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暖かな南風

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明け方から暖かい南風が吹き、昨日とはうって変わった陽気となった
融雪がいっぺんに進み、村中のコブシが一斉に満開。
マイ定点は今まで複数の撮影者といっしょになったことは、まったくなかったのだが、
出勤途中の定時撮影をしようと思ったら、なんと多数の撮影者が・・・・・

しかもご不在とはいえ大半が個人の別荘敷地内である。どうやらバスを仕立てた撮影ツアーのご一行らしい。しかしいくら何でもひどすぎる。企画した業者は観光の一翼を担っていることは認めるが、こんなんでは長続きしないと思うよ。
そんなこんなで朝方の撮影は春霞に煙る白馬三山。
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八方尾根スキー場も随分下の方まで地肌が見えるようになってきた。
お昼近くになっても20メートル近い南東の風が吹いている。
小山は南向きのため、この風が吹くとまったくヒメギフチョウが飛んでくれない。
少しの時間だけ食草や吸蜜植物の状況を見に行った。
桜の花はちらほら咲き始め、タチツボスミレはいい感じの株に成っていた。
びっくりしたのはすっかり開いたウスバ゛サイシンの新芽が出ていたことだ。
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2-3日前には全く見つからなかったのだが、前回の大雨と今日の強風で足下が現れて来たようだ。
これならばもう雌の産卵がはじまっていてもおかしくない。今のところ今年は1頭の雌らしき個体も観察していないが、季節は急速に進んでいるようだ。
お昼過ぎ逆光でコブシ満開の定点を撮影。
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コブシの花はすぐに痛んでしまうので、つぎの晴れ間までなんとかもってほしいものだね。
by kmkurobe | 2011-04-27 14:15 | 安曇野 | Comments(12)

地元ギフチョウ本年の初見は何時かな?

ゴールデンウイークも近づき、今週はぐずついた天気が続くようだ。ただコブシもあちらこちらで開花し、さくらも週末には咲き始めることと思われ、うまくすれば今月中にギフチョウの初見ができるかもしれない。
26日からは曇りがちだが、20度を遙かに超える気温に成るようだ。いよいよ本番間近を予感させる。
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さてデジイチに成ってからの、過去五年間の地元でのギフチョウ属の初撮りを画像の良し悪しはべつにして並べてみた。未発表の画像も入っているが、全部現像し直してみた。
それぞれ同じ発生地で撮影した物である。
2007年は雪解けが早く、下草が伸びるのも早かったようだ。ヒメギフは4月7日、ギフチョウは5月3日となっているが留守にしていたGW前半確実に発生していた。
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2008年雪解けは本当に早かったが、3月の終わりから寒い日が続いた。ヒメギフ4月9日、ギフチョウは4月30日。カタクリの痛み具合をみると25日前後には発生していただろう。
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2009年も雪解けが早かった。3月ラベルのヒメギフが撮影できるかと思ったほどだ。ヒメギフ4月6日。ギフチョウはなんと4月22日にはカタクリで吸蜜していた。
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2010年は降雪量自体が少なかった。4月に入ってから低温が続き、雪月花が見られた年である。ヒメギフは4月13日ギフチョウはなんと5月5日が初見である。
5月に入っても天候が不順で個体数が随分少なかった。

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さて本年2011年は1・2月が異常に低温が続き、地温が低いためなかなか融雪が進まなかった。また雨が少なかったこともあって発生はうんと遅れ、植物の生育も未だに遅れている。
ヒメギフは4月14日に初見。
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近隣の県でも10日から2週間遅れているので、今年はだいたい予想された発生なのだろう

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-白馬村の広報誌「広報はくば」4月号に教育委員会からギフチョウ・ヒメギフチョウについての記事が出ております。ご参考までに。

基本的には地元民も来訪者も、お互い常識とマナーを守って、貴重な文化財を守っていこうというところですか。私も多少関係させて頂いていますが、現在、行政としてはかなり公正、熱心に活動されていると思います。

私もいつも以上に駐車位置、周囲の状況を考えて撮影しなければと思っております。
とくに別荘地内は、普段お住まいになってらっしゃらない方が滞在されているので、拙ブログをご覧になってらっしゃる方々もよろしくご配慮ください。
by kmkurobe | 2011-04-26 16:22 | | Comments(8)

我、三県同日撮影に成功せり!

昨晩からはこの春一番の豪雨となった。それでも明け方には雨も上がり青空が覗いている他。ただ寒気が入っているせいか、とにかく寒い。
このままではお昼近くまで飛びそうにないので、北に向けてゆっくり目に出発する。
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定点のコブシの花も満開近くなってきた。背景の五龍岳はかなりの新雪が降ったようで真っ白になっていた。
現地到着が8時42分。
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落ち葉の間からタチツボスミレがのびてきていた。たったの3日だけど随分感じが違う。
気温がなかなか上がらない。可憐なシロバナイカリソウなどを撮影しながら待機。
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9時3分どこからともなく舞い降りてきたギフチョウが日光浴を始めた。
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やったね!まずは越後新潟ギフチョウをゲットだ!
狭い尾根筋の雑木林だが、4-5頭のギフチョウが次々と飛んできた。
そこそこの個体がタチツボスミレで吸蜜。
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よしよし・・・・・・
9時39分急いで山を下る。
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なにやら雲行きがあやしい・・・・・
どうしようかと思ったが、今年まだ訪ねていない「クビキカンアオイ」を食草にしている富山県東端のギフチョウを目指して移動開始。
インターチェンジを降りるとさらに天候は悪化・・・・・桜は葉桜が目立ち始めている。
いくら何でも発生しているだろうと思ったら、なんと林道が残雪で通れない・・・・・
インターチェンジまで戻る道すがら決心がつかない・・・・・
ふと気がついたら富山方面に向かって走行していた。ありゃりゃ・・・・・
腹をくくって、21日に訪れた発生地に向けて移動開始。
ますます雲行きは怪しくなる。ただここはインターチェンジから近いのでなんとか薄日が差す状態に間に合った。もう11時を過ぎている。
前回多数の個体が飛んでいた林道沿いに車を止める。
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日差しが強くなるとまわりの林からギフチョウが次々に降りてくる。ここは木曜日に訪れた場所よりも標高が低いのでほとんどがすれた個体ばかり。
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カンアオイも若葉が随分大きくなっていた。
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散りかけの桜の花に次々と吸蜜に訪れるが、雲がかかっているのと個体がすれているのでイマイチな写真ばかりだ・・・・・エエーイ!来年はベストシーズンに絶対来るぞ!
それでもスミレでの吸蜜も撮影できた。
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これにて越中富山ギフチョウもゲット!
高速に乗って帰路につくともう正午を過ぎていた。しかもバラバラと夕立のような雨が降り始めた。すっかりあきらめてのんびりと地元に帰ってくると、気温はそこそこ高く薄日が差していた。行くしかないということで小山を登った。
1頭だけ斜面をフラフラと飛んでいた。
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必死に追いかけて撮影。
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この個体はスミレでもポーズをとってくれる大サービス!信州長野ヒメギフチョウをゲット!!!
ここに我が事成れり! 平成23年4月24日13時43分13秒
同日3県でギフチョウ属の撮影に成功。
それにしても馬鹿な企画だったような。一カ所でがんばれば今日の越後ギフチョウなどは最高の写真を物にできたかも・・・・・・・
うん、でもこれでこだわりを捨てることができたのでよしとしよう。来週には地元でもお花見ができそうだ。やっと春がきたね。
by kmkurobe | 2011-04-24 17:13 | 生態写真 | Comments(16)

雲の切れ間に赤上がり!

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昨日は「三国制覇」本当残念だったので、どんな条件が足らなかったのかいろいろと考えてみた。
越中ギフは3月以降、5月初めまで場所さえ選べば午後でも撮影可能。信濃ヒメギフは4月7日前後から月末まで、午後になるとなかなか止まらない。越後ギフは4月10日前後から25日くらいまで、午後は撮影ほぼ不可能。
よくよく考えてみると、4月15日前後で朝から気温が高い日が一番可能性があるのではないだろうか。
事実、信濃ヒメギフは条件さえ整えば9時前から活動している。そのまま姫川を下って11時までに越後ギフをゲット。インターから近いのですぐさま越中へ転身すればなんとかなるのでは・・・・・それにしてもバカだねホント・・・・・

ついでにGWギフチョウ属の発生予測をしてみた。過去5年のデータから考えるとやはりGW前半は苦しいと思われる。過去10年に遡っても、最盛期はやはり5月に入ってからで、2007年から始まった、いわゆるバンドブームになってからは、むしろ平年より発生が早かった。今年は決して遅れているわけではなく、平年よりやや遅めと考えた方がいいのではないだろうかね・・・・・
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この3日間は暖かい空気に包まれて一気に季節がスピードアップ!ギフチョウ発生地でのキクザキイチゲが一斉に開花してきた。だいたい10日ほどするとギフチョウが初見できる場合が多い。
我が家のミスミソウも開花した。
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15-6年前に10株ほど植えた物だが、自然交配してさまざまな色や形のものが咲いている。これが咲き始めるとわくわくするね。これも融雪から10日前後で開花。
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桜は例年より随分遅れそうだ。それでもヒメギフポイントのオオヤマザクラのつぼみがふくらんできた。もう一雨降って暖かくなれば開花するというものだ。
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コブシは調べてみると決して開花が遅れてはいないようだ。むしろ平年よりやや早く咲き始めている。
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この有名な「四十九院のコブシ」いよいよ開花が始まった。

朝から高曇りですっきりしない天気。お昼頃にはこんな虹が現れた。
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雲が液晶になっているのだろうね。なんだか怪しい雰囲気がする。
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それでも少しだけ明るくなったので小山に登ると、影が消えそうな日差しではあるが4-5頭のヒメギフチョウが飛んでいた。
一瞬だけ枯れ草の上に止まってくれた。1連射4枚しか写っていなかったが綺麗な「赤上がり」だ。
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日曜日は意外にも早い時間に回復するようだ。2年ぶりに安曇野のヒメギフチョウに会いに行ってもいいかな・・・・・
by kmkurobe | 2011-04-22 15:49 | 生態写真 | Comments(8)

三国制覇惜しくもならず!

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予報通り天気は良さそうだ。思いの外、気温も高い。風もない。行くしかない・・・・・
まずは越中ギフから。色々と考えたが、新地開拓にこだわって、初めての場所でトライすることにした。
ここは富山平野の中程から富山湾に向かって突き出した尾根の先端。
ここからは富山湾も立山連峰も360度パノラマになっている。
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色々考えた末、地図上で日当たりの良さそうな南側からの道を選んだ。
結果としては大失敗。杉林が深くて雪解けが遅れ道もひどく荒れていた。
あちこちと枝道に入っては見たが、雰囲気はいいけれど蝶の姿はない。
なんとか尾根の頂上までたどり着いたが、雪解けしたばかりのようで落ち葉がまだぺったんこで、ほとんど花も咲いていない。カンアオイもまだまだこんな感じ
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とりあえず、富山湾と立山連峰の写真だけでも押さえておこうと、松林の中を登っていった。
林が切れたあたりで1頭の雄がテリを張っている。
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なんとか撮影することができたので一安心。
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最高点までもう少しというところの尾根道ではびっくりするくらいの数のギフチョウが飛んでいた。
誇張ではなくてぐるりと体を回転させると10頭近くが視野に入っていた・・・・・
すごい。過去の経験でもこれほどたくさん見たのは1970年代の福井県ぐらいだ。
ただすれた個体が多く、気温が高いためか、背景が広がった場所にはまったく止まってくれなかった。
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この個体はなかなか赤紋が上がっている。
飛翔写真もトライはしたがあまりのスピードで物にできず・・・・・・
うーん来年こそは、朝イチからがんばって広角を物にしなければね。残念!
帰路は西側に下る新しい道を通る。しまったこっちから上がれば最高だったのに・・・・・
とにかく平地に着くまで、ずっと林道の両サイドにギフチョウが飛んでいた。
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途中の桜やスミレには多数のギフチョウが訪花していたのに、気温が高いためまったく物にならなかった・・・・
返す返すも残念。
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インターチェンジ近くからの剱岳。

地元信濃のヒメギフチョウはこの天気ならばまず間違いないと思い。一番の難関と考えられた越後ギフねらいで、姫川最下流の発生地へ移動。
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ここは日当たりの関係で、正午頃までしか飛ばない場所だ。
ポイント目がけと登っていくと、ちょうど発生直後のピークだったようでそこそこの数が飛んでいた。
本来ならばここは4月第1週の発生なのだが、ご多分に漏れず遅れているようだ。
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余裕で日光浴をゲット。
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この個体は新鮮て゜本当に綺麗!
1時過ぎにはヒメギフのマイポイントに到着。三国制覇は余裕のヨッチャンだと思っていたら、心なしか日差しが弱くなり、しかも風もなんとなく冷たくなってきた。
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それでもいきなり2頭同時に飛び出したのでいけると思ったのだが・・・・・・・結局、信濃ヒメギフはジ・エンド!
やっぱり新地開拓なり、いい写真にこだわるなりすればよかったのに、すべて中途半端に終わってしまった。
まあ来年のために随分たくさんの知見を得たから良しとしよう。
それにしてもいい年をしてばかなことばかりやっているね。週末もう一度挑戦したいのだけど・・・・・天気がね。
どうやら今年の春のプチ遠征も本日でおしまいのようだ。
さあ来週からは地元でがんばりましょう。
by kmkurobe | 2011-04-21 16:23 | 生態写真 | Comments(6)

冬に戻ってしまったような冷え込み・・・・・

冬に戻ってしまったような冷え込みで、お昼になっても5度くらいにしかならない。
これでは、本格的な発生が始まったヒメギフチョウの撮影は中止・・・・・

さて今期はメイン機にソニー製α-55を使っている。

以前に導入したα-350は、バリアングルモニター機ではあったが、連射機能とAFがあまりにも遅くて、結局旧式α-700に頼らざるを得なかった。

メーカーの紹介にも「高速オートフォーカス&高速連写」が売りになっている。先月ギフチョウ撮影のロケハンで出かけた富山での試し打ちから。
当日はできればトキの飛翔を撮影したかったのだけれど、あいにくとマイポイントには最近は月に数日しか現れないようだった。
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なんと言うこともないセグロカモメで試してみた。
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直線的に動く被写体ならばびっくりするほどピントが合っている。これがチョウでも撮影できるのならばよいのだけれど、コントラストがはっきりしない被写体ではどうかな・・・・・
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α-55と70-300mm F4.5-5.6 G SSMの組み合わせは、ボディが驚くほど小さく軽くなったので、随分持ち運ぶのには楽になった。
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となりのα-700と比べると二回りは大きさが違うし、とにかく軽い。

またバリアングルモニターは明るいところでもかなり見やすくなった。

カメラ一振りでパノラマ写真が撮れるという「スイングパノラマ」も手持ちで撮影しても継ぎ目がほとんど目立たない。

これで環境を写し込んだカタクリ吸蜜などが撮影できれば最高なんだけどね。
写真は上市町からり剣岳と立山連峰。
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この日は強烈な日差しで早月尾根のアップは本当に迫力があった。
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明日の予報はどうやらよい方に進んでいるようだ。せっかくロケハンしたのだからもう一度剣岳とギフチョウを見てこよう。
by kmkurobe | 2011-04-20 15:19 | PCとカメラ | Comments(6)

コブシの花が咲き始めた。

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週明けは暖かい空気が居座ったようで、予想に反して随分気温が上がってきて、
定点のコブシもちらほらと咲き始めた。
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遅れている桜の開花にくらべるとこちらは例年通りかな。
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お昼休みは弁当持ちでいつもの小山。日差しがきつくてクラクラする・・・・・
しかし背景の五龍岳にかかっている桜はまったくつぼみがふくらんでいない。
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14日に撮影できたヒメギフチョウは、17日の日曜日に虫林さんと少しだけよったのだが、全く飛んでいなかったとのこと。
今日は4-5頭がものすごいスピードで飛び回っていた。
どうやら本格的な羽化が始まったらしい。
45分くらいがんばってみたが、まったくだめ・・・・・長玉での飛翔もとてもファインダーで追いかけられない早さである。
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1カ所だけ咲いていたスミレに1-2秒だけ止まってくれたが、ブレブレの1カットのみ・・・・先は長いからまあボツボツやりましょう。
帰りがけに車の横にいつの間にか咲いていたキクザキイチゲ発見。
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やっぱりきせつはそれなりに進んでいるようだ。

・・・・・これを書いている19日はなんと雪模様。北安曇の春はなかなか落ち着かないようだ・・・・・
by kmkurobe | 2011-04-19 14:00 | 安曇野 | Comments(2)

越中ギフ再戦

前回4月7日の越中ギフ挑戦は天気が今ひとつで、初撮りはできたものの、なにか不完全燃焼で喉のつかえが取れなかった。
再戦を期して強い助っ人が同行してくれることになった。彼が同行してくれたときは必ず目的の撮影が可能になる!!
、一度などは雨降りですっかりあきらめていたのに、一瞬の雨のやみ間にギフチョウが産卵してくれた。
畏友「虫林花山の散歩道」の虫林さんが我が家で合流してドライブすること2時間弱。
越中の国に入ったものの、日差しは全くなく・・・・・二人で顔を見合わせながら目的地到着が9時前。気温は10度そこそこ・・・・・
それでも段々と晴れ間が覗いて、気温も徐々にながら上がってきた。最初の1頭は9時37分。日当たりのよい道路端で吸蜜をしていた。
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その後もなかなか虫林さんには撮影のチャンスがない。少しばかり心配していたら、10時を過ぎてあちらこちらで日光浴をするようになった。
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いつの間にか晴れ間が広がり、遠くに立山連峰も見えるようになってきた。さすがに最強の助っ人だね!!!
そこそこ撮影できたので、前回確認はできたものの撮影できなかったいかにも里山というすばらしいシチュエーションの場所に移動する。
時刻は10時半を過ぎていた。
久しぶりにたくさんのギフチョウたちにあうことができた。棚田の間を通っている農道が「蝶道」になっているようで次から次へとやってきて、
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スミレで吸蜜したり日光浴をしてくれる。いやいや来たかいがあったというもんだね・・・・・この個体は未交尾・羽化直後の本当に綺麗な雌だった。
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カタクリでこそ撮影できなかったが、本当にすばらしい景色の中でたのしい時間を過ごすことができた。
やっぱり持っている人は違いますね。虫林さんことしもよろしくお願いしますよ。
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ここの発生地からは撮影こそできなかったものの、棚田越しに立山連峰が本当によく見える。
やっぱりいるところにはいるもんだ・・・・・本当・・・・・今回掲載した個体は1部を覗いてすべて別個体!
帰路、満開の桜と美しい山並みも本当に息をのむほど綺麗!!!またまたはまってしまう場所が増えてしまった。
こりゃ来年からのスケジュール調整が大変だ・・・・・
by kmkurobe | 2011-04-17 16:36 | 生態写真 | Comments(16)

今年も1日両撮り敢行せり!

田んぼの残雪もこの数日ですっかり溶けてしまった。
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毎年この時期になると、ギフチョウ属を同日撮影。もしくは2県の産地で同日撮影。あわよくば3県で同日撮影と夢が広がっている。
実は先週から越中ギフチョウ+信濃ヒメギフチョウ、越後・越中ギフチョウ、越後ギフチョウ+信濃ヒメギフチョウ、挑戦するもすべて見事に敗退。
それにしても今年は蜜源の開花に比べて、なんと発生が遅いことだろう。ヒメギフチョウはここ4年間必ず4月7-8日までに発生していたが、連日の出撃にもかかわらずまったく姿が見られなかった。
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実は10日にも越後の発生地まで出かけたのだが、カタクリは本当に綺麗に咲いているのに、飛んでいたのはルリシジミ1頭だけだった・・・・・
さて本日14日は「今日しかない!」というような好天。色々考えた末、距離的に一番近い越後ギフとの再戦に出撃した。
ICを降りるとソメイヨシノもちらほらと咲き始めている。
大きな期待をもって発生地に入る。すぐに2頭がパトロールしているのを発見。
しかし高温のせいかまったく止まってくれない。なんとか日光浴は撮影できた。
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しかし粘りに粘ったのだが結局吸蜜は撮影できず・・・・・走りまわって随分疲れた・・・・・
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それにしてもここのカンアオイは本当に立派な株をしている。
信濃のヒメギフチョウの発生地までは移動すること1時間40分で着いた。
ここもいい天気である。しかしいない・・・・・・体中汗まみれになって小山を登っていたが、越冬タテハが数頭テリを張っているのみだった・・・・・
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うーんまただめか・・・・・・
帰宅してもまだ1時前。性懲りもなくまた発生地に戻って小山を登る。さらに気温は上がって息切れしそうなほど苦しい・・・・・
へたり込んでいると羽化直後と思われるヒメギフチョウが本当にゆっくりと飛んできた!やったね!
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なぜか毎年ファーストショットはこの背景になる。この木はなんという名前か知らないが。
すぐに止まってくれるので撮影はできたのだけど、イバラでズタズタ・・・・・
リコーGXRで広角。
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ソニα-700ではちょっと赤っぽい色に。
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α-55は安定したオートフォーカスと秒10コマはなかなかにいい感じ。
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それでも今年も再会できたのでほんとうにうれしい。
さあ、「朝駆け・昼撃ち」の季節がやってきた。がんばりましょう。
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by kmkurobe | 2011-04-14 15:17 | 生態写真 | Comments(24)

越中で初ギフ!

東北関東大震災に被災された皆さんには、心からお見舞い申し上げます。

当方、写真も色々撮影し、文章もいろいろと書いてはみたけれど、どうしてもいろいろと考えてしまって身動きができませんでした。
そんなわけでブログも長い間ほったらかしにしていていました。中には心配して連絡をいただいた方もいらっしゃいましたが・・・・
ピンピンしてます。ご心配かけて申し訳ありませんでした。

4月になりいよいよシーズンがスタートしました。またいつもどうりの生活に戻ることにいたしましょう。身も心もゆったり穏やかにね。

今年の春は本当に遅れている。当地ではここ数年、4月上旬にはヒメギフチョウの羽化が見られたのだが・・・・・今年はかすりもしなかった・・・・
それでもここ数日の暖かさで、やっと越冬タテハ類が飛び回るようになってきた。
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ブログ仲間の皆さんのギフチョウ撮影記を見るにつけ、何とか仲間入りしたくて日本海沿岸まで出かけることにした。
北陸地方もかなり季節の進み具合が遅れていて、海岸線近くでも平地に雪が残っている・・・・
例年ならば上越地方でスタートするの事になるのだが、天気もイマイチなので色々考えた末、「越中ギフ」ねらいで富山市まで出動。
現地に着いてみると山沿いはあちらこちらに残雪が・・・・・結局一番発生の早そうな剱岳・立山連峰がよく見える西側の丘陵地帯を探索してみた。
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だいたいの発生地は調べてみたが、やはり開発が進んでまったく様相が違っているようだ・・・・・
しかも本当に雪が解けたばかりのようで、林床はカチカチ、ぺっんこの落ち葉で、ほとんど花が咲いてはいない・・・・・
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それでも日当たりのいい鉄塔付近にはスミレが咲いていて、カンアオイもたくさんある。
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こりゃいいね!
いきなり2頭のギフチョウが道路上に現れた!
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ただ暖かい南風に乗ってなかなか止まってくれない・・・・・
それでもなんとか証拠写真程度には撮影することができた。
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10時半をすぎると天気はゆっくりと崩れ始めてきたので、もう1カ所目星をつけておいた場所に移動する。
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ここは棚田のまわりにカタクリやキクザキイチゲが満開で、すばらしい環境だったのだが、2-3頭目撃しただけで撮影チャンスはなかった。
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それでもまったく初めての場所で、短時間に何頭もの初ギフを観察できたので、帰りのドライブもまったく眠くはならなかった。
帰宅途中に一部のブログ仲間御用達の糸魚川K寿司で昼食。
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さあ明日からまた元気にやりましょう。
by kmkurobe | 2011-04-07 18:19 | 生態写真 | Comments(19)