山ゴマ

白馬にもようやく夏が来た。とにかく暑い。
リンク先の諸氏もかなりの成果を上げられているようである。

昨日上高地周辺から白馬方面に転進された、ダンダラさんから電話をいただいた。
近くに来ているので是非「山ゴマ」を見てみたいとのこと。

私も幸い休日だったので朝方登山路の入り口で待ち合わせることにした。

少し時間が合ったのですぐ近くの枝道に入ってみた。ここは標高1300メートル。強風と積雪のためコナラやミズナラがブッシュ状になっていて、条件がいいといろいろなゼフが集まってくる。

今年はシーズンインが遅かったのでまだまだ新鮮な個体が飛んでいる。

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ほとんどオオミドリとジョウザンのようだ。ヒメキマダラヒカゲはまだまだ新鮮である。
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すると日差しがややかげったら小型の銀色のゼフが飛び出した。久しぶりに見るウラクロシジミだった。なんとか証拠写真をゲットした。
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今年は別荘地でも結構飛んでいたので、ボロではあるが、なんとか撮影できてラッキーだ。

しばらくして湯ノ丸以来のご夫妻にお会いできた。目的のポイントは300メートルほど登ったところである。

今年は残雪が多かったせいかことのほか高山植物がキレイである。コヒョウモンはじめ各種のヒョウモン、エルタテハ、クジャクチョウなどが出迎えてくれた。
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目的のポイントについてしばらくすると雌のゴマが現れた、ツツジの仲間で吸蜜したりカライトソウに産卵したりしている。狭いポイントなのでさすがに個体数は少ないがそれなりに撮影することができた。

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そこそこの時間になったのでこんどはクモマベニヒカゲを探しに、さらに400メートルほど登った。

登山道のそこここにカライトソウやワレモコウが咲いているので、ここにもいるかもしれないとはなしていたら、雪渓が見える1800メートルでも何頭か飛んでいた。
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本当にきれいな花を眺めながら目的地に近づくとクモマベニヒカゲが飛んでいる。
お二人と結構粘っては見た柵の近くにはなかなか止まってはくれなかった。

来週末にはベニヒカゲの季節になるのでまた登ってみようかと思う。

帰路もう一度ゴマのポイントに寄ってみるとやはり少ないながら飛んでいた。しかしちょっとした条件の変化で姿を隠してしまう。結構シビアーな種類かな。

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これは獣糞に集まるヒメシジミ、コヒョウモンは結構個体数が多い。
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最後に。

ダンダラさんご夫妻今日は本当に楽しい一日を過ごせました。どうもありがとうございました。これに懲りず白馬にぜひまたおいでください。
by kmkurobe | 2006-08-03 18:38 | | Comments(20)
Commented by 蝶と里山・・・・ at 2006-08-03 19:40 x
ピンポイントを見事に狙えるとは、さすが地元の強み!
次の機会(クモベニ)は是非お伴をさせてください。
明日は浅間第一外輪山に行き、翌日は教えて頂いた犀川ビューポイントに行きます。
Commented by banyan10 at 2006-08-03 21:52
ダンダラさんは白馬まで転戦していたのですね。
僕もこちらの山へ最難関の高山蝶を求めて行く予定だったのですが、天気と体力で断念しました。(^^;
山のゴマは標高差300ですか。結構大変ですが、しっかり撮影できたようで案内の大役も無事に果たせましたね。
Commented by kmkurobe at 2006-08-03 22:20
Fさんどうもです。来年はみなさんでタカネヒカゲでも行き増しよう。
Commented by kmkurobe at 2006-08-03 22:22
banyan10さんどうもです。すばらしい成果をあげられましたね。
多分最難関の蝶-多分タカネヒカゲは今日ダンダラさんと話していたのですが、白馬の稜線が一番らくではないかと思います。
一泊は必要ですけどね。
Commented by thecla at 2006-08-03 23:25 x
山ゴマ、一回は撮ってみたいですね。上高地の後白馬転戦を考えたのですが、女房に却下され乗鞍になってしまいました。
乗鞍は、ジョウザン、エゾ、オオミドリともだいぶ飛び古した個体ばかりでした。やっぱり積雪量の関係なんでしょうか。
白馬のタカネヒカゲも懐かしい。中学生の頃大池にテント泊で行ったことを思い出しました。撮影もしましたが、お金がなかったのでモノクロだったりします(ToT)
Commented by ダンダラ at 2006-08-03 23:55 x
今日はお世話になりました。
おかげさまで30年ぶりに山ゴマを撮影出来て、楽しい時間を過ごすことが出来ました。
今写真を見ているところですが、無事写っているようです。
タカネヒカゲ、今後の目標ですね。
Commented by maeda at 2006-08-04 06:08 x
良い物が見られました。
一度は見たかった山ゴマ。
大きさがつかめないのが残念ですが、小さくて黒いゴマですよね。
Commented by chochoensis at 2006-08-04 08:01
kmkurobeさん、ヤマゴマ、一度で良いから観察してみたいです。
どんな感じなのかな?高い山は登れないしなァ・・・。羨ましいです。
Commented by kmkurobe at 2006-08-04 19:55
thecla さんどうもです。ゼフは白馬では例年よりまだ新鮮な個体が多いような気がします。
大池のタカネヒカゲ昔は楽勝で往復していたのですがね。
ゴンドラの終点から往復8時間半は無理です・・・・・
大池小屋一泊ですね。
Commented by kmkurobe at 2006-08-04 19:56
ダンダラ さんどうもです。今後ともよろしくお願いします。
Commented by kmkurobe at 2006-08-04 19:58
maeda さんコメントありがとうゴザイマス。
雌は以外に大きく北海道産の雄位あります。
雄はヒメシジミより小さいですが、今回は雌ばかりでした。
Commented by kmkurobe at 2006-08-04 19:58
chochoensisさんどうもです。はっきり言ってここは楽に行けますよ。
その節はご連絡ください。
Commented by kenken at 2006-08-04 22:03 x
おっ、ダンダラさんとご一緒でしたか・・・
白馬の黒ゴマとは、こりゃまた渋いですね。
まだワレモコウ咲いてないんですねぇ。
ヒメキマ・・・はっとするような美しさです。
Commented by kmkurobe at 2006-08-04 22:08 x
kenkenさんどうもです。
ダンダラさんとお話ししたのですが、どうやらワレモコウではなくてカライトソウで産卵しているようです。
ワレモコウも満開でしたが、産卵行動はカライトソウばかりでした。
Commented by nomusan at 2006-08-05 02:44 x
山ゴマ、小さいとは聞いておりましたが、♂がヒメシジミより小さい、とは改めて驚きです。♀でも小振りのゴマって感じですね。ええもん見せていただきました。ヒメキマダラヒカゲ、これまた綺麗な個体ですね~・・・。エエです。
Commented by kmkurobe at 2006-08-05 19:23
nomusan さんどうもです。今回は雌ばかりでした。ただ雄は本当に小さいです。以前の日記に載せてありますが、ツバメシジミくらいではないかと。
古い保育社の図鑑をみたら、なんでも1965年に白馬鑓温泉で発見とありました。
明日は同標高の他の湿原に上がってきます。
クモマベニはいるとこなんですが・・・・・
Commented by fanseab at 2006-08-05 20:21
山ゴマとやら、初めて拝見しましたが、裏面の斑紋が独特ですね。外縁部がかなり薄く縮退して相対的に基部側が粗大化し、将に「胡麻」が散らばっているような・・・・。一度実物を見たくなりました。
Commented by kmkurobe at 2006-08-06 16:45
fanseabさんどうもです。
本当に産地が狭いのです。やはり特殊な条件で発生しているようですね。雌は軽井沢辺りのものに似ていますが、雄の小さいことは本当に特異的ですね。
Commented by 愛野緑 at 2006-08-06 23:59 x
ヒメキマの美しいことに驚きました。
Commented by kmkurobe at 2006-08-07 19:29
愛野緑さんコメントありがとうございます。
ヒメキマは以前から狙っていたのでうまく撮影できたと思っていました。
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