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珍客滞在-コウノトリ

昨年から長野県でも野生に返されたコウノトリが、あちらこちらで観察されている。
今回驚いたのは4羽が飛来したことである。
群れで行動しているようで、2羽には脚に認識票がついているが、他の2頭には何も付いていない。
たぶん自然繁殖した個体が群れで行動しているのだろう。
29日に話題になっていたが、本日はじめて観察する事ができた。
以前からアオサギが営巣している場所に目星をつけていたが、やっぱり朱鷺と同じでサギの仲間と一緒に行動しているようだ゜。
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高圧線の鉄塔に1羽づづとまっている。嘴を身体に入れて眠っている個体もいるようだ。
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7時をすぎてコウノトリたちの一日にが始まったようだ。
アオサギ営巣地の近くの田んぼに舞い降りた。
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畦を歩きながら摂食している。
よく見るとミミズのようだ。昨晩はかなり雨が降っていたので、地表に出ているのだろう。
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とにかく大きい。飛んでいる姿はまるで翼竜のようだ。
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なぜか犬のように、随分長い間ポリポリしていた。
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いつまで滞在するのかわからないが、かなり人慣れしているのは確かなようだ。
うーんやはり認識票が気になるね・・・・・
次はなんとか付いてない個体を撮影してみよう。本職のバードウオッチャーから携帯のオバチャンまでにぎやかな週末になりそうである。
by kmkurobe | 2010-07-31 14:16 | 野鳥とリス | Comments(8)

天気が悪いと不活発?

昨日の湿度が残っているようで曇り空が広がっていた。昨日はせっかくの休日が雨・・・・・
未だ活動時間帯と思われる10時から14時の時間帯をフルに観察できていない・・・・・
とりあえず少しずつデータを蓄積することにした。
写真は大幅に手を加えてあるが、発生地の大まかな配置である。
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赤いラインで書いてあるのが、いわゆる「さまよい型飛翔」のパターン、何処かで出逢うと卍飛翔が見られ、4日間観察したが、程度の差こそあれ午後1時前後には、毎回観察できた。
ホストと思われるホウノキの★印あたりに止まっていることが多い。
しかし今日のように日差しがほとんど無いと青いラインの、周りより明るい場所ばかり飛んでなかなか降りてきてはくれなかった。

朝方「桜」には毎回静止している個体が複数観察できた。今朝もこんな感じで発見。
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こことホウノキまでは30メートル位はあるし、活動時間帯でもほとんどここまでは来てはいない。
軽く叩いて降りてきて頂いた。今回はミノルタ100㎜マクロで撮影してみた。
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うんうん良い感じだね。
G11の1:1フォーマットで寄ってみた。
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なんとか赤いベレー帽が写った。

さてお昼休み、ホストと思われるホウノキやミズナラの根本付近を一生懸命捜したが、まったく見つからなかった。
できれば自然な状態で観察したいのでルッキングに徹した。結局この時間帯でいつも静止している桑の木に2個体。桜にやはり2個体。ホウノキは高いところで時々卍飛翔をするがまったく降りてこない。
時間も無くなってきたので、桑の木の個体に降りてきて頂いた。
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2頭ともに足下の草に潜り込んでしまった・・・・・・
一瞬開翅しかけたが、
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次の瞬間には梢高く舞い上がってジ・エンド・・・・・
本日も雌はまったく観察できなかった。
帰り道、例のアジサイにオレンジ色が止まっていた。
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残念ながらオオウラギンスジヒョウモンだった。
こちらはコウノトリが4羽飛来とか。こちらもなんとか御滞在中にゲットしたいものだね。
コウノトリが幸運を運んでくれることを祈ってますよ。
それにしても不思議な夏になったね・・・・・・
by kmkurobe | 2010-07-30 17:00 | 生態写真 | Comments(4)

安曇野のジャコウアゲハ-未撮影種

なにも今日降らなくても良いのに・・・・・・
シーズン終了間際の休日が、久々の雨で吹っ飛んでしまった・・・・・
昨日天気予報を見ながらため息をついていたら、「Photo日記」のシャクガパパからメールが。
なんでも近くでジャコウアゲハが大発生しているとか!!!
ジャコウアゲハは安曇野であちらこちらに記録が有る。ただ継続して発生しているところは、ここの所聞いたことがない。
まあ偶産的発生だと思われる。
そんなわけで、ずっとずっと捜していた、安曇野に置ける未撮影種が突然降ってわいた・・・・こりゃすごい・・・・
シャクガパパに大大感謝である。
降りしきる雨の中、ダメ元で南下した。大町を過ぎても雨はいっこうにやむ気配はない・・・・
かなたの山並みあたりがやや明るいのを期待して、なんとか情報をいただいた場所にたどり着いた。
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ここは南向きの斜面に棚田が広がっている一角である。ここだけが休耕田になっていて、その上段差も傾斜も随分大きい。
結果として草刈りが行われず、食草が確保されているようだ。
それにしてもこんなに沢山のジャコウアゲハを見たのは何時以来だろう。
最盛期を過ぎているようで雄はほとんどが傷んでいる。雌は5-6頭しか観察できなかったが、雄は7-8倍は飛んでいる。
運動場くらいの面積で何十も飛んでいるので、これは壮観だ。
遠目に見ると、はっきりと雨が降っているのがわかる。風も強くなってきた。
まったく止まってくれないのでまずは飛翔撮影で雌。
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これは綺麗に止まってくれた。
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なんとか吸蜜していた雄だが、これでもまだましな方だ・・・・
雌雄ともにブッシュの中を縫うように飛んでいるので、羽化数日でボロボロのも仕方がないかもしれない。
クズの蔦が絡まり最初まったく食草のウマノスズクサが確認できなかった。
一頭の雌が産卵場所を探しながら飛んでいた。よくみるとブッシュの中あちらこちらにウマノスズクサが確認できた。
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やや切れた個体だが、あちらこちらで産卵していた。
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7-8卵産み付けると休止。
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移動してまた産卵の繰り返しだった。
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雨がパラパラしていた中、てっきり雨宿りしているのかと思ったら、別の雌が草陰で産卵していた。
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こんな草陰に産卵するとはね・・・・・やはり観察してみないとわからないものだね・・・・
多分9月にはもう1回発生があるのではないかな・・・・・ウーン楽しみだ。
次回は是非綺麗な雄や交尾を撮影してみたいものだ。
帰路よったヒメシロチョウの発生地では第2化がかなり発生していた。
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現在かなり降っている。明日はぐずつくという予報。お昼前にはなんとか上がってほしいな・・・・・
by kmkurobe | 2010-07-29 19:24 | 安曇野 | Comments(12)

いつまで続くか「無文な日々」-ムモンアカシジミ

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突然手の中に訪れた幸運。しばらくは、まるで文句の無い、「無文な日々」を送ることにしよう。
この蝶、活動時間もちょうどお昼休みのようなので、まったく生活リズムを崩さないですむ。

しばらくはファーブルになったつもりで、この蝶に関する情報を集めて一つ一つ検証していくのも楽しみだ。

観察3日目、初めて朝方発生地を訪れてみた。人里離れてはいるが、ある程度開放的な環境で風通しがよい。

ただ文献によれば、東または南向きの斜面に多く発生という記述があったが、ここは朝方ほとんど光が差さないようだ。
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ただ木立の奥は疎林になっているので、ホストになっているホウノキの梢は、朝日に当たってきらきらと輝いている。
このホウノキかなりの大木なので最下段の枝まで4-5メートルはあるかな。
目視した限りではまったく見あたらない。

周りの灌木を見渡してみても、まったくオレンジ色は見あたらない。
30㍍ほどホストから隔たっている桜の枝をまず叩いてみた。
ここはテリを張るには見通しが良さそうなので・・・・・ゼフになった気持ちで・・・・・・軽くンコン・・・・・

いきなり飛び出した雄が低いところへ降りてきた。
まだ寝ぼけ眼のようで、あちらこちらフラフラと飛び回った後、なぜか咲いている紫陽花の近くに静止した。
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羽は閉じられて触角もまるで動かない。あまり光線が良くないが、風もないので色々な設定を試してみた。おかげでスラックスはびしょびしょになったが・・・・・
G11で
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これはGXR>
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アジサイといえばジョウザンミドリシジミのブルーがよく会うと思っていたが、このオレンジもなかなかいいねえ・・・・・

補助光を使ってもこの蝶に関してはあまり違和感を感じないし、場合によっては黒ずんだ感じがなくなり、より肉眼で見えるた感じに近くなるように思うのだが。

お昼前に軽く雨が降った。空はどんよりと曇りほとんど光は差してこない。
現場についてしばらくすると、あちらこちらで卍飛翔が観察できた。
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それもあまり長続きせずホウノキの大きな葉の上で思い思いに休んでいるようだ。
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ときどきテリトリーが競合するのか、オオウラギンスジヒョウモンがしつこく追い立てると、しばらくの間活動するのだが、じきに葉の上で静止する個体がほとんどだ。
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時々テリ争いに負けた個体が降りてくるので、かなりの数を観察できたが、ほとんどが綺麗な状態だった。
それにしても赤いベレーをちょこんと被ったようで本当に可愛いね。

写真をモニターで拡大してわかったのだが、このホウノキは木全体がまるで蟻の巣になっているようだ。
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裏側から見るとゴマ粒のような蟻が無数に歩き回っているのが見える。
なるほどこの蝶の生態はこれほど蟻と関係があるのかと納得したね。
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かなりたくさんの個体、判別付いた限りでは全て雄のようだ。
交尾は同一の雌でも複数回行われるとのこと、最盛期はまだまだ先なのだろう。
ここはじっくり構えてゆっくり見守っていこう。うーんそれにしても予定していたプチ遠征どうしようかな・・・・・

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by kmkurobe | 2010-07-28 18:57 | 生態写真 | Comments(14)

奇跡の足跡を捜す-ムモンアカシジミ

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すっかり夏になった。ここへ来てほとんど雨が降らず強烈な暑さが続いている。やっぱりなにかおかしい・・・・・
今週はつかの間の自由な時間が取れるので、寸暇を惜しんであちらこちらと出かけてみた。
やはり本日も「黒と赤」だ。
まずは先日の結果から色々と考えて、多少きついが早起きして山を登った。
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ここは大変景色はいいのだが・・・・・足下からえぐれるように崖になっている。
見下ろすとゴマシジミやベニヒカゲがあちらこちらに飛んでいるが、高いところの嫌いな小生には・・・・・
だめだねこりゃ・・・・・
ちょっとしたテラス状になったところで雌がコメツツジで吸蜜していた。
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「山ゴマ」特有の小型で黒い個体だ。
べつの個体が開翅しかけたが・・・・
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風が強くてタイミングを逃がしてしまいこの程度・・・・・
それでもコメツツジでゆっくりと吸蜜してくれた。
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気温がまだ低いせいか広角でも撮影させてくれた。
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タイムリミットが近づいたので急いで山を下り始める。日差しが本当に強烈だ
急な下りがやっと終わりホッとしたところ、下草に羽化直後の雄が静止していた。
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本当に小さい。
画面のコメツツジの葉と比べてもらうとよくわかるが、ヒメシジミよりひとまわり小さい。
ほとんど飛べないようで良いところには出てきてくれない。
時間がないのであれこれ刺激していたら、最後に草に潜られてしまった・・・・・
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ここは従来撮影していた場所よりかなり標高が低い。
すぐ横で雌が産卵していた事も合わせると、ここも発生地の一つなのだろう。
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最後の最後にこんないいシーンに出逢ったのだが、タイムリミット・・・・残念・・・・・
さてお昼休み。そそくさと食事をすませて昨日見つけたムモンアカシジミの発生地へ向かった。
目的はホストとなっている木を見つけることだ。
遠くでかすかに雷の音が聞こえ、一瞬辺りが暗くなった。
昨日撮影した場所に近づくと、撮影地点すぐ上の梢をたくさんのオレンジ色の紙吹雪が舞っていた。
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多い所は4-5頭が卍飛翔をくりかえしている。
どうやら画面右側のホウノキの大木がホストとなっているようだ。
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裏へ回ってみると、いたいた。たくさんの蟻が幹の暗い部分に列を作っている。
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この木立はまわりの林から少しばかり離れているので、多分産卵も間違いなくここで行われるのだろう。
うーんいよいよ楽しみが増えそうだ。
やや低めの枝先に止まっていた個体をダメモトで叩いてみた。
一瞬だったが足下の灌木に降りたのでなんとかゲット。
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うーんこのオレンジ色本当にたまらないね。
ここは西日がよく当たる場所なので、夕暮れ時に訪ねてみるとどうなんだろう。
オレンジ色に夕陽が当たるといったいどんな輝きになるんだろうね・・・・

このゴマシジミ、ムモンアカシジミに関する情報につきましては当面の間、原則として非公開と致します。
お問い合わせ等にはお答えしかねますので宜しくお願いします。
by kmkurobe | 2010-07-27 16:37 | | Comments(6)

日曜午後の歓喜!月曜正午の奇跡!

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夏休み期間は家族と過ごす時間が多くなるので、毎年この季節はなかなかブログの更新ができないでいる。
さて日曜の午後1時過ぎて、少しばかり時間ができた。どこへ行こうかと考えたが、先日ベニヒカゲも観察できたので、高地性のゴマシジミの発生地へ出かけてみた。
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例年に比べてやはり残雪の影響が大きいようで、笹もかなり低くコメツツジの花もまだチラホラとしか咲いていない。
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天気も薄日が差す程度なので、キマダラモドキの撮影に移動しようと、山を下り始めたとき、目の前のカライトソウにゴマシジミの雌が止まり、ドキドキしながらピントを合わせていると、すぐに産卵を始めた。
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約4分近く止まっていたようだが、写真を連続で見ていると、数カ所に渡って産卵行為をしているようだ。
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最後の産卵行動を終えた後、この腹端を上げたポーズでしばらく放心したように動かなかった。
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かなり腹端を花穂の中に押し込むようにして産卵していた。アップで花穂の撮影もしてみたが、どうやっても卵を観察する事ができなかった。ワレモコウだと表面から卵が見える場合があるのだが。
とにかくまだまだ植物も生えそろっていないこの環境でもう産卵が始まっているとは・・・・・
とにかく個体数が少ない。またまた心配の種が増えてしまった。
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他にもう1個体コメツツジで吸蜜していたが、すぐに見失ってしまった・・・・うーん残念・・・・・ピンボケだ・・・・・
黒くてヒメシジミよりも小さい雄ではなかったけど、今年もドキドキの出会いがあり嬉しい午後となった。

26日月曜日のお昼休み。仕事が早くきりがついたので30分ほど時間ができた。
といってもほんの近場でお散歩程度、同じ場所も芸がないのでいつもと違う里山的環境のマイポイントを覗いてみた。
ここはヒョウモン類や黒色アゲハが多く。そろそろ出始める夏型のミヤマカラスアゲハがねらい目だ。
最初に当地では本当に珍しいナミアゲハを見かけた。必死になって追いかけたが結局どこにも止まらず証拠写真も撮影できなかった・・・・・はっきりとアゲハの夏型と確認できたのは今回が初めてだ。

うーんなにか予感がするね・・・・・・

オカトラノオも盛りを過ぎてしまい、いつもはたくさん集まっているヒョウモン類もほとんど姿が見えない・・・・・・諦めて帰ろうとしたら、オオウラギンスジヒョウモンが交尾飛翔をしている。
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一度ロストしてため息をついていたら、足下から再び飛び上がりやや高い木に静止。
かなりの被写体ブレのなか何とかゲット。この種類の交尾を撮影するのは初めてなので、大汗をかきながらも満足してカメラをしまいだしていたら・・・・・・目の前の樹上をオレンジ色の蝶が・・・・・
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あららこれは・・・・・実はぼちぼちとこの蝶の撮影計画を色々と練っていたところで、つぎのお休みにはあちこちとロケハンに出かけるつもりだった。
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なんと地元にいたとはね・・・・・・こいつだけは毎年同じ場所で発生するので、これは私的には生涯の大発見。
まさかこんな所に発生地があるとは・・・・・
どなたか白馬で記録されている方いらっしゃったらコメントを下さい。
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これでもしもクロミドリシジミも観察できたらなんと村内に20種のゼフィルスが住んでいることになる。うーんこれは本当に嬉しいことだね。
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たまたま時間が空き、たまたま何時もあまり行かない場所へでかけ、帰ろうと思ったら交尾飛翔を発見し、見失ってもたもたしていたら、なんと目の前にムモンアカシジミが飛んでいた・・・・・
やはりこれは「月曜正午の奇跡」だね。
by kmkurobe | 2010-07-26 16:49 | 生態写真 | Comments(10)

暑い!!!なぜか真夏の1週間

連休初日の1週間前7月17日に梅雨明け。それから連日の猛暑。
昼間はとても蝶が飛べるレベルではないね・・・・・
定点の稲穂も生育の遅れを一気に取り戻したようだ。
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わが家を訪れるリスたちも、急遽の衣替えなのか、腰のあたりがまだ換毛途中のようだ。
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毎日少しだけでも家の周りを歩いていると、それなりに小ネタは増えてくるので。
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雄はややすれていたが、これは正真正銘のわが家で発生したアサマシジミ。
ナンテンハギを食草としているようで、例年やや遅れての発生。一回り大きいのが特徴だ。
最後に発生するオオウラギンスジヒョウモン。やはり今年も個体数がかなり少ないようだ。
例年ならばこの時期すごい数が、ヒメジョオンやオカトラノオに来ているのだが・・・・
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コヒヨウモンはもう1500メートルへ上がらないと擦れている。今年は高地での発生が遅れているようで、クガイソウもまだ咲き始めたばかりのようだ。
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びっくりしたのはここにベニヒカゲが飛んでいたことだ???
例年ならばここはお盆頃の発生なのだが、いくら何でも早すぎるね・・・・・
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ミヤマシジミは夏を待っていたかのように第2化の最盛期になりあっという間に擦れた個体が多くなった。
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今週は出かけるたびに何処かで産卵をしていた。第3化は9月初めかな。
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トラフシジミの夏型をここで観察できたのは何年ぶりだろう?ここでは個体数が少ないので本当にうれしい。
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さて明日からも暑い夏のようだが、どこか涼しいところへ行ってみたいのだか・・・・・・
うーんどうしようかな・・・・・・
by kmkurobe | 2010-07-24 15:15 | | Comments(4)

炎暑の中で

7月18日どうやら梅雨明けしたらしい。北アルプスが久し振りに姿をみせていた。
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ただ山沿いには多少の雲が残ってはいるようだった。気温はそこそこでゼフの開翅を撮影するには絶好の条件のような朝になった。
この日はブログ仲間「小畦川日記」のダンダラさん。 「探蝶逍遥記」のfanseabさん。 「ネイチャーKENDAMARの歳時記」のOさん。おなじみ蝶山人ご夫妻、他の皆さんとご一緒する事になった。やはり熟練の目がたくさんあれば安心である。
まずはカシワ系のゼフィルスから観察する事になった。
本日もハヤシミドリシジミ、ウラジロミドリシジミ、ウラミスジシジミと全てチャンスがあり、そこそこ開翅もしてくれたのだが、なぜか草の中や葉陰とか着地位置が悪く、しかも雲間から夏の強烈な日差しが影になってしまって、なかなか満足がいく写真を撮影する事ができなかった・・・・・・
まずはウラジロミドリシジミ雄。
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雌も一応開翅はしてくれたが・・・・
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続いてハヤシミドリシジミ。
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ハヤシミドリシジミの雄は今年初めて開いてくれた。でもやや時期が遅かったようだ。
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この日もウラミスジシジミは何回も姿をみせてくれた。
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続いて17日にフジミドリシジミを撮影した場所へ移動。今回もほとんどがジョウザンミドリシジミだったが、アイノミドリシジミも撮影する事ができた。
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これは木陰での開翅でほぼ活動時間最終盤のようだった。
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帰路では吸水も観察する事ができた。ここでは久し振りにフタコブルリハナカミキリを何回か観察する事ができた。
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あまり良い写真は撮れなかったが、このカミキリには思い入れが深いので、大変嬉しい久し振りの出会いだった。
午後最終盤のクロシジミを蝶山人ご夫妻と撮影に。
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やはりかなり擦れた雌ばかりだったがショウマの花での吸蜜を撮影する事ができた。
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綺麗なウラゴマダラシジミの雌。まだまだこんなに綺麗な個体が飛んでいるようだ。
久し振りに長時間炎天での撮影に、小生はすっかり疲れてしまった・・・・・
ただダンダラさんをはじめ「先輩諸氏」は、数倍の撮影スケジュールをほぼ寝ずの移動の後こなされたようだ・・・
いやはや・・・・あのバイタリティーにはかないません・・・・まだまだ修行が足らないようであります・・・・・
by kmkurobe | 2010-07-20 15:50 | 生態写真 | Comments(26)

オレンジ色に包まれたカシワ林の朝に

7月19日。本格的な夏になった。とにかく朝から暑い。 「蝶の生態写真」のSa氏が北アルプス遠征前にカシワ系ゼフを撮影にお出でになると聞いた。彼を「大師匠」と崇拝している蝶山人氏とふたりしていつものカシワ林へ駆けつけた。
多分、ここでは今期最後と思われるので、なんとか気合いの入った撮影がしてみたかった。
ここはやはり朝日を一杯に受けて輝いているウラジロミドリシジミしかない。
今まで梅雨空の下、木漏れ日程度の光線で何度も開翅を撮影することができたが、こんなに強い夏の朝日ではどんな感じになるのだろう。
わくわくしながら色々と試してみた。
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とにかくカシワの葉も、蝶の羽も、体毛も何もかもオレンジ色に染まってしまった。
とてもサファイヤの輝きとはほど遠いがこれはこれて゛いいんじゃないかな・・・・・
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カシワに止まっていたウラジロミドリシジミの雄が開翅するところを連続で。
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この後雲が切れて、強烈な光線に変わった。
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ウラジロミドリシジミのイメージとはちよっと違うかな・・・・・
雌はオレンジ色に近いように赤くなった。綺麗だね。
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本来の活動時間は夕方のはずだが、テリこそ張らなかったがかなり活発に飛び回っていた。
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日が高くなってからは、また雰囲気の違う光り方をしていた。
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この色はなかなかいいね。
by kmkurobe | 2010-07-19 16:40 | 生態写真 | Comments(4)

Dream comes true-フジミドリシジミ

1995年7月の豪雨災害以前、いまでは見る影もないが、とにかくこのあたりはどこへ行っても渓相が最高で、あっという間に2-30尾の岩魚が釣れた。当然のようにほとんど連日の出動で、いつも冷凍庫は満タン状態だった。
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この季節、竿を納めての帰り道、幾度と無く足下からフジミドリシジミが飛び立った経験がある。
ただ当時は「うるる」イヨシロオビアブの大群がまといつき、とても撮影どころの雰囲気ではなく、タオルを振り回しながら、駆け足で林道を下る事が多かった。

そんなわけでこの時期なかなかここへ足が向かなかったが、意を決して完全防備で撮影に出かけた。
幸いなことにメマトイが少々絡んだだけで快適な歩行ができた。やはり温暖化が進んで生態系が変わってきたのかもしれない。
7時近くになり、光が差し込んでくると、あちらこちらでテリを張るゼフの姿が見られるようになった。
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どうも目的のフジミドリシジミではないようだ・・・・・
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さんざん苦労してなんとか撮影ポイントを探し出した。
うーんやはりすべてジョウザンミドリシジミだった・・・・・・
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ただこのあたりは標高がかなり高いので、ほとんどが新鮮な個体だ。
今年ジョウザンミドリは「アジサイの広場」以外ほとんど撮影してなかったので色々と考えて撮影してみた。
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やはり朝の光を浴びるゼフィルスは本当にきれいだね。
フタスジチョウもテリ張りに参加していた。
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実は本日仕事なので早々に下ることにした。
ここの場所は大昔には、もう一つの目的である高地性のアサマシジミが棲息していたので、あちこち捜しつつ下ったが、残念ながらヒメシジミばっかり・・・・・・
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ふとブナの根元を見るとヒメシジミの雌くらいのシジミチョウが弱々しく飛んでいた。
下草に止まったので近寄ってみると・・・・・・あららフジミドリシジミの雌だ!!
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しかもすぐ横に止まっていた緑色のハムシに怒ったのか、いきなりの全開翅!!
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但し頭を向こうにして下げているので、最悪のポジションだった・・・・・・
G11で無理をすればなんとかなったかもしれないが、飛ばれるのがいやだったのでとりあえず300㎜で証拠写真を撮影する。
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よく見ると口吻が伸びているカットもある。どうやら吸水に降りていたようだ。
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(結局、半開翅はしてくれたが、全開翅はこの時だけ・・・・・惜しいことをしてしまった・・・・・)
ものすごくたくさん撮影したような気がしたが、8時22分から30分までのたった8分間で梢に上がっていった。
でもこのドキドキ感。やめられないね。
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それでも広角撮影までさせてくれたこの雌に感謝感謝で山を下った。
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うーん素敵な連休になると良いね・・・・・
by kmkurobe | 2010-07-17 14:54 | Comments(12)