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酷暑-なーんにも飛ばない

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先週とうって変わって真夏の空が広がっていた。
11日信州もとにかく暑い・・・・・下見に行った時、早い時間からすで飛ばなくなっていたので一応早出したが・・・・・
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7時過ぎまだ朝露が当たっているのに飛び回るばかりで、9時近くなると開翅どころか葉陰でじっと動かなくなってしまった・・・・・
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いやいや、暑いのは蝶も人間も同じだね。
予定を変更してムモンアカシジミの産卵を狙って移動する。
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こちらも下草でじっとしているばかりで全く飛ばない。
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いきなりこの子が目の前に登場!!里山なので熊かと思って本当にどっきりした!!!
それでもスミナガシが樹液に来ていた。
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アオカナブン、オオムラサキなど良い雰囲気でうれしい・・・・
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帰り際今年は未撮影のオナガシジミもゲット。
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さすがに擦れていたが、これで当県19種類目だ。
色々と回っては見たが、とにかく酷暑でまったく蝶の姿が見えなかった。
帰りがけにムモンアカシジミを再訪すると、あちらこちらでカップルができていた。
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しかしかなりスレ、カケが目立つ。いよいよ2013年のゼフィルスもお終いか・・・
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いつの間にか目に付く花もすっかり秋の気配が漂っていた。
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以下は10日撮影ムモンアカシジミの産卵
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ずっと観察を続けている発生地での産卵で、カシワとホウノキがホストになっているようだ。
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木肌の形状で産卵場所が微妙に違っていて興味深いね。
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by kmkurobe | 2013-08-13 15:40 | 生態写真 | Comments(6)

立秋を過ぎて夏が来た?-真夏の蝶を速報で

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立秋を過ぎてやっと夏らしい空になった。
稲の穂が伸びて、ススキも風になびくようになってきた。
昼間は強烈に暑いが、日照時間が短くなったこともあり夜間はそれなりに涼しく感じる。
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いよいよ最終盤の蝶達も登場してきた。
ムモンアカシジミは産卵の時期に入って、ややいたんだ個体が増えてきた。
今年初めて開翅を撮影できたのだが、残念ながらアップの個体はカケが・・・・・
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やや低い場所のゴマシジミたちも今年も元気に姿を見せてくれた。
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すでに産卵している個体も。
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たまたま撮影できたオオゴマシジミが楽しませてくれた。
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コヒオドシは翅表をなかなか見せてくれない。必死で連射してやっとこの程度・・・・・
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夏のセセリ達も登場。
新鮮なアカセセリは真夏の太陽の下輝いて見える。
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長野県中部では珍しいホソバセセリ。やっと撮影することができた。
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さて短い夏休みはどう過ごそうかな・・・・・うーんやはり涼しいところがいいかな・・・・・
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by kmkurobe | 2013-08-10 11:26 | 生態写真 | Comments(4)

赤いベレー帽とモコモコのスパッツ

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毎度書いているが、信州北部とはいえ、アルプスの向こうはいまだ梅雨明け前の北陸。
関東甲信越はとっくに「梅雨明け宣言」されているのだが、すっきりしない毎日が続いている・・・・・
8月最初のお休み、案の定地元はかなりの雨・・・・・・
天気予報サイトをにらんで南下する。安曇野に入ると南の方は雲が切れているようだ。
高速に乗ってさらに南下。雲が切れて強烈な日差しが・・・・・たった50キロで随分ちがうもんだね・・・・・
気象庁の「梅雨明け宣言」の区分けは絶対おかしい・・・・・どう考えても実情らそぐわないと思う・・・・・
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ムモンアカシジミはクサアリとの共生で知られているが、羽化直後、アリの巣穴から這い出した時、脚毛を囮にしてアリの襲撃から身を守ると言われている。
この「モコモコのスパッツ」をはき、「赤いベレー帽」をちょこんと被った姿に会いたくてススキ混じりの雑木林を訪ねた。
雨上がりで湿度も高く条件は良さそうだ。
発生地へ到着するとホストと思われるコナラの周囲の下草にオレンジ色の姿がチラホラ見えた。
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最初に目に入った個体は完全とは言えないが、そこそこの「スパッツ」をはいていた。
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活動時間前なのでほとんど動かない。時々舞い上がるが、直ぐ近くでまた静止する。
雄はやや擦れた個体が混じってはいたが、雌はきれいな個体ばかりだった。
久しぶりにじっくりと撮影することができた。

ごご2時近くになると、オープンスペースで雄が飛び回り始めた。
他のゼフイルスに比べるとなんとものんびりと感じられる。
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下草から舞い上がった雌に、近くに居た雄が求愛。あっという間に交尾が成立した。
ただ4㍍以上のコナラ樹上なので、茂った葉が邪魔をして、なんともアングルが撮りにくい。
以下はすべてリモート撮影。
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引いた画面だと地面までの距離感が感じられると思う。

かなりの枚数を撮影したが、風がほとんど無いことも幸いして広角だけではなく、マクロでもそこそこ撮影することができた。

十二分に楽しんだ後、お見送りしてくれたのがこの子。
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スズメガの幼虫かな??
by kmkurobe | 2013-08-06 11:52 | 生態写真 | Comments(12)

はやアルプスは立秋?

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この10日ほどとにかく地元の天気が悪くて、やきもきしながらもプチ遠征を繰り返していた。
まだ未撮影の地元産クモマベニヒカゲを撮影するためには、ゴマシジミの発生初期にあたる時期に山を登らないといけない。
概ね2200㍍から2300㍍当たり。昨年までなら膝に故障を抱えていることもあり躊躇していたが、かなり回復した今年が天候不順とはなんとも巡り合わせが悪い。
林道終点に車を止めるとなんとベニヒカゲが静止していた・・・・・
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あららこりゃ例年より発生が10日は早い・・・・・・うーん山ゴマの最盛期は過ぎちゃったかな・・・・・
それでも周りを見ると、クガイソウやシャジンの花は美しく咲き、コヒョウモンの多くは綺麗な個体だった。
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さすがに夏休みともなると登山客が多くて、なかなかマイペースで登れない。
疲れてしまった同伴者を2000㍍付近に残して、狭い登山道をひたすら上る。
今年は北陸地方の梅雨明けが遅れているせいか、各種の花が一気に開花したようでほんとうに美しい。
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目的のクモマベニヒカゲらしき個体は2000㍍付近からちらほら見受けられたが、やせた登山道沿いでは全くのノーチャンス。
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このかなり急なお花畑で頑張っては見たが、遠くのアザミに止まったのはどうやらベニヒカゲのようだ・・・・・
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お花畑から突き出るように咲いているワレモコウやカライトソウに、この地域独特の真っ黒なゴマシジミが訪花していた。
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このあたりは亜種kazamotoと呼ばれているものの中でもhosonoi(多分八方の旧地名細野集落にちなんで名付けられたと思う)と呼ばれる超小型の個体群なのだが、この日観察できたのはほとんどが雌で、残念ながら今年はツバメシジミより小さい真っ黒な雄は撮影することができなかった。
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それでも腰が引けるような谷越え、アルプス背景で撮影できたのは初めてでうれしかった。
稜線が曇っていたのは残念だったけど・・・・・
同伴者から連絡がありお昼過ぎには下山にかかる、これはシナノコザクラかな?
正式名称ユキワリソウだそうです。訂正すると共にご指摘いただいたM'sさんありがとうございました。
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期待していた4-500㍍下った発生地でもほとんどが擦れた雌ばかり。
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コメツツジはかなり傷んでいるので、前月20日過ぎには多分発生していたのだろう。
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最後に出会った個体はカライトソウに産卵を繰り返して、さらに半開翅も披露してくれた。
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寂しいけど今年の秋はもうすぐそこまで来ているようだね・・・・・
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by kmkurobe | 2013-08-05 15:12 | 生態写真 | Comments(14)