モンアカシジミ

昨夜は本当に涼しくて、毛布一枚ではとても寝られない。つかの間の夏もあっという間に過ぎ去ってしまったようである。
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さて本日は予告の通りにムモンアカシジミを。

今年は8月6日と16日に安曇野の発生地に出かけてみた。
例年7月下旬からの発生で数もそこそこなのだが、ポイントが極端に狭いことから、条件が悪いと下に降りてこないのでまったく撮影ができない場合がある。

今回も6日に訪れたときは11時頃だったが、樹上を飛び回るばかりで玉砕・・・・・・
16日はポイント到着が9時過ぎだったせいか、あちらこちらの木陰で静止しているのが観察できた。
それにしても毎年同じ場所の同じ位置にしかいないのは驚きだ。同じような環境があちらこちらにあるのになぜだろう?
やはりやや時期が遅かったせいか、擦れた個体が多い。
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また暗い所にしか止まってくれないのでどうしてもぶれてしまう・・・・・
それでも何とかマクロ、広角
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と撮影することができた。
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この望遠は背景がうまくぼけてお気に入りの1枚になった。
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時々開翅をするのだが、暗いのでこのような撮影に・・・・・
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これはこれでいいか・・・・・

8月20日は場所を変えて挑戦。何十年ぶりかで木曽地方のムモンアカを撮影しようと出かけてみた。
木曽地方では環境が随分と変わってしまい、夕陽の中を花吹雪のように飛ぶムモンアカシジミを見ることはできなかった・・・・・・
しかしながら移動途中の松本市で吸蜜を撮影することができたのは幸運だった。
朝から当地で撮影していた「蝶の生態写真」のSa氏と合流したのだが本命はなかなか降りてこない。諦めて車に戻ろうとした足下で吸蜜している個体を見つけることができた。二人で大喜びして撮影したのがこの個体。
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1頭しか見られなかったが、長い時間いろいろとポーズをとってくれた。

8月16日にはいつもムモンアカシジミ撮影とセットで観察に出かけている、ハッチョウトンボの湿原も訪ねてみた。
7月に比べると随分と草丈が伸びて、なかなか見つからない。
それでもすっかり成熟した雄があちらこちらで姿を見せてくれた。
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アキアカネ?交尾飛翔
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翅の色が随分濃くなったような気がした。
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ここではいつ頃まで飛んでいるのだろう?9月になったらまたのぞいてみようかな。

この周囲にはオオヒカゲも発生しているのだが、観察できたのはこの1個体のみ。
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やや時期が遅かったようだが、この種類もどうやら今年は外れ年のようだ。

この7-8月発生が送れていると思われた大型のヒョウモンやオオムラサキ。そしてルリタテハ、ヒオドシチョウ、キマダラヒカゲなども今年の安曇野は影が薄い。
やはり6-7月の天候不順の影響が大きかったのだろう。そんな中でもなんとかほぼスケジュール通りに撮影できたのだから良しとしなければ・・・・・・
えー次回は高標高で撮影できた、ベニヒカゲ、ゴマシジミといきましょう。
by kmkurobe | 2009-08-24 18:18 | 生態写真 | Comments(6)
Commented by ヘムレン at 2009-08-24 19:36 x
少ないながらも、ちゃんとおさえているのはすごいです!(^^)
ムモンを入れて、小生も今年は19種類のゼフを撮ることができました。
ありがとうございました。
ハッチョウトンボ・・いい色になりましたね。オオヒカゲもナイスです。
来年は、見つけたいものです。
Commented by cactuss at 2009-08-25 10:52
ムモンアカは発生木が決まっていて、アリが行列で上下に移動しています。
今年は産卵シーンを何回か見ましたが、雌はその行列の近くに産卵していました。
近くで様子を伺いながら、たまに飛んできて、産卵していました。
Commented by 蝶山人 at 2009-08-25 17:29 x
ムモンアカは本当に発生木のクロクサアリを離れませんね。
いつも発生木は決まっていて私の知っている産地でも
隣のコナラには居ません。
クロクサアリは強烈な蟻酸の香りを発するので
私の師匠は匂いで発生木を嗅ぎつけます。

ムモンアカの背景ボケも良いですが
ハッチョウトンボの背景美しいです。
Commented by kmkurobe at 2009-08-26 20:48
ヘムレンさん19種はすごいですね。当方は今年は16種確認にとどまりました。しかしヒサマツが撮影できたのは最高でした。
Commented by kmkurobe at 2009-08-26 20:49
cactussさんアリはいてもホストにならない木はどんな条件なんでしょうね。この蝶は本当に興味深いことが一杯です。
Commented by kmkurobe at 2009-08-26 20:52
蝶山人さん来年ゼフの撮影にお出での時は是非ご一緒しましょう。
高層湿原のハッチョウトンボはまた格別ですよ。
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