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30年ぶりのミヤマモンキチョウ-群馬県嬬恋村

正確に言えばここのミヤマモンキは初めてだ。ここではベニヒカゲの時期にやってきた。1975年の規制以前に双六岳にミヤマモンキに会いに行って以来である。
ミヤマシロにいたっては1972年の三城牧場以来である。

蝶と里山の浪漫紀行のFさん。そしてダンダラさんと偶然同じ場所にでかけることになった。
白馬を6時過ぎに出る。久しぶりに朝日がまぶしい。
天気予報はまあまあだったが上信越道に入ると小雨がぱらついている。

これはだめかなと思いながら峠に向かって車を走らせる。峠近くになると雲が゛切れ、群馬県側が遠くまで見渡せる。

駐車場にはFさんが待っていてくれた。なんでもダンダラさんはもう頂上近くにいるという。

あまり天気は良くないが、コヒョウモン、クジャクが飛んでいる。

放牧地に入るといきなりミヤマシロが飛んできた。羽の付け根の山吹色が美しい。Fさんが先に撮影しているうちに思いがけない早さで飛び去ってしまった。
私の感覚ではミヤマシロはエゾシロと同じようにあまり飛び回らないと思っていたのだか・・・・

やはり気候のせいなのか、今日はすべての蝶がが活動的でなかなか止まってくれなかった。

シャクナゲの群落が増えてくると、そこここにミヤマモンキが飛んでいる。
フウロソウに止まったのをなんとか一枚撮影できた。

しかし結構数が飛んでいる。雌はまだまだ新鮮である。
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頂上から東側のクロマメノキの群落がある鞍部にダンダラさんご夫妻が撮影されていた。
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早速私も撮影をはじめる。求愛も産卵もあちらこちらで観察できたのだが、とにかく止まってくれない。本当に1-2秒の勝負なので、旧式のオートフォーカスがついていかない。やはりここはデジイチに乗り換える時期に来たかな・・・・・・まだ市場に在庫がある旧型のαミノルタかソニーαか?・・・・・・やっぱり買っちゃおうかな・・・・・

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北側のピークまで足をのばすという、お三方とお別れして少しだけ粘ってみる。

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なんとか一回だけアップのチャンスがあったのだが、フウロソウに止まっても風に揺られていまいち納得できない・・・・

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午後に予定があるのでミヤマシロを狙って下山を開始する。なんどか飛んでいる個体は見つけたのだが、まるでパルナシウスのように滑空してとても撮影できなかった。

これは来年新しいカメラを持って再挑戦するしかないですね。

それにしても私よりかなり年長の方々のお元気なこと・・・・鍛え直してまた出直そう。

以下副産物として撮影できた種類。
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それにしてもお二人の写真のできばえが待ち遠しい。

ダンダラさんFさん私のデキはトホホになってしまいましたよ。
by kmkurobe | 2006-07-30 19:47 | | Comments(21)

ハッチョウトンボの湿原


では昨日掲載できなかったハッチョウトンボの湿原について。

「ご神木」からは車でやく30分直線距離なら10キロもない。

ここは標高約1000メートルくらいの、周りを耕地に囲まれた1キロ平方くらいの地味な湿地である。大町市によって木道が整備されていて快適な観察ができる。

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ここは湿地というより沼といった方がいい感じで、水草がいろいろと美しい。
写真はヒツジグサである。当然トンボの王国となっていて、昨日も各種イトトンボやオオルリボシヤンマが飛んでいた。

今年は長雨の影響か例年より水位が高く、木道より手を伸ばしての撮影となりどうしても構成が限られてしまう。

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ハッチョウトンボは毎年特定の場所にのみ飛んでいる。岸から離れた湿地の真ん中あたりが多いようだ。
数年ぶりに見たが本当に小さい。これではセミさえも捕まえてしまう大型のヤンマにかかったらひとたまりもないので、住み分けているのだろう。

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ほとんどが雄で数頭見かけて雌は近寄ってこなかった。一度みごとに繋がったのだけれどあっという間にどこかに行ってしまった。「つなぎトンボ」の撮影にもう一度来てもいいかな。
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オオヒカゲはまったく姿が見られなかった。これは午後遅くなってから到着したので、生息地の林にほとんど光が差さない状態だったからだと思う。
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時期的にはちょうどいいと思うのだが、写真は2001年のものである。

夕立が来そうなのでそうそうに白馬に向かって北上した。
分水嶺をこえるとなぜか青空。近くのハンノキの林に寄ってみた。

ほとんどがオオウラギンスジヒョウモン、ミドリヒヨウモンが少し混じっていた。
スジボソヤマキは発生が遅れていたが何頭か飛んでいた。
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これは光が透けてちょっといい感じになった。

これは白馬のカラスシジミ(だとおもうんだけど)例年よりこれも数が多いようだ。
多少ボロになった個体が吸蜜していた。
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by kmkurobe | 2006-07-28 19:19 | | Comments(8)

「ご神木」安曇野のはずれで発見!

白馬は夜半から大雨・・・・・犬も散歩に出たがらないような状況が朝になっても続いていた。
天気予報では南に行くに従って回復は早いとのこと。とりあえず豊科インターまで安曇野を南下する。
大町を過ぎ、穂高が近くなっても路面は濡れている。
時間つぶしに大手の書店に入り、お茶をしながら窓越しにアルプスを眺めていた。

11時近くになり日差しが強くなってきた。犀川にそって19号を北上する。
しかし明科を越えるとまたしてもどんよりと曇ってきた。ただ先週よりはやや気温が高いのでとりあえずヘムレンさんにおそわった崖下のオオムラサキポイントまで行ってみた。

やはり路上には降りていない。かろうじて数頭が滑空しているのみ。とても撮影できないのでクロミドリでもいないかと枝道を100メートルほど山を登ってみた。

先週ミヤマカラスシジミいっぱいの山頂に着き、あちこち歩いてみたが、たいしたものは飛んでいない。一息入れようと人間が吸水しているとどこからともなくアカタテハが飛んできた。なかなかきれいな個体で開翅もばっちりしてくれる。

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しばらくして雲が切れてきた。すぐに一頭のボロボロの雄がアカタテハを追い出してテリを張った。
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どうにもドジな個体で電柱やガードレールに音を立ててぶつかっている。

ここは犀川が安曇野を横切り山間に入る所を見下ろす小山の上。古の地方豪族が砦を築いたと言われる場所だが、なるほど今でも100人単位で移動すればよく見えるはずだ。

安曇野でもこの辺りは標高が低いのでクヌギとコナラが混じっている。なぜかあちこちにエノキとニレノキが多い。

このドジな個体は道路の反対側のせこいコナラの下草に潜り込んだ。よくみると樹液が浸みだしていて、カナブンやスズメバチ、ジャノメチョウ、ルリタテハなどが集まっていた。
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日照がさらに強くなってきた。突然周囲の木立から次々とオオムラサキが飛来してきた。ついに「ご神木」に出会ったようだ。
確かに見晴らしのいいがけの上で、周囲にエノキがあり。空間もいい感じである。
これは「ご神木」から真後ろの風景。犀川が流れているのが見える。
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やや暗かったが幸い風も弱く、一脚を使ってなんとか撮影できた。といってもまあまあの雌にボロ雄ばかり。時々飛んでくるオオスズメバチにビクビクしながらでとても疲れてしまう。

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バサバサとかなり大きな音がしたので、びっくりして2メートルほど跳び下がった・・・・

なにかカシワの葉の固まりの様なものがゴロゴロ転がり出てきた。交尾中のオオムラサキでどうやらここは出会いの場であるらしい。
ほかにもあちこちで求愛行動が見られた。

蝶の交尾はいろいろ見たがこのようにすさまじいのは初めてである。やたら雌がバタバタ逃げようとするが、雄はまるで動じることなく1時間近くくっついて離れなかった。
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一瞬だけペアが開翅した状態で撮影できたがとにかくピントがあわせにくい。時々地元の住民や郵便配達員が通りかかるので、交通整理をして、状況を説明した。
さすがにこの夏何度もテレビで取り上げられていたので知名度は抜群。みなさんしばらくご神木の周りで観察会となった。
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夢のような時間が過ぎふと気が付くと先週のミヤマカラスシジミのポイントとは本当に背中合わせになっていた。
いずれにしてもこの個体数は凄い。ぜひ来年は最盛期にやってきたいものだ。


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てなわけでハッチョウトンボの湿原のネタはまた明日のお楽しみ。やたらとアップしてしまったけど本人初めての経験で舞い上がっているのでご勘弁を・・・・・・


追記 以下のサイトに交尾の写真がありました。
曰く成熟に時間がかかるので、交尾ではすれた個体が多いと。
http://www.buzan.hs.nihon-u.ac.jp/butterfly/main.html
by kmkurobe | 2006-07-27 19:52 | | Comments(19)

つかの間の晴れ間に発見しちゃった・・・・

梅雨明け宣言が出る中、北陸地域に準ずる白馬の梅雨明けはまだまだ先。

今日はつかの間の青空が見られると言うことで、早起きをして近場に出かけることにした。

まずはオナガシジミかミドリシジミでもいないかとクロスカントリーの競技場まで出かけてみた。
もともとはハンノキやザゼンソウが生育している湿原だったので期待したのだが。

白馬でこの両種は昔は本当に沢山発生していて、民宿の周りでも夕方はキラキラといたるところで飛んでいた。
・・・・・今は見る影もない。

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オオウラギンスジヒョウモンがたくさんトラノオで吸蜜している。
サカハチの夏型が朝日に体毛をきらきらさせて止まっていた。

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ぱっとした成果が無いので帰り道に遠回りして、今年未だ出会うことができなくてヤキモキしていた、クロツのポイントに寄ってみた。

ミヤマシジミとツバメシジミはいるが本命の姿はまるでみられない。

幼虫でも捜してみようとツメレンゲをにらんでいたが、古い食痕があるだけでアリ一匹見られない。

そろそろ仕事の時間なので石垣を登り始めたら、なにやらツメレンゲの生え際にゴミのようなものが付いている。
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枯れ葉をそっとはがすと初めて見るクロツの蛹がついていた。今日はひょっとしていい日なのかもしれない。
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最後の写真は4年前の秋口にプチ魚眼で同じ石垣を撮影したもの。
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明日はオオヒカゲとハッチョウトンボの湿原に出かけてみよう。
by kmkurobe | 2006-07-26 19:23 | | Comments(10)

青い鱗粉の乗ったミヤマシジミの雌

久方ぶりの晴れマーク。今日こそオオムラサキの再戦と行きたかったのだが。皮肉なことに浮世の義理で、目と鼻の先のゴルフ場に出かけることになった。
なんとゴルフ場でもオオムラサキが悠々と飛んでいたが当然撮影などはできない。
お昼休みに長野県ではまだまだ珍しいツマグロヒョウモンがいたので撮影した。
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先日青い鱗粉の乗ったミヤマシジミの雌はいかに・・・・とお話があったので、出発前に近くの発生地に出かけてみた。

羽化直後のシ-タテハ。なかなか新鮮な個体は撮影できなかったので気合いを入れたが、そうそうに飛んでいってしまった。

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ツバメシジミもいい光線の中で一枚。
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ミヤマシジミ今日は天気のせいか、雌もずいぶん発生している。中にはコマツナギに産卵している個体もあった。

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ところでくだんのミヤマの雌どれほどのものかわからないのでなるべくそれらしいのを選んで撮影してみた。なるほど青い鱗粉が乗っている。
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maedaさんこんなん出ましたけど?
by kmkurobe | 2006-07-23 19:47 | | Comments(16)

最高のネタが飛んでいっちゃった・・・・・

最高のネタが飛んでいっちゃった・・・・・
今日は予報では日中晴れマーク、お昼休みにいつもの空き地に向かうが、いつもの方々しかいらっしゃらない。それもずいぶん古びてきた。
アサマ、フタスジ、セセリ各種、アカシジミ等々みなこの長雨の間にうらぶれてしまった。

本日のお昼はお隣の喫茶店に行く、庭のトラノオに各種のヒョウモンが集まっていて、うまくすればウラギンスジがいるかもしれない。

コーヒーを注文してさっそく庭にでてみる。

メスグロ、ミドリ、ウラギン、オオウラギンスジと多数飛んでいる雌は比較的新鮮な個体も混じっている。

とオオウラギンスジと思われる雄の個体の前翅に白いものがついている。よく見ると左右対称に斑紋が見られるようだ。

必死でピントを合わせるのだが、電池切れのサイン・・・・
なんとか数カット撮ったがうまくピントが合わず、どこかへ飛んでいってしまった。

家に帰ってじっくりモニターを見るとやはりピンボケ・・・・・
でもこんな個体は初めて見た。
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雌雄同体なのかなと思われるが、みっともない写真ですが・・・・・

皆さんのご意見お聞かせください。

ということで20日に撮影したキバネセセリとホシミスジを何枚かアップしてみた。
今年は安曇野は大発生のようで、某掲示板でも沢渡の売店にものすごい数飛び込んでくるとあった。
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白馬でももちろん毎年発生してはいるのだが、今年は本当に多いような気がする。
撮影した時暗かったので、今ひとつ感心しない。
新鮮なうちに再挑戦したい。
すべて姫川の源流地域の空き地で吸蜜していた。
オナガシジミ、ミドリシジミを期待したがまだ早かったようで、ミヤマカラスシジミがどっきりさせるくらいだった。
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このホシミスジはなかなか新鮮な雌。同じ場所にいるフタスジは今年はうんと数が少なくやっと見つけた個体もボロだった。
by kmkurobe | 2006-07-22 17:40 | 生態写真 | Comments(6)

本日のお題はミヤマシジミ

本日のお題はミヤマシジミ

白馬では年2-3回の発生と思われる。お盆過ぎから数が増え始め10月まできれいな個体が飛んでいる。

春先はヒメシジミとほぼ同じ頃に発生を始めるが、秋口に比べると数はうんと少ない。端境となる梅雨時はさらに数が少なく、たまに飛んでいてもすり切れた個体ばかりである。
たまたま発生したばかりの雄が数頭飛んでいたので、周りの環境を写し込んでみた。今にも雨が降りそうな条件ではあるが、幸い風はない。
まずは開翅の状態でアップにしてみた。
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晴れた日に比べるとブルーの出方が違うかな・・・・やや白っぽいような。
特に秋型ではもっと濃い色に感じられるが。
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バックに写り込んでいるのは食草のコマツナギである。護岸の割れ目や砕石の間など水捌けのよいところに群落を作っている。
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ワイドはまあまあいい感じに撮れたと思う。
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ここは雪を捨てたりするため、定期的にブッシュなどを伐採しているので、環境が維持されているようだ。
ここはまた地域の方々によってこの群落を守ろうという保護がなされている。夏期に違法キャンパーが車を止めるため、どうしても踏み荒らされてしまうからだ。

結果としてこの環境に適応している虫たちも保護されている。
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このようにコンクリート打ちっ放しの護岸でも考えようによっては草も刈らない土手よりもずっといろいろな生物を維持できるわけである。
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保護という前に周囲の環境の調査がいかに大切か考えさせられる。

クモマツマキの発生地の砂防ダムは造るべきではないなどという声もある。
ただこの地に住んでいるといかに砂防ダムが大切か、人間の生活を守っているか、身にしみてわかる。

問題は作ることよりも、作った後にいかに環境を考え守っていくかではないだろうか。
自然の力は偉大だ。10年で建設当時とはがらっと変わってしまう。コンクリートの塊にもひびが入り、土石流によってえぐられ、プールは土砂で埋まってしまう。

わが家の近くでは、長大な用水路のたった数十メートルをU字溝に替えただけなのに植生が変わり、特定の蝶もキノコも見られなくなってしまった。それほどデリケートな自然を理解することが環境保護の第一歩ではないだろうか。

おいしい「イグチ-ジコボウと地元で呼ばれる食用キノコ」が一杯採れたのに残念・・・・・
by kmkurobe | 2006-07-21 17:35 | | Comments(10)

本日の御題はミヤマカラスシジミ

つかの間の晴れ間を期待して、オオムラサキに再挑戦を決行した。
なんとか雨は上がり、ずいぶん明るくはなったのだが、いかんせん気温が上がらない。
20度そこそこで半袖では寒いくらいである。
豪雨の爪痕も生々しいポイントでさんざん待機したがシロチョウ一頭飛び出さないので。次回のため周辺地域を廻ってみることにした。

ここは崖崩れがおきやすい地滑り監視地区でちょうど犀川の蛇行により半島のように囲まれた小山の北斜面だった。

とりあえず頂上の城跡まで登ってみた。なるほど見晴らしがいい。山中にエノキがずいぶん茂っている。これはいけそうかなと思いながら。下りの途中にヒメジョオンが繁茂している空き地を見つけた。
よく見るとツルフジバカマの茂みやイタドリの葉上に、一見ゼフのようなシジミチョウが多数飛び交っていた。
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本当に凄い数である。よく見るとミヤマカラスシジミのようだ。
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以前からこの地域には個体数が多いと聞いていたが、半端な数ではない。
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交尾しているペアを含めて、ずいぶんいろいろなショットが撮影できた。やっぱりフィールドでは歩かなきゃ・・・・・・
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てなわけで本日の御題はミヤマカラスシジミといたします。

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このほか雨の中にもかかわらずいろいろと撮影できた。当分雨のようなので、「雨降りネタ」キープとしておこう。こうご期待!
by kmkurobe | 2006-07-20 20:57 | | Comments(11)

この蝶たちも出品されているのかな?

とにかく雨、雨、雨ついでに二日続けて大雨洪水警報・・・・
丸一週間飛べない蝶たちはどうしているのでありましょう?
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以前一部アップしたコヒョウモンモドキの写真を選んでみた。
撮影場所が前回の個体よりも暗い林道入り口のためややピントが甘い。
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このイネ科の穂に止まったところ、割と気に入っている。
たくさん撮影したのだけれど何とか写っていたのはこれ一枚だった。
暗い分飛び回らないので、シャッターチャンスは多いのだが、ちょっと風が吹いただけでアウトである。

アップで吸蜜シーンを撮ってみた。私はヒョウモンの類は裏面が写り、しかも複眼がしっかり写りこんでほしいのだが。
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これは葉裏に止まっているのを逆光で撮ってみた。いまいち期待したほどではなく、なんか薄っぺらになってしまった。
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このドアップは本来の色がよく出ているような気がする。
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先週からネットのオークションにほぼ同時期にこの地域で採集された個体が出品されていた。
出品者の曰く、本命(多分コヒョウモンモドキとアサマシジミ)が大町・北安曇地域で思ったほど採れなかったそうで、”ついで”に採ったというウラギンヒョウモンやらウラゴマなどを「一山いくら」で出していた。これなどせめて交通費位稼がなくてはというさもしい根性丸出しに感じられ、本来のオークションの趣旨に反すると思うのだが。

現在採集は一切しない私だが、別に否定しているわけでもないし、なにかきっかけでもあればきっとまた展翅版を倉庫から出してくるだろう。

・・・・「愛好家」とは採集者も観察者も撮影者もすべてが含まれる、自然と昆虫をこよなく愛する人間の総称だと思っていたのだが。

他人に迷惑をかけず必要なだけ採集するのは仕方がないかもしれない。しかし余分に採って売ったり、交換したりしているのはとても彼らが好んで使う「虫屋」ともはや言えないのではないだろうか。

某オークションには昆虫関係の古書が出たりしていたので昨年から覗いている。売る方に問題があるのは確かだが、主催する方そして買う方も今一度「自然愛護(保護ではありません)」の原点に立ち戻ってほしいと思う。

ゼフの採卵出品はともかく、「キマルリの飼育品鳥取県産(サナギより)」なんてのはどうやって採集したのだろう。同じことをとても自宅の庭ではできないはずだ。「-規制前ラベル」や「累代飼育品」などという怪しげな但し書きが付いているのも多くある。
とても業者さんとも思えないし、普段フィールドで出逢ったときどんな人物なのかちょっと興味がある。

むかしの「子供の科学」の交換欄のように「私の***と★★★もしくは☆☆☆と交換してください。」アマチュア同士ならこれだと思うんだけど・・・・・・

いずれにしても古いな(爆!!)
by kmkurobe | 2006-07-19 17:31 | | Comments(6)

雨降りネタその参-ゴマシジミ(北アルプス北部)17日修正追加

今日も雨、雨、雨・・・・・・
我慢しきれず100㎞ほど走っては見たが、CFカード一枚買うためにただ走るのみの一日だった。

この雨が上がるといっきに夏になるのであろう。ゼフも雌の時期になりそうだ。

そろそろ夏物の蝶の季節になる。

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夏の白馬を代表する蝶は高山蝶を除けばゴマシジミではないかと思う。

いまでも亜種名が使われているかどうかわから無いが、同じ長野県でもまるで違った様子をしている。

とにかく真っ黒けで小さい。ほとんどすりきれたヒメシジミとしか思えないが斑紋を見るとりっぱなゴマシジミである。

過去に木曽地方でムモンアカの観察にでかけると同じ時期に見られ、それも小さいもの大きいもの-スジグロ位はある、青いもの黒いものバラエティーに飛んでいた。

また岐阜県境に近いものは青がきれいな中型のサイズだったような気がする。

標高1600以上に見られ、生息地は極狭い範囲にかぎられる。

湿地周りのワレモコウで発生しているようだが、蟻との関係からか食草の割に個体数も少ない。
地元でもほとんど注目されていないが、ギフチョウなどとはくらべものにならないほど絶滅に瀕している。

毎年この蝶に会うのが楽しみで山を登っているが、この時期ガスがかかることが多くなかなかちゃんと撮影できないでいる。今年こそなんとかいい写真をものにしたいものである。

ベニヒカゲよりもやや早くクモマベニの発生地よりは4-500メートル標高が低い灌木に囲まれた湿原に生活している。

とにかくなかなか止まってくれないことと、表面をなかなか見せてくれないのは悩みの種である。

今年はちょっと遅れて発生は8月になってからかな・・・・・・


これは割合気に入ってる写真もう五年前になります。いわゆる小さいのと、やや大きくてゴマシジミらしいのと両方いる。

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これは産卵していた個体だが、なかなか産卵シーンがうまく撮れなかった。

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これは求愛雌雄のサイズはほとんど変わらない。
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翅表を見せてはくれたが悲しいかなこの程度しか撮れなかった。今年はがんばってものにしたい・・・・・

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クモマベニヒカゲは20年前はあちらこちらに飛んでいたがこの数年あまり数が見られない。
ベニヒカゲはとにかく数だけは一番たくさん飛んでいる。アルプスをバックにマツムシソウで吸蜜している写真を撮りたいのだが・・・・・・

なぜか地面に止まっている写真ばっかりだ。
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by kmkurobe | 2006-07-16 22:51 | | Comments(12)