2014年ゼフィルス最盛期-コナラ・ミズナラ林の住人達

a0071470_2183360.jpg

ゼフのシーズンもあっという間に過ぎ去った。
ここ数日ミドリシジミの発生も始まり、いよいよ最終盤だ。
後はムモンアカシジミとオナガシジミを残すのみ。今年も安曇野産19種は撮影できそうかな。
さてジョウザンミドリシジミは当地では最も個体数が多く、テリハリの位置もおおむね低いため撮影しやすい。
ところが雌はなかなか撮影できなかった。
a0071470_2193094.jpg

「雄がテリトリーを張っている近くの、やや暗い場所に雌がいることが多い」とかいわれているが・・・・・・
ジョウザンミドリシジミの雌は雄に比べて、かなり翅裏の色が濃い。
a0071470_21102881.jpg
a0071470_21102146.jpg


雄は涼しいときはかなり遅くまで活動しているが、気温が高いとすぐ羽を閉じてしまう。
a0071470_21113250.jpg
a0071470_21112522.jpg
a0071470_21111732.jpg
a0071470_2111958.jpg


エゾミドリシジミは午後2時以降に活発になるようだ。これまでほとんど朝方しかゼフの撮影に行かなかったので、
ほとんど撮影する機会がなかった。

昨年に続いて、今年も継続して夕方まだ観察していた。

ジヨウザンミドリシジミは10時くらいには活動が終わる14時くらいまでは静かな時間帯で、
その後ウラクロシジミとともにかなり薄暗くなるまで活動していた。
a0071470_21122627.jpg

光線が弱い時間帯なので、リモート撮影をすると独特の青白い緑色に光って美しい。
a0071470_21125377.jpg
a0071470_21124664.jpg

どちらかというと地味なイメージを持っていたゼフィルスだったが、この種類の良さを再認識した気がする。
a0071470_2113975.jpg

朝方に地表に降りて吸水していることが、ほかのゼフィルスに比べると観察できる機会が多いような気がする。
a0071470_21132577.jpg


ウスイロオナガシジミは毎年観察できているが、当地では狙って撮影できる種類ではない。
カシワの林に多いといわれているが、こちらではむしろコナラ・ミズナラの林で出会うことが多い。
a0071470_21163698.jpg
a0071470_21163097.jpg
a0071470_21162369.jpg

今年も何とか数回のみチャンスがあった。

さておもしろいカミキリが自宅の庭で撮影できた。
エゾナガヒゲカミキリタテジマカミキリでした。
虫林さんありがとうございました。
いくら何でもこいつはいるはずがないと思ってました。常緑樹が食樹ですものね。

a0071470_20593864.jpg
a0071470_20592982.jpg

「鳥の糞」に擬態をしているといわれているが、アンテナをまっすくに一直線にすると
まったくカミキリとは思えないカモフラージュを行う。
まさか長野県で撮影できるとは思いもしなかったので、元熱烈な「カミキリ屋」だった私は手が震えてなかなか撮影できなかった。もしもタテジマカミキリと知っていたら、頭に血が上っていたでしょうね。
ニガキを食樹といわれているが、クワでも発生するようなので、当家のヤマグワを食樹としてるのかもしれない。
こちらはシラフヒゲナガカミキリ。
a0071470_213534.jpg
普通種ではあるが、綺麗な模様で昔から大好きなカミキリムシだ。
by kmkurobe | 2014-07-23 21:00 | 生態写真 | Comments(8)
Commented at 2014-07-24 06:14 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by kmkurobe at 2014-07-24 18:14
虫林さんありがとうございます。私も驚きました。実はこのカミキリ貴殿がお帰りになった後で、網戸に止まっていたのを見つけたものです。
カクレミノもヤツデもあるはずがないので本当に不思議ですね。
Commented by fanseab at 2014-07-24 21:25
タテジマは越冬態を見たくて、結構神奈川県で探索しましたが、未だ撮影できていません。植栽としてカクレミノ等に付いて移植されてきたのでしょうか?それとも安曇野のような寒冷地でも定住できるのですかね?
Commented by kenken at 2014-07-25 22:34 x
なるほど、元?甲虫屋の小生には、とても参考になるお話です。
蝶撮影に出かけていても、ついつい甲虫にもカメラを向けますもんね。
Commented by ぽんぽこ at 2014-07-26 00:25 x
タテジマですが、メインがカクレミノと言われていますが越冬体が見つかりやすいのでそういわれているの様な感じがします。
実は我が家(標高1300mの極寒地)でもみられます。 ただし樹外越冬は見られず、実験的に樹外越冬をしている個体を放置すると寒さで死にます。 たぶん幼虫や蛹での樹内越冬をしている感じがします。
タテジマはウコギ科を食べますので当地ではヒメウコギとハリギリから成虫を採集しています。 甲府周辺ではウコギでの樹外越冬個体を採集しました。 白馬は雪も多く気温もそれほど下がらないので生息しているはずです。 【ぽん!】
Commented by kmkurobe at 2014-08-04 11:41
fanseab さん越冬形態が違うのでしょうね。コシアブラやハリギリはたくさんあるので来年は楽しみです。
Commented by kmkurobe at 2014-08-04 11:43
kenken さん毎度です。まさにその通り。顕微鏡モードのあるTG3でこれからは甲虫に気合いを入れようかと思っています。
Commented by kmkurobe at 2014-08-04 11:44
ぽんぽこさん先日はお電話ありがとうございました。まさか彼の地で会話までしているのに・・・・・・
いやいやいとしは取りたくないですね。
また宜しくお願いします。
参考になるご意見ありがとうございました。
<< 2014年ゼフィルス最終盤 久しぶりの遠征-「ルイ・ヴィト... >>