雨降りネタその参-ゴマシジミ(北アルプス北部)17日修正追加

今日も雨、雨、雨・・・・・・
我慢しきれず100㎞ほど走っては見たが、CFカード一枚買うためにただ走るのみの一日だった。

この雨が上がるといっきに夏になるのであろう。ゼフも雌の時期になりそうだ。

そろそろ夏物の蝶の季節になる。

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夏の白馬を代表する蝶は高山蝶を除けばゴマシジミではないかと思う。

いまでも亜種名が使われているかどうかわから無いが、同じ長野県でもまるで違った様子をしている。

とにかく真っ黒けで小さい。ほとんどすりきれたヒメシジミとしか思えないが斑紋を見るとりっぱなゴマシジミである。

過去に木曽地方でムモンアカの観察にでかけると同じ時期に見られ、それも小さいもの大きいもの-スジグロ位はある、青いもの黒いものバラエティーに飛んでいた。

また岐阜県境に近いものは青がきれいな中型のサイズだったような気がする。

標高1600以上に見られ、生息地は極狭い範囲にかぎられる。

湿地周りのワレモコウで発生しているようだが、蟻との関係からか食草の割に個体数も少ない。
地元でもほとんど注目されていないが、ギフチョウなどとはくらべものにならないほど絶滅に瀕している。

毎年この蝶に会うのが楽しみで山を登っているが、この時期ガスがかかることが多くなかなかちゃんと撮影できないでいる。今年こそなんとかいい写真をものにしたいものである。

ベニヒカゲよりもやや早くクモマベニの発生地よりは4-500メートル標高が低い灌木に囲まれた湿原に生活している。

とにかくなかなか止まってくれないことと、表面をなかなか見せてくれないのは悩みの種である。

今年はちょっと遅れて発生は8月になってからかな・・・・・・


これは割合気に入ってる写真もう五年前になります。いわゆる小さいのと、やや大きくてゴマシジミらしいのと両方いる。

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これは産卵していた個体だが、なかなか産卵シーンがうまく撮れなかった。

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これは求愛雌雄のサイズはほとんど変わらない。
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翅表を見せてはくれたが悲しいかなこの程度しか撮れなかった。今年はがんばってものにしたい・・・・・

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クモマベニヒカゲは20年前はあちらこちらに飛んでいたがこの数年あまり数が見られない。
ベニヒカゲはとにかく数だけは一番たくさん飛んでいる。アルプスをバックにマツムシソウで吸蜜している写真を撮りたいのだが・・・・・・

なぜか地面に止まっている写真ばっかりだ。
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by kmkurobe | 2006-07-16 22:51 | | Comments(12)
Commented by ヘムレン at 2006-07-16 23:48 x
高山蝶は手厚く保護され、今では数も安定しているような気もしますが、ちょっと標高が低くなるといっきに危なくなりますね。ゴマシジミなどはもっともいい例ですね。「信州の蝶」では八方のお花畑でのクモベニが紹介されています。見てみたいです。ベニヒカゲは湯の丸あたりでは、そこらへんにいっぱい・・という感じですが、海の口などは、昔あんなにたくさんいて車横付けで見れたのに、今ではさっぱり。。標高がちょっと低いだけで、環境に左右されますね。いつまでも見たい蝶たちです。
Commented by たにつち at 2006-07-17 13:59 x
高山のゴマ・・貴重なものを拝見しました。
いつか撮影したいと思う存在でした。が、そんなに危ない状況なのですか。
今年こそ挑戦してみようかな、と思います。
Commented by kmkurobe at 2006-07-17 14:09
ヘムレンさんどうもです。「信州の蝶」の写真は多分八方池辺りだと思います。80年代には7月末結構飛んでいたのですが、最近はほとんどみません。ズクがないのでもう少し登れば出会うことができると思うのですが。
今年は五竜岳で捜してみようかと思っています。ひょっとしたら、似た環境なのでゴマもいるかもしれません。

栂池あたりも昔はいたんですけどね、最近はどうなんでしょうか?
不思議に白馬大池では出会ったことがありません。
Commented by kmkurobe at 2006-07-17 14:10
たにつちさんどうもです。多分いらっしゃれば姿を見ることはできると思いますが。
Commented by thecla at 2006-07-17 14:51 x
白馬三山背景のエレビアとこの黒っぽいゴマ狙いで、数年前訪れました。ただ、誤算は、子供達が小さすぎたこと。
手を離すわけにも行かず、何も撮影できませんでした(ToT)
そろそろもう一度行きたいところですが、ゴマの時期だとベニになっちゃいますか?
Commented by kmkurobe at 2006-07-17 16:09
ベニの最盛期はゴマは終わっていますね。クモマベニと同じで梅雨明け直後が例年出始めです。
Commented by ダンダラ at 2006-07-17 17:14 x
私も30年くらい前に八方でカライトソウの蕾に止まっているのを何気なく撮影しましたが、今となってはそんなに貴重なものなのですね。
ところで、当時はカライトソウと思っていましたが、写真を見直してみると3枚目と5枚目の写真と同じものです。
この植物はなんでしょう、ワレモコウとも少し違うような気がするのですが。
Commented by kmkurobe at 2006-07-17 19:00
ワレモコウではないと思います。私はこれがカライトソウかと思っていました。
まあ貴重ですよね。もちろん特別保護地域の真ん中で、上高地と同じ扱いです。今年は各産地で取り締まりがきつくなり、信州でも現行犯で連行のケースがいくつか既に出ているようです。
私が山に登っていたときは、タカネヒカゲの大量採取の密猟者が悪質と言うことで連行されていましたです。これは5年前の白馬の稜線のお話ですが。
Commented by chochoensis at 2006-07-17 19:34
kmkurobeさん、今年は、「ゴマシジミ」を狙ってみようかなと思っているのですが、どうなることやら・・・最近は、環境も随分変わってしまったのでしょうね・・・。信州にもずいぶん行ってないです・・・。
Commented by kmkurobe at 2006-07-17 20:02
chochoensisさんどうも南安曇は確実にいますよね。木曽は少なくなってもまだいるようです。新潟県境と塩尻周辺はよくわかりません。もちらん白馬はいると思いますが。
愛知から岐阜にかけてはまだいるそうですが、少なくなったようですね。
Commented by maeda at 2006-07-17 22:11 x
ゴマが好きな人は一度は考えたことがあるあそこの高山ゴマですね。
もちろん私も標本は持ち合わせませんが、この写真で落ち着きました。
今は網を持たないので堂々と行けそうです。
いつかきっと。
Commented by nomusan at 2006-07-18 23:32 x
これがいわゆる「山ゴマ」と言われるやつですか? これが大好きな友人からは小さくて、黒くて、いわゆるゴマとは別種ではないか?と聞いたことがあります。エエもん見せていただきました。
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