ハッチョウトンボの湿原


では昨日掲載できなかったハッチョウトンボの湿原について。

「ご神木」からは車でやく30分直線距離なら10キロもない。

ここは標高約1000メートルくらいの、周りを耕地に囲まれた1キロ平方くらいの地味な湿地である。大町市によって木道が整備されていて快適な観察ができる。

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ここは湿地というより沼といった方がいい感じで、水草がいろいろと美しい。
写真はヒツジグサである。当然トンボの王国となっていて、昨日も各種イトトンボやオオルリボシヤンマが飛んでいた。

今年は長雨の影響か例年より水位が高く、木道より手を伸ばしての撮影となりどうしても構成が限られてしまう。

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ハッチョウトンボは毎年特定の場所にのみ飛んでいる。岸から離れた湿地の真ん中あたりが多いようだ。
数年ぶりに見たが本当に小さい。これではセミさえも捕まえてしまう大型のヤンマにかかったらひとたまりもないので、住み分けているのだろう。

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ほとんどが雄で数頭見かけて雌は近寄ってこなかった。一度みごとに繋がったのだけれどあっという間にどこかに行ってしまった。「つなぎトンボ」の撮影にもう一度来てもいいかな。
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オオヒカゲはまったく姿が見られなかった。これは午後遅くなってから到着したので、生息地の林にほとんど光が差さない状態だったからだと思う。
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時期的にはちょうどいいと思うのだが、写真は2001年のものである。

夕立が来そうなのでそうそうに白馬に向かって北上した。
分水嶺をこえるとなぜか青空。近くのハンノキの林に寄ってみた。

ほとんどがオオウラギンスジヒョウモン、ミドリヒヨウモンが少し混じっていた。
スジボソヤマキは発生が遅れていたが何頭か飛んでいた。
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これは光が透けてちょっといい感じになった。

これは白馬のカラスシジミ(だとおもうんだけど)例年よりこれも数が多いようだ。
多少ボロになった個体が吸蜜していた。
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by kmkurobe | 2006-07-28 19:19 | | Comments(8)
Commented by chochoensis at 2006-07-28 20:07 x
kmkurobeさん、「ハッチョウトンボ」!一度でよいから観察してみたいです・・・凄く環境の良いフィールドなのですね、羨ましいです。
Commented by maeda at 2006-07-28 21:14 x
ハッチョウトンボは広島の湿地に沢山いました。
ヒメヒカゲと一緒です。湿地のヒメシジミも場所によっては見られました。
こちらには生息しないトンボなので懐かしいです。
Commented by kmkurobe at 2006-07-28 21:41
chochoensisさんどうもです。この湿地はなかなか気に入っています。
近くにはヒメギフとミドリシジミのいる湿地もあります。
利用価値が無かったので、環境がそっくりそのまま残されているのかもしれませんね。
Commented by kmkurobe at 2006-07-28 21:44
maeda さんどうもです。私は東海地方出身なので、ヒメヒカゲ、ミドリシジミ、ハッチョウトンボそしてモウセンゴケとシラタマノホシクサがセットでした。学園祭の展示のために、採集にいった湿地は当時でも上野山のような所でしたが、今は自然のものは何も残っていません。
確かに北海道はトンボの種類が少なく感じますね。
やはり南方系の虫なんでしょうかね?
Commented by kenken at 2006-07-28 22:07 x
ハッチョウトンボ、綺麗に撮れていますね。
この画像のような日光の雰囲気ですと、オオヒカゲは薮の中かな。
でも、古い画像がキチンと出てくるところはさすがですね。
Commented by kmkurobe at 2006-07-28 22:25
kenken さんどうもです。アカネトンボの仲間なのであまり飛び回らないので撮影は楽な方だと思います。

オオヒカゲの写真まともなのはこれしかないのですよ・・・・・・・・・
Commented by ヘムレン at 2006-07-30 09:18 x
赤・赤・赤・・・いいなあ(^^;)。。当時、毎年はじめの1頭を見つけるのに苦労するんですよね。1つ見つけてしまうと、目がなれて来て次々見つかるんですが。。そうそう、クロミドリの件ですが、もう少し北の丘のてっぺんに大きなイチゴ園があるのですが、登って一番左手にあった空き地の崖際でした。その木が発生木だったのかも・・
Commented at 2006-07-30 09:21 x
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