安曇野秋ジャコウ???

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以前から注目している安曇野産ジャコウアゲハ。草刈りや農薬散布などを乗り越えて、今年も5月中旬の第1化。
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7月中旬には第2化と安定して発生している。
とにかくかなりレアであることは間違いない。
どこからやってきたのかわからないが、近くにこれだけの安定した発生地は聞いたことがない。
アルプスを見渡す棚田の一角に奇跡のようにウマノスズクサが群生して、個体数もかなりなものだ。
てっきり年2回の発生だと思っていたのだが、知人のブログには夜間に群れをなして休息している雄が撮影されていた。
たまたま出張前に時間ができたので訪ねてみた。
市街地の外れに車を止め、結構きつい勾配を登っていく。
棚田の稲穂も色づいてきて、クズの花が咲き始めていた。
確かに何頭かのジャコウアゲハが飛んでいた、かなり綺麗な個体が多い。
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この雄などはほとんど無傷でこれが撮影できただけでもうれしい。
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雌も発生を始めていて、あちらこちらで産卵行動が見受けられた。
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びっくりしたのはすべてのステージが観察できたことだ。
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卵はあちらこちらに産卵されていたが、若齢幼虫は見つからなかった。
終齢幼虫があちらこちらを歩き回っていた
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。ジャコウアゲハの場合、蛹化の場所を探して数十㍍移動することもまれではないらしい。
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前蛹もあちらこちらで見られた。
蛹はまだ柔らかいものから、しっかりしたものまで観察できた。
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 だいたい50日弱で1サイクルと考えると、まあ年3化もあり得ないことかもしれないが・・・・・・
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成長が遅れた第2世代の第2陣がまとまって発生したとも考えられるのではないかな・・・・・・・

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by kmkurobe | 2015-08-28 23:26 | 安曇野 | Comments(6)
Commented by 虫林 at 2015-09-03 18:53 x
ジャコウアゲハの雄雌、フルステージの素晴らしいしゃしんですね。ジャコウというとどちらかというと南、低地のイメージですが、そちらには多いのですね。
黄色く色づいた稲田バックの雄は秀逸です。
Commented by ダンダラ at 2015-09-06 15:58 x
こちらでもここに来てジャコウアゲハがよく見られるようになりました。
比較的新鮮な雄から、飛び古した雌まで見られますが、昨年の記録などを見ると今が産卵の時期かな。
そちらでは、幼虫や蛹まで見られるのですね。
個体数の消長などの記録があれば化性についてもわかるかもしれませんね。
Commented by himeoo27 at 2015-09-13 16:51
ジャコウアゲハ雌の翅の色合い大好きです。
上から2コマ目の写真に気持ちだけ1票差し
上げます。
Commented by kmkurobe at 2015-09-18 15:07
虫林さんご無沙汰してます・・・・
おっしゃるとおりジャコウアゲハは寒い此方ではかなりレアだと思います。特にここは何年も続けて発生している希有の場所だと思ってます。しかもシチュエーションはどちらをむいても最高ですからね。
Commented by kmkurobe at 2015-09-18 15:10
ダンダラさん基本的にこちらは5月と7月の年2化だと思っていました。第3化なのかそれとも越冬するはずの蛹が羽化したのかはわかりませんが、この時産み付けられた卵は暖かい年でも、蛹化できるぎりぎりの時期だと思います。
Commented by kmkurobe at 2015-09-18 15:11
himeoo27さんありがとうございます。ジャコウアゲハは下草の中をぬうように飛ぶので直ぐに痛んでしまいます。この時は運良く綺麗な雌雄を見つけることができました。
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