オオミドリシジミをリモートで撮影今年もゼフィルスの季節がやってきた。ただ自宅の近くは海抜が800メートル近くあるので、もう少しだけ暇な時間が続く。 例年緑系のゼフィルスは姫川最下流付近のオオミドリシジミで撮影を開始している。このあたりはすっかり夏になっていた。 田圃の稲も水面が見えないほど生育している。 通いなれた林道では8時半頃からいつもの場所で数頭がテリを張り始めていた。 今回も相方のKENDAMAR氏とコンビを組む。効率の良いゼフィルスの撮影にはとにかく息のあったパートナーが何より肝心だね。 これがKENDAMAR氏の2016年バージョン。TG-4をスマホで操作するようだ。 ご覧のようにテリ張り中のゼフはほとんどカメラを気にしない。 当方はカメラをEPL-5からEPL-7へグレードアップした以外、昨年までと装備に変更はない。ただこれによりモニターの可動域が画期的に広がったので、撮影可能なポジションもより得やすくなった。 まずは70-300G+α77で撮影してみた。 最高のポジションに降りてきたが、やはり90%以上が待ち時間。 リモート撮影なら、極端な逆光以外は3メートル以内なら待ち時間は無し。 どんどんとスケジュールが消化できる。 最初のポジションはカメラの位置を蝶より向こうに出さないと4枚光らない。 無理をして蝶の前方10㎝くらい出すと角度をつければ4枚光る。 ほぼ同じ位置でも蝶より手前では後翅が光ってくれない・・・・・ オオミドリシジミは他のゼフに比べて反射が強くて、とにかく調整が大変今回も-1.0位まで落とせば良かったようだ。 リモート撮影では低い位置でも樹木に触ってしまうような場合も威力を発揮する。 これは思い切り近づいてみた。 だんだん慣れてきたので、色々な位置で撮影してみた。 地元に帰ると平地性のアサマシジミが雌雄とも発生していた。 これは意識して逆光で撮影。 この雌は前翅まで赤紋が発達していて良い感じ。 いよいよハイシーズン本番。がんばらなきゃね・・・・
by kmkurobe
| 2016-06-13 16:27
| 生態写真
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