キンキラキン!!!

a0071470_18264422.jpg

予報通りに薄暗い夜明けになった。それでもアルプスはなんとか見えていた。
昨晩「ネイチャーKENDAMARの歳時記 」のKENDAMARさんと打ち合わせたのは南下。
比較的、天気の崩れが遅れそうな安曇野方面を予定していた。

諸般の事情で合流が遅れて、とりあえず近場で探索をしてみることにした。
7時過ぎ探索開始。
自宅の周囲はメスアカミドリシジミが発生してから3週間以上が経ち、ゼフィルスも雌の姿が目立つようになってきた。
たぶん最後に発生してきたはずのウラジロミドリシジミが昨日に続いて、クマザサの上に降りていた。
a0071470_18271517.jpg

そこそこ明るくなってきたので、いい感じで撮影できた。
これは昨日強烈な朝日の中での開翅。
a0071470_18273742.jpg
a0071470_1827264.jpg
ー補正したり、自分の影に入れたりして撮影。

たった一頭しか観察できなかったが、十二分に楽しむことができた。

さて今年の懸案事項はウラキンシジミの撮影。
もともと当地では広く分布はしているものの、「きわめて薄い」分布をしている。
1シーズンに数回出会うのがやっとで、未だに複数同時に観察できたことがない。

食樹のアオダモはあちらこちらで目につくのだが・・・・・
このまま南下しようかと思ったが、どうにもウラキンシジミが引っかかって、一昨年撮影できた谷へ入ってみた。
なぜか夕方のようにアカシジミやウラクロシジミが目についた。

撮影はできなかったが、これならばウラクロシジミが撮影できるかもしれないということになり、
先日の林道に急行。
現地につくとなぜかここもアカシジミがやたらと目につき、なにか異様な雰囲気で、多くのゼフィルスが飛んでいる。
a0071470_18281564.jpg


緑系(多分ジョウザンミドリ)も多数卍飛翔をしているし、お目当てのウラクロシジミも飛んでいた。
なぜかいつもたくさん飛んでいる、ヒョウモン類やシジミ類などはほとんど見られない。

カメラの用意もままならないうちに、ウラクロシジミの雌が低いところに止まった。
a0071470_18283570.jpg

しばらく見ていたらなんとV字開翅!!!
a0071470_18284545.jpg

やや擦れた個体だったが雌の開翅は初めて撮影できたのでうれしい。

さてこんどは銀色の雄をゲットしようと思っていた矢先、金色の小さな蝶ががひらひらと低く飛んで目の上に静止。
a0071470_18291018.jpg

この10日ほど通い詰めても全く空振りで、すっかりあきらめていた地元ウラキンシジミをゲット!!!!!
交代してKENDAMARさんが撮影していた時、なんとの別の個体が目の前で吸水している。
a0071470_18292577.jpg

二人で大騒ぎしていたら、周囲にもほかに数頭のウラキンシジミが静止していた。
どう考えても、4-5頭以上。なぜかすべて雌?
沢沿いの葦や低木に静止しているのがあちこちに見られる・・・・・

二人して、とにかく夢中で激写!!!!!
a0071470_18303092.jpg
a0071470_1830215.jpg
a0071470_18301089.jpg
a0071470_1830021.jpg
a0071470_18295266.jpg
a0071470_18294557.jpg
a0071470_18293957.jpg

ふと気がつくとあれほどたくさん飛んでいた蝶がほとんど見られなくなっている。
調べてみると8時半頃到着で9時前にはほとんどのゼフィルスたちは姿を消していた。
それとともに10分ほどで雨脚が強くなってきた。

「自然の摂理」というのは何とも不思議なもんだね。
a0071470_18305078.jpg

今から考えても本当に不思議な半時間だった。
by kmkurobe | 2014-07-13 18:30 | 生態写真 | Comments(10)
Commented by maximiechan at 2014-07-13 22:07
ウラキンの明るい金色は素晴らしいですね。
是非見てみたい蝶です。
何匹もいたなんて羨ましい限りです。
Commented by fumie at 2014-07-14 10:35 x
まずは、念願の地元産ウラキンゲット、おめでとうございます。
複数頭との出会いとは、何とも素晴らしいです!!
低位置でのウラクロ雌の開翅撮影も羨ましい限りですし、
↓ハヤシミドリ、ウラジロミドリ、雄雌とも翅色に惚れ惚れしますね。
狙った色を出すのは難しいですもんね・・。
わたしの場合、今年はウラミスジとの出会いもないまま終わってしまうかな・・とちょっぴり淋しく感じています。
Commented by 虫林 at 2014-07-15 01:44 x
不思議なウラキン♀タイムでしたね。ウラキンの♀は本当に綺麗です。
さらに、ウラクロ♀開翅とは短時間ですが、エキサイティングです。
素晴らしい!
Commented by kenken at 2014-07-15 07:14 x
良い色出てますなぁ~明るい系統の個体群ですね。
こちら、地元でもウラキンはいるのですが、地上近くに降りているシーンにはなかなか出逢いませんわぁ。
ウラクロ♀もなんとも趣のある開翅でございます。
Commented by H.A. at 2014-07-15 11:07 x
相変わらず、目の保養的な写真が満載で、素晴らしすぎです。
やはり早起きは得するようですので、私もいろいろ見つけたいと思いました。
Commented by kmkurobe at 2014-07-16 11:23
maximiechan さんこの蝶とウスイロオナガは毎年会うことはできるのですが、狙って撮影できたことはありません。
この後毎日通いましたが、カスリもしませんでした。
来年の課題が多く残りましたね・・・・
Commented by kmkurobe at 2014-07-16 11:24
fumie さん先日ご一緒した場所です。
あの日もたくさんのゼフが居ましたが、この日の30分は本当に不思議なひとときでした。
Commented by kmkurobe at 2014-07-16 11:25
虫林さんやはりあの場所は色々な蝶が集まる場所のようです。
来年も期待したいですね。
Commented by kmkurobe at 2014-07-16 11:28
kenken さん毎度です。
ウラキンシジミの生態はよくわかりませんね。
他のゼフ探索の途中でたまに出会う事があるだけで、狙って撮影はできませんでした。
この後毎日通いましたが、まったくカスリもせず、他の蝶もいない日が続きました。この道はやはり深いですね・・・・
まだまだ来年のために探索をしないといけませんねえ。
Commented by kmkurobe at 2014-07-16 11:29
H.Aさん基本的に少ない時間で、近場を毎日をモットーにしています。こつこつ見回るとチャンスも多いですね。
<< 平地の蝶はいよいよラストステージ 2014年ゼフィルス最盛期-カ... >>