つかの間の日差しにコヒョウモンモドキ

わが家の犬が昨日から入院。
無事手術も終わって様子を見に行った。元気そうな姿に安心して診療所をでる。
朝からどんよりしていた空が9時半頃から薄明かりが射してきた。
せっかくなのですぐ近くの高原に登ってみる。
ここは安曇野を挟んでアルプスの反対側に連なる1000メートルの低山帯で。正面に見える有明山がことのほか美しい。
入り口から頂上に向かって車を走らせると、小さな赤い蝶が見える。かなりのスピードで飛んでいたのでてっきりウラナミアカかと思ったら。コヒョウモンモドキだった。
びっくりして車を止めたが、風に乗ってあっというまにどこかへ行ってしまった。

すぐ横の日だまりに緑系のゼフがテリトリーを張っていて、うまい具合に下に降りてきてくれた。
多分ジョウザンミドリだと思う。このあたりではもっとも個体数が多いようだ。
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思い切り近づいて撮ってみた。なんとか一枚だけゲット。
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すぐ近くのキャンプ場に降りてみる。アイノとウラゴマダラがかなりたくさん飛んでいるがどうしてもとまってくれなかった。
かなり新鮮なアカシジミも観察できたので、どうやら遅れていたのが一気に発生したようだ。

キャンプ場のトイレに近づくとキバネセセリが20頭くらい吸水している。
もうちょっといいシチュエーションで撮りたかったが・・・・・
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しばらくして最初にコヒョウモンモドキを見かけた反対側の空き地を捜してみた。
ここはウラギンスジ、ミドリ、ウラギン、の各ヒョウモン。ヒオドシやテングチョウなどたくさん集まっているが敏感でなかなか撮影できない。
やっと吸蜜しているメスグロヒョウモンに近づくことができた。
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車に戻ろうとしてフト見ると、羽化直後と思われるコヒョウモンモドキが草の上に止まっていた。
なかなかタイミングがとれなくて苦労する。少し薄暗くなって手ぶれが気になる。
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道路上にべったりと止まって動かなくなった。アップもワイドも撮影できたが、なんとかクガイソウで吸蜜している写真が撮りたかった・・・・・
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できたらもう一度挑戦したいが、愛犬の退院も近いのでまた来年かな・・・・

コヒョウモンモドキは20年前にはこのあたりの湿原のある高原やスキー場にはどこでも観察できた。ここ数年クガイソウは咲いているのにめっきり数が減ったと地元の愛好家はみなそう感じているようだ。
30年前の三城では何十もの個体が吸水していたが、いまでもいるのだろうか?

ヴィーナス・ラインもなにもない遠い昔話かな・・・・
by kmkurobe | 2006-07-06 18:37 | | Comments(11)
Commented by 蝶と里山の浪漫紀行 at 2006-07-06 21:15 x
こんばんは、コヒョウモンモドキ、いいですね。早く撮りたい蝶です。
今度の日曜、天気が悪そうです。もし晴れ間がのぞくようなら湯ノ丸に行ってみようと思っています。
キバネセセリは宮城では泉ケ岳で採集記録が残っている珍種です。長野にきて何気ない場所で撮れたときは感動しました。セセリの顔はぬいぐるみのように可愛くていいですね。
ウラゴマダラ、発生したら教えてください。12日は午前は休みなので早出で白馬に行き、昼までに戻って午後の勤務につこうと考えています。
Commented by ヘムレン at 2006-07-06 21:15 x
やっとゼフもピークですね。。コヒョウモンモドキの発生と重なります。先日は一緒にいた友人がテニスコート下でアイノの写真を撮ってくれました。ジョウザンは先日見れなかったので安心しました。。ところで、ここいらのコヒョウモンモドキって大きいと思いませんか。昔、毎年大きさを計って比べたいと思っていたのですが、達成できませんでした。高ボッチのコヒョウモンモドキと比べると倍近く大きいような気がしています。コヒョウモンモドキは、そのあたりから鷹狩山の山頂にかけて広く生息していますね。
Commented by kmkurobe at 2006-07-06 21:42
ウラゴマダラは安曇野も白馬も発生していました。アサマも最盛期になりました。
キバネはいつもトイレの近くばかりでどうもいい写真がとれません。
Commented by kmkurobe at 2006-07-06 21:49
ヘムレンさんどうもです。確かに鷹狩山の湿地付近も発生していますね。昔は鹿島にも青木にもいたのですが、このところとんと姿が見られません。
確かにこちらで初めて見たときは大きいと思いました。
それまで三城のしか見たことが無かったので。
三城のは多分高ボッチとは同じ系統でしょうね。

アイノはキャンプ場の池の周りが低いところに来るのですが、今日は出発が遅くなったので、撮影できませんでした。
びっくりしたのはウラゴマダラが多いこととあまりにも活発に飛んでいることでした。どちらかといえばゼフの中では不活発の方だと思ってましたが。
オオムラサキはいつも飛んではいるのですが、今回もまったくチャンスはありませんでした。あまり個体数は多くないようですね。
まあ白馬にはエノキはありませんが・・・・・
Commented at 2006-07-07 00:21 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by maeda at 2006-07-07 06:07 x
長野各地で見る機会が有りましたが、沢山飛んでいたという感じでは有りませんでした。
私には初めてのモドキでわくわくしたものです。
不本意かもしれませんが最後の写真が私の好みです。
こんなのを狙っています。
Commented by chochoensis at 2006-07-07 06:44
kmkurobeさん、コヒョウモンモドキ懐かしいですね、もう発生しているのですか・・・綺麗に撮影されていて素晴らしいです・・・。
Commented by kmkurobe at 2006-07-07 19:16
ヘムレンさんいろいろありがとうございます。今度こちらにお見えになったときはぜひご一緒させてください。
ほとんど犀川に近いところですね。
浪漫紀行のFMさんが犀川沿いのごく小さなポイントにオオムラサキが多数飛んでいたと書いたら。それを見て他府県から採集にきていたそうなんで。私もこれから具体的地名はさらにぼかして書きます。
Commented by kmkurobe at 2006-07-07 19:50
maedaさんコメントありがとうございます。最後の写真は人工物がバックに入ってしまったのが残念でした。
私もこのような構図はすきです。
Commented by kmkurobe at 2006-07-07 19:51
愛野緑さんありがとうございます。訂正いたしました。
Commented by kmkurobe at 2006-07-07 19:53
chochoensisさんありがとうございます。美ヶ原や木曽駒ではもう少し襲いようです。ここは標高が低く雪もほとんど積もりません。
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