希少種はいま

「希少種はいま」という連載が不定期で信濃毎日新聞に掲載されている。
今日はクモマツマキチョウ。スミレで吸蜜している雌雄の美しい写真が載っていた。

本文の中に「治山治水により沢が安定すると食草が減って個体数が減少」とある。

個人時にはあんなところを飛んでいる蝶が採集圧で絶滅するとは思わないが、問題は条例で採取を禁止されているのに「普通の人」が密猟者となることだ。

これは環境保護とは全く別問題の、モラルの問題である。

本文の中にも「観察者が写真を撮影している目の前で、夫婦の採集者にネットインされた」とある。

採集者として誰もが一度はネットインしたいとと思う蝶のベストスリーに入るとは思うが、どうするとこの一歩をふみだしてしまうのだろう。
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この蝶のもつ魔力と言ってしまえばそれまでだが、新聞に掲載されるくらいだからあちらこちらであるんだろうね・・・・・次代を担う「虫屋候補生」の子供達の前で、大人として恥ずかしいことだけはして欲しくないね・・・・・
信濃毎日新聞のWEBからは見ることができないようなので、後日なんとかアップしてみたい。

昨日は沢山のブログ仲間とご一緒できてほんとうに楽しい時間を過ごすことができた。
みなさんお疲れさまでした。

さて先日に比べると条件が良くなかったので・・・・・・そこそこなのを2枚。
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同じ場所にこんなシジミチョウの幼虫がいたが、どうもヒメシジミのようだ。
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帰路標高の低いところにまだギフチョウが残っていた。
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これを見ると吸汁しているようだ。
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あまり時間が経っても気が抜けてしまうので、先日のクモツキ画像をいくつか。
この日は色々な花で吸蜜してくれた。
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このフデリンドウの雌ははじめての経験でうれしかった。
鳥に襲われたと思われる雄。
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ハタザオやスミレで吸蜜してくれた。
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この個体は随分元気がよくてしきりと雌にモーションをかけていた。
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本日の昼休みに少し覗いてみた。
ウラギンヒョウモンが綺麗だ。
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ミヤマシジミの背景のイブキジャコウソウが盛りだ。
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ヒメシジミの雌はまだ未発生のようだ。週末には今年もあちらこちらでカップルが成立していることだろう。
クモマツマキチョウの季節が過ぎるとしばらく端境の季節になる。しばらくのんびりしようかな・・・・・・
by kmkurobe | 2009-06-08 19:34 | 生態写真 | Comments(18)
Commented by ヘムレン at 2009-06-08 19:54 x
昨日はありがとうございました。自然の懐にいる!・・そんな感じがひしひしと伝わってくる中に自分がいることの嬉しさ。さらに、そこに現れたオレンジの妖精・・・・う~ん、素晴らしかったです!
ギフも登場したのですね。里山の蝶が深山渓に・・・新鮮な感じです。
たくさんの方にお会いでき、楽しい一日でした。居残ってしまい、ご挨拶できなくてすみませんでした。
Commented by banyan10 at 2009-06-08 21:15
昨日は楽しかったです。ありがとうございました。
あれだけカメラマンが集まるのも蝶の魅力なのでしょうね。
幼虫はやはりヒメシジミですか。いずれにしても初めて見たので嬉しかったです。
Commented by 蝶山人 at 2009-06-08 22:48 x
大変お世話になりました。
こちらは休む間もなく平地産ゼフ、キマルリと転戦します。
また次回もご指導宜しくお願いします。
【自称ゼフィリストの蝶山人】
Commented by thecla at 2009-06-08 23:27 x
昨日はありがとうございました。
木曜日の昼休みに見たメールで急遽出撃を決意できました。
帰路は体重に任せてとっとと降りてしまったのでギフを撮影しそこないましたが、本当に楽しい撮影会になりました。
Commented by ikedanochohcho at 2009-06-09 06:38 x
日曜日、ありがとうございました、残念ながらまともな写真は1枚も撮れませんでしたが、目にはしっかり焼きつけました。
 お集まりの皆さん凄いですね、驚きました、蝶を追っかけている時の姿、目はまるきり少年そのもの、家に帰って整理していたら、そんな皆さんの姿につい嬉しくなってシャッターを切ったのかたくさんのフォーカス写真が出てきました(笑)
 ご指摘の「ネット屋」の件まったく同感ですシャクガ君と始める「池田の蝶写真展」の説明会では私はそんな環境問題の話を中心にさせていただきたいと思っております。最初の文、引用させていただきます。
 
Commented by 虫林 at 2009-06-09 10:12 x
膝の具合が悪いのにお付き合いいただき恐縮します。
でも、天気の良い日に、あの明るい谷でクモツキを待つのは気持ちが良いですね。帰りに見たギフもちゃんと撮影させてくれて有難かったです。
しかし、ことし現地の状態を調べてみて、ハタザオの減少と卵が見つからなかったことで心配になってしまいました。来年もかわいいこの蝶が目を楽しませてくれるとよいのですが。
Commented by ダンダラ at 2009-06-09 13:12 x
一昨日はありがとうございました。
ちょっと迷っていましたが、kmkurobeさんの素晴らしい写真を見たので出かける気になりました。
たくさんの仲間が集まっていたので少々びっくりしましたし、川を渡って撮影された皆さんの熱意には完全に負けてしまいました。
年を感じた瞬間でもありますね。
でもそれだけの努力した方たちが良い写真を撮れてよかったです。
今後ともよろしくお願いします。
Commented by kmkurobe at 2009-06-09 20:57
ヘムレン さんお疲れさまでした。最終最後まで撮影されて、しかも渋滞とは・・・・・でもあの姿をみると思わずわれを忘れますよね。
わたしもそんなわけで、毎年機会があるたびに訪れてしまいます。
Commented by kmkurobe at 2009-06-09 21:00
banyan10さんお疲れさまでした。アサマはやはり緑色のようですね。
昔はヒメシジミのほうが記憶にありません
Commented by kmkurobe at 2009-06-09 21:01
蝶山人さんお疲れさまでした。拝見した写真良い色出していましたね。ボケも素晴らしいではありませんか。今度はゼフでまた楽しみましょう。
Commented by kmkurobe at 2009-06-09 21:02
thecla さんお疲れさまでした。お天気が良くて良かったですね。
我々がサナエトンボの撮影をしているときに別れてしまいましたね・・・・・・結構下の方でしたが、数頭が飛んでいました。
Commented by kmkurobe at 2009-06-09 21:05
ikedanochohcho さん当村及び県の承認も得られましたので、あそこにできれば看板を出したいと思います。また相談に乗ってくださいね。
来年もまたご一緒しましょう。そろそろそちらもゼフの季節ですね。
Commented by kmkurobe at 2009-06-09 21:07
虫林さんお疲れさまでした。私ねみなさんとご一緒していると疲れが半分以下なんですよ。一人で出かけるとやはり無理をしているみたいです。
卵、一昨年もなぜか幼虫ばっかりで1卵も見付けられませんでした。
どうしたんでしょうね?ただハタザオは2年前に比べるとほんとうに少なくなっていますね。
Commented by kmkurobe at 2009-06-09 21:10
ダンダラ さんどうもお疲れさまでした。予想したとはいえあれほど沢山ご一緒できるとは思いませんでした。
そろそろこちらもゼフの季節になります。機会があればまたおいで下さい。月末からはそろそろ本命が発生しそうです。
Commented by cactuss at 2009-06-09 23:11
日曜日は大変、楽しかったですね。
予想はしていましたが、あれだけ大人数が集まるとは思っていませんでした。皆さん、それなりに撮影できた様で、良かったですね。
Commented by 霧島緑 at 2009-06-10 22:11 x
今年も多くの方が訪れ、皆満足されたようですね。
クモツキの安住の地も狭まりつつあり、安住の地を求めて採集者もやってくる。いつまでも安住の地であって欲しいものですね。
季節外れのギフも魅力的です。
Commented by kmkurobe at 2009-06-11 10:47
cactussさんやはり個体数の少ない蝶を多人数で撮影するとどうしても制約されてしまう部分はありますね。
もう少し広い範囲にひろがっていると良いのですが。
それでもほぼ全員が撮影できたようなので良かったです。
Commented by kmkurobe at 2009-06-11 10:50
霧島緑さん採集するだけなら、結構ポイントはあるのですが、足場が悪くて、全く止まらない、アプローチが長いなどとてもオジサンには厳しいところばかりですね。季節外れのギフチョウじつは昨年標高1650メートルい゛新鮮な個体が複数7月に入ってから観察されています。7月ラベルを狙って一度挑戦してみたいですね。ゼフと一緒に飛んでいるかもしれません・・・・・
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