「蔵出し」第2弾!ヒメギフチョウ

本日は一昨日に続くヒメギフ編。

ヒメギフチョウは外来者として来訪していた頃は、白馬村内ではあまり出逢うことがなかった。
時期的に4月20日頃に発生することが多いため(もちろんゴールデンウィークがピークの場所もある)連休を利用して訪れていた私にとっては小谷村や大町市が観察スポットだった。やっぱり住んでみるとまるで感覚が違う。読みに使えるヒントがたくさん見つけられからかな。

古い記録のある地名を一つ一つ回ってみるとたいていの場所には現存している。ただ条件が厳しいのでたまに訪れても観察できない場合が多い。やはり交通費を使って観察に来る場合は有名ポイントに集中するのもしかたがないかな・・・・・

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これは古い混生地で撮影。ここはいまだに同時に両種が観察できる。ただ花が少ないのでなかなか撮影できない。

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この里山は本当に豊かで、集落の人々が手をかけて守っている。今年もシュンランの咲く頃に訪れてみたい。
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これは昨日掲載の産卵写真と同日に撮影した。ここも混生地だったが、最近はヒメギフしか見ることができない。6月にはアサマシジミが多く、古い白馬の自然が残っていると感じられる。

姫川流域の混生地は私が確認できたのは21世紀になって3カ所。いずれもギフチョウの発生地にヒメギフが入り込んでいる感じがする。
白馬村でサイシンを食べているギフチョウは1カ所しか確認できなかったが、健在だろうか・・・・
周りにミヤマアオイがあるので偶然だと思うが、毎年卵が付いていた。

これは白馬村内の小さな小さなお社の階段横。私の一番お気に入りのポイントで撮影。
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毎年一番早くヒメギフが発生する。数は少ないがなぜか羽化直後の個体に出逢うことが多い。満開の桜越しに五龍岳が美しい。まだ羽が乾いていない個体のクリーム色は本当に美しい。
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では本日の「赤・青」のご来訪写真。
まずアオゲラから
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これはお腹の模様がよく見えるので。
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これは背中の模様。お帰りになるところ。
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ついでにアカゲラも一枚。朝早くからご来訪。ただし青に比べて撮影は大変・・・・・
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by kmkurobe | 2007-01-22 19:45 | | Comments(12)
Commented by 虫林 at 2007-01-22 21:00 x
ヒメギフチョウを多く見ることができてうらやましく拝見しました。
東北ではカタクリの群落で、ヒメギフが沢山飛んでいましたが、
白馬ではカタクリの時期とヒメギフの時期がずれるのかな?
キツツキの写真では、最後のアカゲラが目に光が入って秀逸です。
ファンタスティック!
Commented by kmkurobe at 2007-01-22 21:09
虫林 さんそんなこともないですよ。やはり年により場所により違います。
ヒメギフ撮影で村内のもっとも有名なポイントはなにせカタクリ園ですから・・・・・
ただ私がよく行く場所はカタクリはほとんど無くて、スミレ類が吸蜜植物となっています。
Commented by kenken at 2007-01-22 22:16 x
前回、今回と、これは素晴らしい蔵出し品ですねぇ。
前回のギフ、シバザクラで吸蜜ってところが白馬らしいです。ヒメギフもギフとはちと異なる羽化直後のクリーム色がいいです。私が昨年ヒメギフ撮影に訪れた場所では、ヒメギフの発生地にギフが紛れ込んでるところでした。
Commented by kmkurobe at 2007-01-22 22:45
kenken さん本当にヒメギフは地色のクリーム色がきれいですね。
今年は4月15日より前に発生してしまうかもしれませんね。
Commented by thecla at 2007-01-22 23:49 x
連日の素晴らしい蔵出し、堪能させていただきました。ちょっと刺激を受けてパクリの蔵出しをやってしまいました、すみません。
ヒメギフは結構広い範囲に健在のようですね。
私も昨年は、連休時に全然ギフが駄目だったので、古い記録のある場所へ行ってみたら当りでした。
山裾を一日のんびり歩いて探索してみようとは思っているのですが、ついポイントへ車で移動してしまいます(^^;
Commented by maeda at 2007-01-23 06:22 x
一番早い発生地は何故か必ず行ってしまいますね。
発生時期を知りたいのと長い冬の終わりと別れを告げる目的で。
ヒメギフまでまだ4ヶ月も時間がありますよ、こちらでは。
Commented by chochoensis at 2007-01-23 08:29
「ヒメギフチョウ」羽化直後の繊細な色彩、素晴らしいですね!こういう写真を一度でいいから撮影してみたいものです。写真を始めてあまり時間が経って居ないので、あれもこれもと、やりたい事が一杯です、良い目の保養をさせていただきました。
Commented by ダンダラ at 2007-01-23 10:10 x
白馬は昔からあこがれの地でしたけど、ギフのシーズンには意外と足を伸ばしたことがなくて、昨年が3回目位の感じでした。
theclaさんのおかげである程度は感じもわかり、これからは何回も通わせてもらおうと思っています。
一昨年、宿の人もまだ発生していないよという時に、宿から2.3分のところで、カタクリでのヒメギフの吸蜜写真が撮れたのが良い思い出です。
日だまりだったから発生が早い場所なんでしょうね。
Commented by kmkurobe at 2007-01-23 19:51
thecla さんこちらこそ素晴らしい写真の数々堪能させていただいてますよ。ギフチョウ類は人里に近いところに依存しているので、よほどの環境の変化が無い限り山村では細々とながら続いているようですね。
白馬では以外に別荘地の庭が発生地になっています。
Commented by kmkurobe at 2007-01-23 19:52
maeda さん白馬は今日も快晴。田圃の雪も解けてしまいました。本当に4月はじめに発生しそうです・・・・
Commented by kmkurobe at 2007-01-23 19:53
chochoensisさんヒメギフは長野ではまだまだ時期さえあれば、であうことができるようですよ。是非今年はおいでください。
Commented by kmkurobe at 2007-01-23 20:58
ダンダラさん白馬村中心部ではほとんどギフチョウの発生地で、ヒメギフは周辺地域に発生している感じがします。とくに松川、平川、姫川に囲まれた地域では、ヒメギフはほとんど記録されていません。
多分この地域がたびたび洪水があった扇状地ということが関係しているのでしょうかね。
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