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安曇野のクロツバメシジミと白馬の初夏の雰囲気

山を下りたのが1時半過ぎ。安曇野のクロツバメシジミのポイントに着いたのは3時を回っていた。
そこそこの数が飛んでいる。ここではゴールデンウイーク後半からすでに発生していたようで、擦れた個体が混じっていた。
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残念ながらミヤマシジミは未発生のようで、全く姿を見ることができなかった。
やや青いツバメシジミの雌がいた。
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ライブビューはこの蝶には本当に威力を発揮した。
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自分の脚が写ってしまったが、腹這いにならなくても楽々と撮影ができる。
もう2段階位モニターが明るくできるといいのだが・・・・・
電源の消費量とかを考えて今の状態なのだろうか、やはり老眼にはやや暗く感じる。
交尾は全く観察できなかったが、求愛しているところを食草と一緒に撮影することができた。
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これは17㎜でできるだけ近づいて内蔵ストロボを併用している。ディフューザーかなくともそこそこ使えることがわかった。
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暗いところは無理かもしれないが、逆光ではいけそうだ。

ずいぶん日が長くなくなってきた。4時を過ぎてもアルプスに日は沈まない。
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ヒメシロチョウのポイントに向かう途中で逆光に霞む北アルプス。左が爺ヶ岳、右が鹿島槍である。

最後の目的地ヒメシロチョウの発生地に着いたのはもう5時近くになり、ほとんどが草の中に潜り込んでしまっていた。
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この花も吸蜜に来ているのではなくて、休止しているだけのようで、口吻は伸びていない。
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さて本日は朝から良い天気なのだが気温は低い。とてもギフチョウが飛ぶ感じではないので、お昼休みにウスバシロチョウの様子を見に行った。

この発生地は姫川の川沿いにあり遠くに遠見尾根越しに鹿島槍が見えている。
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アルプスバックの飛翔に挑戦したがあえなく敗退・・・・・・
しばらく挑戦しようかな・・・・・・

数年前から群生しはじめたナントカ言うアブラナ科の外来種に吸蜜に来ていた。
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羽化直後の個体ばかりで本当にきれいだ。
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この時期群れをなしているバッタの幼体が2頭写っている。
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しかしこんなにたくさんいるのに、ギフチョウではたまに見ることができる交尾が、今までウスバシロチョウではまったく観察する機会がなかった。

白馬もようやく初夏の気配が見えてきた。そろそろオレンジ色の季節になりそうだ。
週末の天気はどうなるのだろう。
今年はなんとか交尾、産卵を撮影してみたいものである。
by kmkurobe | 2008-05-16 18:50 | 安曇野
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