが登場する。
ウスイロオナガシジミはカシワの全くないところでも観察できるので、他の種類に比べて、カシワには依存していないのだろう。

ほかにはエゾミドリシジミ、アカシジミ、ミズイロオナガシジミが記録されているが、なぜか他であれほど数が多いジョウザンミドリシジミが見つからない。
居ないことは無いと思うが、カシワの林は彼らにとって、住み心地が悪いのかもしれない。

ハヤシミドリシジミは夕刻に活動のピークを迎えると言われているが、朝方も短い活動時間があるようだ。
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朝日に輝くとエメラルドの様に輝いて、確かにミドリシジミだ。
学名ではウルトラマリンにちなんでつけられているようだ。
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これはフェルメール・ブルーとも言われているので、本来はもっと暗い青色のはずなのだが。
光の当たらない場所か室内で標本を見て命名されたのかな?
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これは以前、ドピーカンの日に自分の影にいれて撮影した個体。
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曇りの日はこの色はでない気がする。
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雌はかなり赤紋が発達したA型が2割くらいでほとんどがO型。
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雌の裏面の赤紋は朱色がかって味わいがあるね。
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ウラジロミドリシジミは「ちっこくて丸っこい」本当にかわいらしいゼフィルスだ。
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ファボニウスは皆その傾向が有るのだが、雄の複眼が大きく見えてことさらにかわいく見える。

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こちらはサファイアにちなんだ命名がされているようだが、まさしく森の「サファイア」だね。
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今年も綺麗な開翅を見せてくれた。
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ここで見る限り雌はO型ばかり。
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ウラミスジシジミは今のところあまり個体数は多くない。
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もっとも今年はあまり広範囲に探索していないせいかも・・・・・
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「念力」効果なく今年は今のところ翅表は見せてくれていない・・・・・
by kmkurobe | 2014-07-11 14:05 | 生態写真 | Comments(2)
Commented by fanseab at 2014-07-12 21:05
この手の輝きの撮影は今シーズン、ほぼ封印しましたので、撮影した気分で羨ましく拝見させて頂きました。ジョウザンがいないのは恐らくカシワが疎林的な環境だからだと思います。小生の見立てではブナ科食樹がもう少し密集して生え、日陰部分が多い場所を好むような気がします。実際にcactussさんがアップされた北海道のカシワ密集林ではハヤシ・ウラジロと同所でジョウザンも観察されております。
それにしても2枚目の丸坊主状態のカシワは、マイマイガの仕業でしょうか?
Commented by kmkurobe at 2014-07-13 18:34
fanseabさんマイマイガは先週までススキの葉1枚に一頭ずつ止まっていて、数回に一度は体のどこかにくっついてました・・・・・・
まあマダニやヒルなら絶対にいかなかったと思います。
自宅の近くはコナラにカシワが混じる構成ですが、両方が観察できます。ジョウザンミドリはカシワ系よりもやや早く発生はしているようですが。
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