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2008年回顧はブルー御三家。そして久々のカメラネタ

久し振りの快晴。定点からの五龍岳がまぶしい。
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昼休みに撮影した白馬三山。ご覧のように例年より積雪の量が少なく田んぼの畝が見えてしまっている。
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うーん今年もシーズンインは早いのだろうか・・・・・・
さて2008年回顧編はブルー御三家。
よく見るとそれぞれ翅表は同じブルーでも感じが違う。何とか違いを表現できればと思うのだが・・・・・私のつたないテクニックでは到底及ばない・・・・研鑽あるのみかな・・・・・
ミヤマシジミは初夏から秋口の最終盤まで安曇野では広く見ることができる。
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雄はこんな感じで写すと一番らしい色になった。
半開翅ではどうしても裏面との階調が飛びすぎてしまってうまく表現できない。これは3種の中で一番光沢が強いせいかな・・・・
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雌はたくさん観察したのだがいわゆる低温型なるものは撮影できなかった。
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ただこの飛翔写真の雌は恐ろしくピカピカと輝いていたが、止まってはくれなかった。
ヒメシジミは白馬では6月第1週から発生。標高の高い所では7月下旬でも新鮮な雄が飛んでいる。
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通常はこんな感じに見えるが、1頭だけまるで高地型アサマシジミのような色をした個体がいた。
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たくさん観察したのだが、同じような発色の個体は無し・・・・・「粉っぽい」鱗粉の雰囲気がアサマぽい感じがする。
交尾は3種のなかで一番観察する機会が多い。
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今回はやっとアルプス背景に撮影することができた。
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この逆光で光る縁毛もなかなかいいでしょ・・・・・
今年なんと言ってもうれしかったのは皆さんが評価して下さった集団の開翅。
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同じ場所で撮影した雌もうまく撮影できたと思っている。
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さて最後にアサマシジミ。白馬では6月中旬から発生する。10年来観察していたポイントが山羊の放牧で壊滅状態になってしまったが、近くで新しい発生地を見つけることができた。
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しかしこの種は本当に風前のともしび。かなり環境の変化に弱い感じだ。
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一番青い部分が少ない翅表は本当に表現が難しい。やはり曇りの日で緑の中が一番きれいに写すことができるようだ。

え-、雌は正直同定に自信がありません。発生地と時期で判断してます。もしも違っていたらご指摘下さいね。

久々のカメラネタです。
当方は2006年12月よりデジイチ導入。
望遠系は1987年製ミノルタ75-300F4.5-5.6から、初めて使ったデジタル専用レンズが、タムロンの70-300㎜F4.5-5.6マクロ。
これがなかなか良かった。2007年はほとんどこれ1本で撮影していた。絞り込んでいる限り解像度もそこそこだった。
鳥やリスのために古いシグマ120-400㎜F5.6-6.3等も引っ張り出してはみたが、これは解像度がイマイチ。
またシグマの300㎜F4は描写はきれいだが、重くてとてもフィールドでは使えない。
昨夏タムロンのレンズが使いすぎのせいか、AFが壊れてしまったので、SONY純正のSSM仕様の70-300㎜F4.5-5.6SSMG導入を検討していた。
人気のレンズでほとんどオークションに出てこなかったが、ここへ来て何点か出回るようになってきた。
フィールドではかなり荒っぽい使い方をするので、別に中古でかまわない・・・・・
つい先日、考えていたより随分安く、新品同様が、価格com最安値よりも2割引き近くでゲットすることができた。
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手持ちのα-700に取り付けてみたがかなり軽い!これなら十分使えそうだ。
問題は最短の撮影距離が1.2メートルとやや遠い事だけだが、とにかく体感ではAFがとてつもなく早く感じられる。
早速鳥の撮影をしてみた。
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このゴジュウカラはノートリミング。きれいに羽毛が描写できている。
そしてこのシジュウカラはかなりトリミングしている。
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これならかなりいけそうだ。雪の中のヤマガラ。こういう絵はなかなか飛んでしまうのだがこれならば。
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リス達もいろいろと試し撮りしてみたが、解像度はISO400でもかなりいい感じだ。
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70㎜ではこんな感じ。背景が綺麗にボケてくれた。
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同じ位置での300㎜端。
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α-700はAF・MF切り替えボタンが付いているので、これならゼフの飛翔もなんとか撮影できるかもしれない。
うーんギフチョウの季節が本当に楽しみだ。
by kmkurobe | 2009-01-29 20:32 | 生態写真
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