カテゴリ:蝶( 311 )

念力再び・・・・・開け・・・・・

a0071470_16233415.jpg
ゼフィルスの撮影にピーカンの快晴は不向きだ。
構造色を表現するためには、梅雨空に薄日がさすほどが良い。気温は低め、雨上がり、無風、適度の湿度。
特に青色系のFavoniusは繊細だ。

起床時間を過ぎても窓の外は薄暗い。こんな時は焼けるような快晴の日が多い。朝霧が上がると案の定抜けるような青空が広がっていた。

半分あきらめて、目をつけていた場所の下見に出かけた。
ここはカシワにコナラが混じった植生で各種のゼフィルスが期待できるはずだ。
a0071470_1621665.jpg

樹上を見ると少ないながら緑色系のゼフィルスが飛んでいた。

-1.7補正しても飛んでしまうくらい強烈な日照だ!!
カシワの葉に白く光ってはっきり見えない。
a0071470_16212747.jpg
a0071470_16213684.jpg

何頭か降ろしてもすぐに上がってしまう。V開翅もほとんどしてくれない。

時間切れ寸前に最後まで残っていたハヤシミドリシジミの雄が「スリスリ・・・・」

モニターを見ると葉上の夜露を吸水しているようだ。
a0071470_1622058.jpg

「開け!」
a0071470_16221296.jpg

「開け!!」
a0071470_16222227.jpg

「開ーけ!!!!」
a0071470_1622363.jpg
やったね!!!!!
a0071470_16225216.jpg


何とか全翅を光らせたいが・・・・・前方へ回り込むと影がかかってしまう・・・・・
ススキに触りそうなのが怖くて近づけない。
上からも無理なのでインターバル撮影もできない・・・・・

バリアングルモニターを見ながら、300㎜で背伸び撮影。
a0071470_16231247.jpg
しばらくじっとしていてくれたので助かったね・・・・・
あまりにもまぶしくて後翅の縁毛が飛んでしまった・・・・これで精一杯かな。
うん、これも一つのトレーニングだね。良い経験ができたと言うことだろう。
by kmkurobe | 2012-07-10 16:23 | | Comments(6)

塩の道-越後から甲斐へ

a0071470_17305835.jpg

久しぶりに遠征をすることになった。
もっとも私の場合は午後そこそこの時間には帰宅しなければならない。
まだまだ元気だが今年で13才。大切にしてやらないとね・・・・・とは言うものの・・・・・

1頭になって寂しがったのは半年だけ、今では親以上の「おねだり犬」になってしまった。

さて触りと言うことでGXR(24-70㎜相当)画像を集めてみた。
a0071470_17312212.jpg

夜明けは諏訪湖で迎えた。一路、甲斐の国へ。
遙かに、富士山が見えていた。
a0071470_17315741.jpg


本日の目標はブラック&レッド。
それも2県で達成しようと・・・・・
気温はそこそこ良い感じなのだが、暗い・・・・・しかも一人でのゼフ撮影は本当に非効率だね・・・・・
1-2割しかロック・オンできない。

ここで観察できたゼフィルスは順番に

1.クロミドリシジミ
a0071470_17324851.jpg
a0071470_1733470.jpg
a0071470_17331671.jpg

a0071470_17342284.jpg

これは最初の写真で開翅している個体。
2.アカシジミ
3.ウラナミアカシジミ
a0071470_17344366.jpg

4.ウラミスジシジミ
a0071470_17351964.jpg

                                   SONY 70-300㎜使用
5.ミズイロオナガシジミ
a0071470_17354412.jpg

a0071470_17371525.jpg

ナナフシとコラボしていた。

暗いのでたたき出し以外の蝶はほとんど飛んでいなかった。
すばらしい環境なので違う季節にも是非訪ねてみたい。

2番目の訪問地では常念岳が正面に見える。
a0071470_17375250.jpg

ここでなんとか県内産のクロミドリシジミを撮影したかったのだが、ドキッとさせたのは
綺麗なミヤマカラスシジミだった。
a0071470_17383788.jpg

ここでもアカシジミとなかなか撮影できなかったウラナミアカシジミ。
a0071470_17391153.jpg
a0071470_1739322.jpg

そして
6.ウラゴマダラシジミ
a0071470_17395612.jpg

これで2012年ゼフィルスは本日で6号。
うん順調だ。

3番目に訪れた場所は信濃と越後の国境だ。
a0071470_17402595.jpg

左から鹿島槍、五竜岳、唐松岳が並んでいる。

良いところまで登ったらなんと今月一杯通行止め・・・・・・
a0071470_17404722.jpg

2時過ぎにはいつもの場所で北アルプスを見ておいしいコーヒーをいただいていた。
随分たくさん撮ったけどやはり初めての場所は準備が足りない・・・・・
来シーズンこそバシッと「赤と黒」を決めなきゃね。

やっぱり疲れた・・・・・・かな・・・・・
by kmkurobe | 2012-06-21 17:41 | | Comments(4)

久しぶりのヒヤヒヤ!!!

連勝街道ばく進中の 「ネイチャーKENDAMARの歳時記」 のO氏。
オレンジの光に長時間さらされる・・・・という幸福な時間を味わったらしい・・・・・
少しでもお裾分けに与ろうと再遠征した。
何でも「多少きつい」が桃源郷が広がっていると言う・・・・・・さらに付け加えて「一人で行かれるならば、お気をつけて。」とのこと・・・・・
ヘルメットに各種沢登りグッズで身を固めて出陣。
これがきつくて、かなり怖い・・・・・スノーブリッジを避け、高巻き、藪こぎの連続・・・・・
心身ともにへたばって40分ほどでギフアップ・・・・・・
下りはさらにドキドキ、ヒヤヒヤでなんとか平地までたどり着いた・・・・・
a0071470_17265716.jpg

ミヤマカラスアゲハが吸水していたので追いかけていると、100㍍くらい離れたところに別の沢が・・・・・
なんと入り口を間違えたらしい。
a0071470_17263743.jpg

気力を振り絞ってトライ。死にものぐるいで半分ほど登ると彼方にオレンジの花びらが舞っていた!!
しかしながら、当方のツキはO氏とは段違いのようでシャワーどころか1頭のみ。
しかも出遅れたため気温が上がって全く止まってくれない。

目と鼻の先のスミレに何度も近づくのだが結局止まらず・・・・・
立つのがやっとの傾斜地で1時間ほど頑張ったが、日照の向きが変わると共に段々と滞在時間が短くなりロスト・・・・
副産物は白いのと羽が尖ったのだけ・・・・・
a0071470_17271455.jpg
a0071470_17272423.jpg
午後転戦した山ギフも風が吹いてさっぱり・・・・・・
いやいや疲れた・・・・・・
本日の教訓。
1.危険を感じたら早めに撤退。
2.必ず装備は十分に。
3.知らない経路は通らない。(実は1本目の沢の帰り道、楽そうに見えた枝沢は2本目の沢の崖横に出るようだ・・・・・クワバラクワバラ・・・・・)
お口直しは先日撮影したクロツバメシジミ。
a0071470_17274744.jpg
a0071470_17275761.jpg
a0071470_1728994.jpg
a0071470_17281931.jpg
なんとか開翅を撮影。
by kmkurobe | 2012-05-25 17:28 | | Comments(2)

雨の日にはモノトーンの蝶に会いに行こう

a0071470_17295114.jpg

不吉な天気予報は残念ながら当たってしまい、朝から寒くて全く日差しがない・・・・・・
こんな時はモノトーンの蝶たちを撮影しに行こう。
ヒメシロチョウの発生地に着くと、4-5日前に比べるとずいぶんと個体数が増え、あちらこちらで求愛行動が観察できた。
まあいつもの事ながら、この蝶はちっとも止まってくれない・・・・・
a0071470_17303128.jpg

ツルフジバカマの新芽にまだ飛べない雌が静止していた。
次々に雄がやって来る。
a0071470_17304785.jpg

設定を間違えて1/500にしてしまったので、ボツ画像ばかり・・・・・
なんとかそれらしいのが数枚見つかった。
a0071470_17311162.jpg
a0071470_17312067.jpg
a0071470_17313111.jpg

スミレが随分咲いていたが全く止まらない・・・・
1頭だけタンポポで吸蜜してくれた。
a0071470_17314612.jpg

お昼近くになってやや薄日が差してきた。
先日は出かけなかったので、今回は混生地と言われている場所に移動。もちろんねらいは雌バンドだ。
a0071470_17321233.jpg

最初にフラフラと出てきたのはヒメギフチョウの雌。
a0071470_17323889.jpg
その後、片っ端から撮影してみたが、残念ながらノーマル個体ばかり。
a0071470_1733585.jpg
a0071470_17332250.jpg
a0071470_17333469.jpg
a0071470_17345497.jpg

日差しが弱い分だけ、いろいろな花に吸蜜に出てくるようだ。
a0071470_1735625.jpg

右後翅が枯れ草にかかって残念だったが、キクザキイチゲの白花にそこそこの時間訪花・・・・・
頑張ってはみたものの、午後2時過ぎには雷鳴が轟き渡りジ・エンド。
a0071470_17351911.jpg

今年の天気はなんだかおかしい・・・・・うーんおかしい・・・・・
by kmkurobe | 2012-05-17 17:35 | | Comments(4)

未だ出現せず-エルタテハ初見


a0071470_15505365.jpg
ふと見ると庭の福寿草が咲き始めていた、ミスミソウの蕾も上がっている。

朝方はそれほど冷え込まず、午前中は良い雰囲気があったが、お昼近くになって高雲って来てしまった・・・・・
a0071470_15511721.jpg

何とか薄い影ができているので小山を登ってみる。

スミレの花が増え、雪もほとんど消えていた。
a0071470_15514745.jpg

たくさんの越冬タテハの中にエルタテハが1頭混じっていた。村内でも平地ではほとんど見られない種類で、ここではもちろん初めての観察。
スジボソヤマキチョウやクジャクチョウなどは飛び回っていたが、結局本命の姿は無し・・・・・
うーん今年は20日過ぎてしまうのかな・・・・・

昨日撮影したギフチョウを見直していたら、翅表が随分バラエティーに飛んでいる。
a0071470_15521590.jpg

これは随分明るい個体で、イエローバンドを思わせる。赤紋も随分上がっている。
a0071470_1553525.jpg

一番赤上がりだったのはこれ。
a0071470_1554552.jpg

a0071470_15545639.jpg

このあたりが標準的なタイプだろう。芸のない構図だが、ほとんど傷が無いのでいいね。

そこそこ気に入ったカットを2枚。
a0071470_15551299.jpg

低い枝に降りてきて数回チャンスがあった。
a0071470_15562079.jpg

この木目、虫食い痕がなかなかいいかな。

しばらくぐずついた空模様が続くようだ。うーん体力を温存しないとねぇ-・・・・・
by kmkurobe | 2012-04-16 15:57 | | Comments(8)

再びアルプスの彼方へ-越中

a0071470_18103920.jpg

久々の好天とお休みが重なった。
やや気温が低いと思われたので現地10時着の予定で出発。
a0071470_1811332.jpg

8日の日曜日に比べると随分融雪が進んだ。
日本海まで出るとやや曇ってはいたが、富山平野に入った頃には青空が見えてきた。

北陸道を西に進むとチラホラと桜が咲き始めたようだ。
本日、富山気象台サクラ開花宣言とか。
a0071470_18115310.jpg

とりあえず前回ただ1頭撮影できた場所へ寄った。
思いの外気温が高く、なかなか止まらない。
昨年そこそこ撮影できたので、吸蜜撮影を狙ったのだが、
スミレがほとんど未開花なので、なかなか撮影チャンスが無い。
a0071470_1812238.jpg

崖の上のカタクリにやっと吸蜜に来たが、コントラストが強くて写真にならない。
久しぶりにあちらこちら、よさげな場所を歩いてみたが、
蝶がたくさん居ても、撮影場所が見つけられないとだめだね・・・・・・日光浴ばかりの撮影になってしまった・・・・・
a0071470_1813331.jpg


午後は、富山平野を横断して西の端まで移動。
a0071470_18135771.jpg

正面に見える剣岳・立山連峰に向かってのドライブは本当に楽しい。来週にはサクラも満開になるだろう。
a0071470_18141294.jpg

前回まったく姿を見なかった林道にも、そこそこの数が飛んでいた。
a0071470_18143480.jpg

ただここも花がほとんど咲いていない。
a0071470_18145172.jpg

片隅にウメの花が満開に咲いていて、ヒオドシチョウに混じって何頭か訪花していた。
a0071470_18151682.jpg

逆光で条件は良くなかったが、時々暗がりに咲いてるショウジヨウバカマで吸蜜していた。
a0071470_18154672.jpg

さんざん粘ってなんとかこの程度。
a0071470_18162933.jpg

やはりここも午前中の柔らかい光でないとだめだね・・・・・
a0071470_18164784.jpg

スミレは小さなのが数株だけ、これではどうしようもない。

本当に穏やかな一日だった。
一日中、暖かい春の日差しの中で遊べたのは、何年ぶりだろう。うん楽しかった・・・・・
by kmkurobe | 2012-04-12 18:16 | | Comments(16)

オフ企画第1段-フィールド図鑑用写真その2

12日は年が明けて初めて快晴の朝となった。
定点の積雪も例年に比べて遙かに少ない。
a0071470_15143388.jpg

白馬大橋からの白馬三山。
a0071470_15145260.jpg

パノラマでも撮影してみた。この日はとにかくまぶしくて、PLフィルターを使ってみた。
a0071470_15151057.jpg


さて、今回数種類のオファーがあった中で、第2弾としてクモマツマキチョウの雌開翅。
a0071470_14532014.jpg


2009/06/04, 11:12:21
SONY α-700
70-300mm F4.5-5.6 G SSM

最近はあちらこちらで撮影する機会も増えてきたが、ほとんどが40年来通っているこの谷間。
他の産地と同様に、砂防工事や雪崩などで環境が荒れた後数年は、比較的まとまって発生するようだ。
2007年まで続いていた工事が終わり、ここ数年減少しているのはいささか寂しいものがある。日照時間や残雪の影響もあるが概ね5月中旬から6月下旬が発生時期のようだ。

ご多分に漏れずここにも不法採集者が毎年訪れ、昨年もパトロール中に警告した事が複数回ある。
とにかく天気の良い平日に腕章を着けて歩いていると、こそこそ逃げるように林道をはずれたり、中には「何でこんな日に監視しているのか・・・・」と聞こえよがしに相方につぶやいて逃げていった二人ずれもいた。
対岸の山上から見れば一目瞭然、脇道はなく逃げも隠れもできない場所なので、もし自分がその立場ならばなかなかネットを振れない場所なんだけどね・・・・・・

当日は薄曇りで時々薄日が差す絶好の撮影日よりだったのだが、気温が低くやっと飛び始めたのは10時過ぎ。
それも激流の彼方の草付きを飛び回るばかり・・・・
日差しが回って、やっと撮影可能になったのは11時過ぎてから。
この日観察できた雌はどれも完ピンばかりで、雄は擦れた個体が多かった。
雌の綺麗な個体を撮影できたのは初めてだったので、随分うれしかった気がする。

同日に撮影できた他の写真も何点か再現像してみた。
a0071470_14551150.jpg

2009/06/04, 11:36:37
SONY α-700
70-300mm F4.5-5.6 G SSM

渓流を背景にすると綺麗なボケが出てくれた。
この頃はまだ白い蝶の-補正がうまくできなかったので、撮影枚数の割に適正な露出の割合が極端に少ない・・・・・
このあたりは、諸兄のご意見を色々と伺って、近年は随分、改善されてきたと自画自賛しているが。

a0071470_1456374.jpg

2009/06/04, 11:36:37
SONY α-700
70-300mm F4.5-5.6 G SSM

当日吸蜜はハタザオ以外ではスミレ類がほとんど。一度だけハルリンドウに止まってくれたのがこれ。
あまり良い写真ではないけど、うれしかった事を覚えている。
数秒しか止まってくれないし、草丈が長い年は、潜り込んでしまって絵にならないので、これでも精一杯だった。

a0071470_14564853.jpg

2009/06/04, 11:20:19
SONY α-700
70-300mm F4.5-5.6 G SSM

半開翅での吸蜜がクモマツマキチョウの雰囲気が一番感じられて好きだ。

当日の雄で一番綺麗だったのを1枚。

a0071470_14572178.jpg

2009/06/04, 12:23:20
SONY α-700
70-300mm F4.5-5.6 G SSM

時間を見てみると当日では最後のチャンスだったようだ。ほぼ完ピンの個体。地色のクリーム色が強く出ていて美しい。

今年の春はいつ頃訪れるのだろう・・・・・・待ち遠しいね。
by kmkurobe | 2012-01-14 14:57 | | Comments(8)

あけまして

a0071470_017442.jpg

本年もよろしくお願いします。
               kmkurobe
by kmkurobe | 2012-01-01 00:17 | | Comments(38)

1頭だけクロツバメシジミが日光浴をしていた。

a0071470_16303930.jpg

久々の休日の晴れ間。冷え込みもそこそこで、絶好の撮影日和になった。
残念ながら午前中仕事・・・・・・
朝霧がかかって最高だったのだが・・・・・
通勤途中の定点撮影。空の色が随分深い青になってきた。
a0071470_16311247.jpg

積雪はそれほどでもなくて、かなり溶けてしまったようだ。
a0071470_16313797.jpg
このあたりは、まだまだ緑色が濃い場所があるね。
思いの外早く仕事が終わったので、近場の撮影に出かけた。
a0071470_1631554.jpg
日射がまだ南に回り込んでいないので、五竜岳もなんとか写すことができた。
a0071470_1632103.jpg
紅葉が綺麗なのは南向きの1000㍍くらいまで、それ以上や北斜面はほとんで散ってしまったようだ。

小生はそれほど「蕎麦好き」というわけでは無いが、この季節は一度は食べないとね。
a0071470_16322887.jpg

お座敷の窓越しに北アルプスが見えるお気に入りの場所にある。
a0071470_16324366.jpg

大変美味しくいただきました・・・・・・

小春日和で暖かい。新米を買い出しに行く途中、ツメレンゲのある場所に寄ってみた。

やはりほとんどの花穂は枯れてしまっていた。
キチョウ以外になにも飛んではいない。
帰り際、1頭だけクロツバメシジミが日光浴をしていた。
しかもかなり新鮮な個体だ。
a0071470_1633087.jpg

NEX-5の18-55㎜ではとてもついて行けない・・・・・
なんとか証拠写真だけ・・・・・

クロツは若齢幼虫越冬のはず、この個体はたまたま出遅れてしまったようだ。

それでもしばらくは暖かい日が続くようだ。
しばらく様子を見にこなければ。
by kmkurobe | 2011-10-27 16:33 | | Comments(8)

地元ギフチョウ本年の初見は何時かな?

ゴールデンウイークも近づき、今週はぐずついた天気が続くようだ。ただコブシもあちらこちらで開花し、さくらも週末には咲き始めることと思われ、うまくすれば今月中にギフチョウの初見ができるかもしれない。
26日からは曇りがちだが、20度を遙かに超える気温に成るようだ。いよいよ本番間近を予感させる。
a0071470_16301653.jpg

さてデジイチに成ってからの、過去五年間の地元でのギフチョウ属の初撮りを画像の良し悪しはべつにして並べてみた。未発表の画像も入っているが、全部現像し直してみた。
それぞれ同じ発生地で撮影した物である。
2007年は雪解けが早く、下草が伸びるのも早かったようだ。ヒメギフは4月7日、ギフチョウは5月3日となっているが留守にしていたGW前半確実に発生していた。
a0071470_1618560.jpg
a0071470_16181932.jpg

2008年雪解けは本当に早かったが、3月の終わりから寒い日が続いた。ヒメギフ4月9日、ギフチョウは4月30日。カタクリの痛み具合をみると25日前後には発生していただろう。
a0071470_16184095.jpg
a0071470_16185663.jpg

2009年も雪解けが早かった。3月ラベルのヒメギフが撮影できるかと思ったほどだ。ヒメギフ4月6日。ギフチョウはなんと4月22日にはカタクリで吸蜜していた。
a0071470_16191776.jpg
a0071470_16193382.jpg

2010年は降雪量自体が少なかった。4月に入ってから低温が続き、雪月花が見られた年である。ヒメギフは4月13日ギフチョウはなんと5月5日が初見である。
5月に入っても天候が不順で個体数が随分少なかった。

a0071470_1620550.jpg
a0071470_16204225.jpg
さて本年2011年は1・2月が異常に低温が続き、地温が低いためなかなか融雪が進まなかった。また雨が少なかったこともあって発生はうんと遅れ、植物の生育も未だに遅れている。
ヒメギフは4月14日に初見。
a0071470_11183719.jpg
近隣の県でも10日から2週間遅れているので、今年はだいたい予想された発生なのだろう

a0071470_1622536.jpg
-白馬村の広報誌「広報はくば」4月号に教育委員会からギフチョウ・ヒメギフチョウについての記事が出ております。ご参考までに。

基本的には地元民も来訪者も、お互い常識とマナーを守って、貴重な文化財を守っていこうというところですか。私も多少関係させて頂いていますが、現在、行政としてはかなり公正、熱心に活動されていると思います。

私もいつも以上に駐車位置、周囲の状況を考えて撮影しなければと思っております。
とくに別荘地内は、普段お住まいになってらっしゃらない方が滞在されているので、拙ブログをご覧になってらっしゃる方々もよろしくご配慮ください。
by kmkurobe | 2011-04-26 16:22 | | Comments(8)