今年も蟻と蝶の物語

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里山もすっかり秋めいて、「秋の七草」があちらこちらで咲き始めた。
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ナデシコ
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キキョウ
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オミナエシ
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ススキ
山里の蕎麦の花も咲きそろい、空の色も何となく落ち着いて来たような。
今年の8月上旬はとにかく高温で、当家の周辺も「避暑地」の看板はあっさり脱ぎ捨てたような気候になった。
今年の虫類の不作はやはり継続しているようで、蝶ばかりではなく、蝉も蜂も例年に比べてずいぶん少ない。
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夏期間は早朝のリフトが運転しているので、久しぶりに仕事前の撮影会。1800メートルまで登ってみた。
いつもと同じ風景の中ここでも同様の傾向で、季節進行は速く進み、個体数も少ない。
例年なら多数飛び回っているクロヒカゲやコヒョウモン、ヒメシジミなどもほとんど見られなかった・・・・・・
それでも何とか2頭ほど確認。かなりスレていて、発生は7月下旬には始まっていたようだ・・・・・
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おかしい・・・・・・
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カライトソウがこんな状態。これでは最終盤ということになってとまう・・・・・

再挑戦する気力もなくなり、こんどは里山の発生地を訪ねてみた。
ここは8月上旬頃からの発生かな・・・・・
1回目前回のブログのように2頭のみ。出始め。
2回目とにかく暑くて、全く開かない。翅表がかなり青い個体も混ざっているのに堅く閉じたまま・・・・・・
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吸蜜、産卵は特に気温とは関係なく盛んに活動していた。
3回目さらに暑くて、飛び回るばかり・・・・・前日からの高温で「結露」した個体があちらこちらに。
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ウォーム・アップ無しでいきなり活動し始めた・・・・・あらら・・・・・
4回目雨上がりの薄日が差すという好条件。朝方のウォーム・アップ時あちらこちらで開翅。
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くじ運悪く黒い個体ばかり・・・・・・・時間切れ寸前で青い雌が開いてくれた
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5回目に訪れたときにはワレモコウはほぼ満開。
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10日ほどで今年のシーズンは終わってしまったようだ・・・・・
このときワレモコウの茎にたくさんのアブラムシとアリがたかっていた。
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その密集地帯の中に、こんな幼虫がいかにもアリに世話をされている感じで静止していた。これは何だろう・・・・・・
蟻と深く関わりを持つシジミチョウの生態は本当に興味深くて、来シーズンはどんなシーンを見せてくれるか今から待ち遠しいもんだね。
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by kmkurobe | 2015-08-17 21:59 | 生態写真 | Comments(2)
Commented by 蝶山人 at 2015-08-18 12:18 x
やっぱり蟻の巣系はいいな
毎年カライトソウの頃は
小さなクロゴマ終わりですね
でも特徴ある集団なので
魅力です

青いゴマも曇りの方が開きますね
Commented by kmkurobe at 2015-08-25 21:32
蝶山人さんいつもコメントありがとうございます。
今年の山ゴマは差年の発生が嘘のように不作でした。
地元のムモンアカも全く姿を見せませんでした。
来年にきたいですね。
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