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再会に朱鷺めき

昨年末であった黒部市のトキ「トキメキ」チャンに久し振りに再会した。
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2009年の初夏に飛来してから1年以上、ほぼ同じような規則正しい生活をしているらしい。
放鳥トキ情報
によればこの個体は「会員番号」4番。2005年 第1回に放鳥された雌の個体のようだ。
この日の行動記録には
5:00頃 市民が,富山県黒部市にてNo.04がねぐらから飛翔するのを確認.
11:10頃 市民が,富山県黒部市にてNo.04が休耕田で探餌するのを確認.
18:55頃 市民が,富山県黒部市にてNo.04がねぐら入りするのを確認.
となっているので、私が撮影した後もずっと餌場に滞在していたようだ。
今回も平日にもかかわらず多くのギャラリーが取り囲んでいた。
とにかく餌場となっている休耕田をずーーーと歩きながら餌をついばんでいるだけで、最初は感激したのだけど、代わり映えのない写真ばかりになってしまった。
この休耕田にはかなり大きなドバミミズが多いようで、嘴の先端でつかむとつぎの瞬間勢いよく飲み込んでいた。
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随分大きな発信器をしょっているのだが重たくはないもんかねえ??
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今月初めにはコウノトリも地元で観察するチャンスに恵まれたが、トキは比べると随分可愛くて、その表情は幾分漫画チックで、ドードーを思わせる雰囲気が感じられる。
いいねいいね。
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初雪が降った頃もう一度会いに来たい。そのときはぜひともトキ色の羽裏を輝かせて、立山連峰を背景に優雅に飛び回ってほしいものだね。
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by kmkurobe | 2010-08-27 17:00 | 生態写真 | Comments(6)

クロツバメシジミの産卵-オノマンネングサ

本日もやたら暑い。しばらくは当地でも33-4度が続くとか・・・・・
とにかくこの時期に毎日のように降るはずの夕立が全くなくて、とにかくあたり一面カラカラである。
クラクラするような河原に住んでいる蝶たちもさすがに動きが鈍く、葉陰で身体を休めている個体が多いようだ。
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このクロツバメシジミの発生地には食草としてツメレンゲの他に万年草の一種が分布している。
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初夏に黄色い花を咲かせているので多分 オノマンネングサ Sedum lineare Thunb
じゃないかと思う。
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産卵はほとんどがツメレンゲで行われ、万年草で観察できたのはいままでで数回だけ。
今回は最初ツメレンゲで産卵行動を繰り返していた個体が、万年草でも産卵しているのを観察できた。
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ツメレンゲの場合、幼虫は内部から葉を食べるとのことだが、この場合はどうしているのだろうね?
とても食い込めるような大きさでは無い。

第2化が7月から始まり、現在は多分第3化と混じりあっているのだろう。かなり新鮮な雄と、傷んだ雌のカップルなどもチラホラと観察できた。
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ここでは秋の花はまだまったく咲いていないので、吸蜜はほとんどがコマツナギ。
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他には枯れる寸前のヒメジョオンくらいしか見あたらない。
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秋が深まると色づいた、エノコログサやヤマハハコの花などを訪れる。いったい今年はいつ頃になるのだろう?そんなことを考えさせる暑い日々が続いている。
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by kmkurobe | 2010-08-25 15:30 | 生態写真 | Comments(2)

今はもう秋・・・・のはずなのに

とにかく毎日とてつもなく暑い。
お盆を過ぎる平年ならば夕方からめっきりと涼しくなり、夜はとても窓を開けては居られないほど冷え込むはずなのだが・・・・・・
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それでも虫の鳴き声が聞こえ、平地でも秋の花が咲き始めた。
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ちょっとだけ覗いてみた高原もすっかり秋の気配だった。
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ベニヒカゲもほとんどが擦れた個体ばかり。
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今年の夏はあっという間に過ぎていって締まったようだ。
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エルタテハやクジャクチョウは姿も見られず、少しばかりのヒョウモンとヒメキマダラヒカゲがちらほら飛んでいるだけだった。
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今年は黒色系アゲハも少なくてかろうじてカラスアゲハがフロックスで吸蜜していた。
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うーん今年の夏も本当に終わってしまったようだ。
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久し振りに見たアサマイチモンジ。
今年は作柄が良いしてう蕎麦の花が一面に咲いていた。
by kmkurobe | 2010-08-24 15:05 | 生態写真 | Comments(10)

いつのまにか秋の空に-ヒメシロチョウ他

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定点からやっと五龍岳が顔を見せてくれた。梅雨明けとともになぜか山沿いはすっきりせず、ひと月ぶりに顔を見せてくれた北アルプスはすっかり秋の気配を漂わせていた。
撮影している足下のカボチャもいつしかこんなに大きくなっている。
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例年この時期は家族といっしょに過ごす時間が多くなかなか撮影に出られない。またブログ仲間のみなさんにいただいたコメントにも亀レスばかりで申し訳ございません。

さて観察を続けていたムモンアカシジミも8月10日をすぎるとめっきり数が減り、17日に数頭梢を飛んでいたのを最後に、ここ2-3日姿をみせてくれない。どうやら今期はお終いのようだ。それでも来年に向けて色々と課題を残してくれたので、全ステージ制覇に向けてこのオフは色々と準備しないと。
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ヒメシロチョウは今月初めから個体数が増えてきて、いよいよ夏型の最盛期を迎えたようだ。この蝶ふわふわと飛んではいるがなかなか止まってくれない・・・・・しかもこの季節とにかく暑い・・・・・
6おまけに発生地では吸蜜植物も少ないので、なかなか思うような撮影チャンスが訪れてくれない。
何とかゲットした吸蜜シーン。
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基本的にこの蝶は紫色を好むようで、スミレ、アザミなどでよく吸蜜するが、白い花例えばヒメジョオンなどににはほとんど関心をもたない感じがする。

ヒメシロチョウの求愛は触角や口吻を振り合ってなかなかにほほえましい。飛び入りのお邪魔虫も加わってあちらこちらでにぎやかだ。
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実はここでいままで交尾シーンを見たことがなかった。求愛も産卵も確認しているのに不思議におもっていたのだが、この夏ブログ仲間のKENKEN氏とSa氏が続けざまに撮影に成功されたという・・・・・
地元の意地をかけてねばったかいがあってなんとゲットできた。
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うーん何十回と通っているのにどうしてこの夏ばかり撮影できるのだろう。
ちなみに前記両氏とは撮影ポイントがやや違ってはいる。
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あまり良い場所には止まってくれなかったが・・・・うん。よかったよかった・・・・・・
そろそろ秋の蝶立ちも姿を見せ始めた。
シータテハがテリを張っていた。
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イチモンジもこうしてみるとなかなか綺麗だね。
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かなり光が弱かった分良い感じで地色が出てくれた。
by kmkurobe | 2010-08-21 11:56 | 安曇野 | Comments(10)

ひたひたと迫る秋の足音-クロツバメシジミ

曇り空のアルプスを背景にパラグライダーがたくさん飛んでいる。
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お盆休みの観光客でにぎやかである。台風一過の青空とはいかなかった・・・・・
せっかくフリーとなっていた12日になんと台風接近・・・・・本当に今年は間が悪いね・・・・・
ストレスが貯まってきたので、近場の蝶をちょっとだけ覗いてみた。

萩の花でキチョウが吸蜜していた。
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ああもう秋だ。今年もあっという間に過ぎてしまったね・・・・・
クロツバメシジミも第3化が混じるようになり、個体数が増えてきた。といっても玉石混淆でなかなかいい被写体が見つからない。
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定番のエノコログサの穂が伸びてきた。
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なんとか見つけた交尾カップル。
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ミヤマシジミはまだ第3化が本格的には出ていないようだ。
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黒色アゲハもようやく夏型が飛び始めた。
ほとんどがミヤマカラスアゲハのようだ。
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1頭だけカラスアゲハが混じっていた。
-ご指摘があり裏面後翅の白条が消失したミヤマカラスアゲハのようだ。なるほどなるほど・・・・・
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木陰で吸水する事が多いので、なかなかシャッタースピードがかせげないね・・・・・
明日からはお休み。あまり天気が良さそうではないが、少しばかり標高の高い所へいってみよう。
きっともう秋の気配はかなり深まっているのだろう。

えー飛び去ってしまったと思っていたコウノトリ。脚輪をつけた1羽がまだ近くに残っていたようだ。
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10日の夕方帰宅する途中に休耕田を歩いていた。
今回はかなり近づく事ができたけどねやっぱり本当におおきいね。
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by kmkurobe | 2010-08-13 16:16 | | Comments(9)

思い出に浸るのもいいもんだね-キベリカタビロハナカミキリ

7-8日と所用で久方ぶりに実家に泊まることになった。何十年ぶりになるのだろう。自宅が車で1時間位なので独立してからほとんど泊まったことがなかった。

さて北安曇から中京圏に帰るのには3つのルートがある。日本海周り北陸道経由。ポピュラーな長野道-中央道。
今回は高山経由で東海北陸自動車道を利用してみた。やはり長野-岐阜県境の一般道を走る時間が長い分長時間ドライブになってしまった。

それでも早めに出発して少しだけ寄り道してみた。ほとんど交通利用がないのに、ある地点には多数の車両が止めてある。噂に聞く、蝶の数より採集者の数のが多いというのは本当だった・・・・・
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それでもこの蝶なかなか撮影機会に恵まれず、1973年以来のご対面かな?撮影できたのはかなりスレた雄だったけど嬉しかった。
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他にはサカハチチョウとシータテハ。狙っていたコヒオドシは目撃のみ。

心配していた渋滞にも巻き込まれなかったのだが、なんと花火大会の日で市内は大渋滞・・・・・
それでは実家の屋上から見る何十年ぶりかの花火もいいもんだね・・・・

懐かしい気分に浸って、ついかって起居していた部屋を覗いてみた。
先日、 「虫林花山の散歩道」の虫林さんがお出でになったとき、話題にしていた「キベリカタビロハナカミキリ」を見てみたくなったのだ。

「どくとるマンボウ昆虫記」の中に出てくるこの種類は、当時のカミキリ屋あこがれの種類で、文中でも5頭採集したことが話題になっていた。

1970年だからちょうど40年前。この時は本当にたくさんのキベリカタビロハナカミキリを採集することができた。
多分林道の周囲が伐採後数年した最高の環境になっていたのだろう。
翌年は数頭、数年後にはまったく観察できなくなっていた。
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右上の10数頭がキベリカタビロハナカミキリ。
ラベルをみると1頭1頭に思い出がよみがえってくる。うーん懐かしの同窓会に参加した気分。こんなのもいいね・・・・

70年代初期の思い出が詰まった標本箱のいくつかをそっと覗くと良かった・・・・・・健在だ・・・・・うれしい再会だね。
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さてこの個体、層雲峡7月採集となっているがどうしても名前が出てこない。どなたかおわかりになる方教えて下さい。
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このタカネヒカゲは双六岳産。若くて体力があってもあの登りはきつかった。
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1973年生まれて初めて採集したイエローバンド。まったく同じ場所にいまでも飛んでいるのがうれしい。
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このオオイチモンジの雌。丸瀬布で初めて採集した感動は忘れない。あのオロピリカ林道は今どうなっているのだろう・・・・・

さてムモンアカシジミの観察
8月6日とてつもなく暑い日。1時5分から20分まで高所を飛び回り撮影機会無し。
個体数はやや少なくなってきたような。やはり最盛期は8月初めだったのだろう。
8月8日曇りやや肌寒い。2時45分。
まったく飛んでいない。サクラから1頭飛び出しただけ。時間、天候ともに条件が悪かったようだ。
8月9日1時から1時20分。曇り。湿度は高いが、からだには涼しい感じ。
数頭がカシワの周りを飛んでいた。やはり適度な日照は必要なのだろう。
カシワ樹上に止まっていた1頭が、突然2-3㍍のところで産卵を始めた。
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綺麗な個体だ。
数回産卵をしていたが、ストロボに反応して元の位置へ戻ってしまい、まったく動かなくなってしまった。
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それでもまだまだ、綺麗な雌が残っているようだ。
by kmkurobe | 2010-08-09 15:34 | | Comments(12)

とにかく死ぬほど暑い中で-ムモンアカシジミ

2時45分から3時まで観察。暑い。風もなく日差しを遮る雲もない。

13時までなにも活動なし。カシワの裏の暗がりで、突然古びた雌が産卵を始めた。
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地上高1.5㍍から3㍍位。
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ストロボに刺激されたのか、数箇所でポーズをとった後飛び去った。
1時10分頃やや陽が陰った直後にあちこちで飛び始めた。
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半日陰の場所などあまり直射を受けない場所が多いようだ。
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2時近くになり一段落。例に寄ってテリ争いに負けた個体が2度下降して、一頭は白い花で吸蜜。もう1頭は日陰のヨツバヒヨドリで静止していた。
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この後しばらく活発な卍飛翔が見られ。カシワからサクラの間を多くの個体がかなり低い位置まで飛び回ってたる
ぱらぱらとしか飛ばない時間が続く。2時半を過ぎてどこからともなく下降してきた。綺麗な雌がカシワで産卵を始めた。
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低い場所から始まった産卵は段々高い場所に移動していき。
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最後は7-8㍍の位置での産卵を確認できた。
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最後は栗の枝に囲まれたかなり高い位置でも産卵していたようだ。
本日はやや離れた湿地での吸蜜はまったく観察できなかった。
by kmkurobe | 2010-08-05 17:31 | 生態写真 | Comments(12)

ホストはさらに広範囲-ムモンアカシジミ

本日の観察記録-ムモンアカシジミ
発生地到着12時45分。快晴。日照強く、湿度はそれほど感じない。
やや暗い場所の高い位置で数頭の卍飛翔が見られた以外は、特に活発な感じはない。
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桜の木から30㍍ほど離れた窪地のノリウツギで吸蜜している個体を発見。
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昨日同所でヒメジョオンで吸蜜していた個体と破損位置が同じような・・・・同一個体?
広角でも。
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やはり空が入るとオレンジが映える。
1時過ぎて日照が遮られると、きゅうに活動が始まりあちらこちらでさまよい飛翔。卍飛翔が見られた。
やはり「テリ負け」して急降下した個体が、日陰のヨツバヒヨドリ、アジサイに降下静止。地表で吸水する個体も観察できた。
そのうち樹上から降りてきた個体がまずカシワで産卵姿勢をとった。
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まさに蟻道のど真ん中付近で地上1.5㍍付近。
その後直ぐ横の針葉樹に移動。
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なんとここでも産卵。
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そして直ぐ横の栗の木との間にある、直径7-8㎝の広葉樹にも産卵姿勢をとった。
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それぞれ蟻はかなりの数確認。
そして同一の個体は栗の木でもやや高いところで、同様の姿勢を取っていたが、遠いので産卵は確認できなかった。

今回の観察によって25㍍ほどにあるホスト候補。ホウノキ、ミズナラ、クリ、カシワそして最後の2本の間にある細い針葉樹と広葉樹全てが「ホスト群」を構成しているような感じがしてきた。
ここはやはり初夏に幼虫を何とか確認しなければ・・・・・

これからと言うところで1時15分タイムアップ!残念・・・・・

本日感じたことその1 活動時間は余り変化が無い。
その2 やはり日照が少し落ち着くことでスイッチが入る。
その3 休止、吸蜜、吸水などは半日陰のようなあまり直射が当たらず、しかもホストからあまり離れていないところ。

うーんこれだけ産卵しているのだから、どうして交尾が観察できないのだろう???
なんとか明日のお休み頑張ってみようかな。
by kmkurobe | 2010-08-04 15:18 | 生態写真 | Comments(6)

本日も観察-ムモンアカシジミ

次のお休みにはもう少し頑張って撮影したかった珍客コウノトリ。1羽を残して南方へ移動したようだ。残念・・・・・
さて本日も12時45分から1時15分まで観察してみた。
気温は高めで明るいが日照は強くない。湿度が高く蒸し暑い。
発生地に到着した時点であちらこちらで卍飛翔が観察できた。
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本日もカシワの左側に沿って上下している。ホウノキの側はまったく気配が無く。静止した個体ばかりだ。
何かに反応して1頭が飛び始めると、呼応して複数の個体が舞い上がる。
ただし発生初期に比べると、段々氏族時間が短くなってきたような気がする。ホストと思われるホウノキ、ミズナラ、クリ、カシワは地表から3㍍位の斜面上に生えている。
本日はテリ争いで負けた個体がカシワにそって急降下し、白い★の地点で短い吸蜜をした。
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すべてアジサイ。
また50㍍ほど離れた草原のヒメジョオンでもすれた雄が吸蜜していた。
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吸蜜のために降りてきたと言うより、たまたま降下、静止した場所が花だったと言うことではないだろうかね。
アジサイでは良い感じで撮影できそうだったのだが、本日もにっくきオオウラギンスジヒョウモンにちょっかいを出されて、数回飛び上がってしまい、結局まともに撮影できなかった・・・・・・・
本日はこの時間に産卵行動はこの周囲では観察できなかった。

仕事も終わり近くなったころ、発生地にいたO氏からメール「アオバセセリ」が飛んでいる。
びっくりして、仕事にきりがつくやいなやすっ飛んでいった。とにかく暗い中、なんとか証拠写真ゲット。
正真正銘のアオバセセリだ。
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またまた個人的には初記録。実際かなり少ないと思われる。6月に大町市との境で記録されているので、多分夏型ということになるのだろう・・・・・それにしても今年はジャコウアゲハといい、ムモンアカといい初物に本当についているね・・・・・
by kmkurobe | 2010-08-03 16:26 | 生態写真 | Comments(4)

今年の夏のテーマ「赤と黒」

今年の夏のテーマ「赤と黒」を、敬愛するナチュラリスト「虫林花山の散歩道」の虫林さんにサポートしていただいて、またまた山を登ることになった。
待ち合わせてすぐ、コウノトリを見に行くことになった。昨日のねぐらや餌場には1羽もいない・・・・
あきらめて引き返したら、道すがら人だかりが・・・・・いつも仕事で使っている宅急便の電柱に泰然と休止していた。
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今日は直ぐしたまで近づけたのでさの大きさを実感。とにかくでかい!!!

まずは黒の探索に高度を稼いだ、現地でばったりと会って途中から同行することになった「ネイチャーKENDAMARの歳時記」のO氏と三人。
霧で視界が悪い中、なんとかターゲットを発見。
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羽化直後の雌だ。
嬉しいことにあまり飛び回らず、しかも思う存分に開翅してくれた。
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曇り空が幸いして綺麗に開翅を表現することができた。
うーんモノトーンの蝶は曇り空が似合うね・・・・・
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外縁の銀色の縁毛が本当に美しい。
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ワレモコウにも産卵、級蜜していた。
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このコメツツジで吸蜜していた雄は、多少擦れてはいるが、前翅に青い部分が出ていた。
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ほとんど視界がきかない中激写している虫林氏。
ここは他にベニヒカゲ、コヒョウモンや本当に紛らわしいヒメシジミ。そしてきれいなクジャクチョウが飛んでいた。
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さて午後の部は「赤」の観察。できれば交尾、産卵、吸蜜をと欲張っていたが、どうもこの日は高い所ばかり飛んで中々降りてきてはくれなかった。そんな中突然ホウノキに止まった個体が腹端を曲げて産卵ポーズ。
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これで少なくともホウノキがホストだということが実証された。うんうんよかった。この日は捜していたミドリシジミも初確認できたので本当に嬉しい日になった。
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今回のムモンアカシジミ探索で色々と相談に乗っていただき、現場にも駆けつけて頂いた「蝶の生態写真」のSa氏いやいやありがとうございました。


えー実は本日もお昼に観察に行ったのですよ。やはり12時半頃からの活動タイムスタート。
日によってテリ張り位置が違うようで、昨日はホウノキ側だったが、本日はほとんどが柏の周囲での探雌飛翔だった。
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午後1時頃突然綺麗な個体がカシワの幹に静止。腹端は曲げなかったが、あきらかに産卵場所を捜しているように歩いていた。
次にはかなり擦れた個体がさらに低い所まで降りてきて産卵を始めた。
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よく見ると以前産んであったと思われるシジミ系と思われる卵が写っていた。うーんこの木もやっぱりホストのようだ。
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ミドリ色が新鮮な雌の止まった位置。赤が産卵された位置。地上高約1メートル。
どうやら交尾は高い樹上で行われ雌はなかなか降りてきてくれなかったのかもしれないね。
この後は何頭かの雌が下に降りてきて、あるものは吸蜜、またアジサイの葉で吸汁しているのも観察できた。
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ホウノキの方はまったく動きが無く、よく見ると何頭かの個体が静止していた。
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なるほどアブラムシやアリがよく写っているね。

やはり日照、気温、時間により活動の程度は大きく変化するようで、なんとなく暑い日差しが一瞬和らいだ時に活発になるような気がする・・・・・うーんこの夏のイベントいつまで続くのだろうね・・・・・1週間経ちいささか疲れたかな・・・・・・
by kmkurobe | 2010-08-02 21:14 | 生態写真 | Comments(10)