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安曇野周遊2014

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まばゆいばかりの五月晴れ。ズミの花が満開になった。
田植えも8割方終了。水面に映った北アルプスが美しい。
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遠出ができないので、半日コースで季節物を撮影する。
続々と成虫を初見する種類が増加。
ギフチヨョウシーズンが今年はあっという間に終了したが、ウスバシロチョウの発生は遅れ気味だつた。それでも田圃に水が入る頃には、あちらこちらで見られるようになった。
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河原の蝶達はいつも通りの発生。ただ花が無いので撮影しづらい・・・・・
クロツバメシジミはややすれた個体が多くなってきた。
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月中を過ぎてミヤマシジミも1頭だけ確認。
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これはややフライング個体かな・・・・・・いつもの年はジャコウソウの咲く頃のはずなんだが・・・・

久しぶりの安曇野周遊。地元は冬型になって冷たい雨が。
それでも30キロほど南下すると随分暖かく。自分的には安曇野産は「激レア」だと思っている蝶に会いに行く。
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良いタイミングで雄も雌も出始めだった。
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ここからは毎年の恒例行事。
保護地区のオオルリシジミを見に行った。
まだ雄ばかりしか発生していなかったが、綺麗な個体が開翅してくれた。
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〆はやっぱりオレンジ。
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この日は雄ばかりではなくて、雌も数頭観察することができた。
よく見るとミヤマハタザオには卵がいくつも産み付けられていた。

5月も後1週間を切った。
萌葱色から若葉の季節まではあっという間に過ぎていく。
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by kmkurobe | 2014-05-26 17:05 | 生態写真 | Comments(12)

5.06 昼下がりの奇跡-Part.3

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しばらくしてまた展開があった。
3P体勢の所へ再び別の個体が絡んできた。
いまだにどちらの個体か見分けが付かなかったが、とりあえず普通の交尾の体勢になった。
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やっとKカメラマン到着。見るからに興奮が隠せないようだ。
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彼が構想中の新しい写真集の大きなピースが撮影できたと大喜びしている。
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しっかりと握手!

ここで更に思わぬ展開が・・・・・・

またしても別のヒメギフ雄がアタック。体勢は崩れて、雌雄は別方向へ。

小生は雄の写真を撮影していなかったので、追跡してなんとか撮影。これで雌雄共に開翅が記録できた。

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さすがに疲れているようで、吸蜜、休止を繰り返していた。
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すると彼方でまた奇跡が起こっていた。
なんと雌バンドを追跡していたKカメラマン達の前で、先ほどアタックしてきた雄のヒメギフと交尾が成立したとのことだ?????

こんな事があるんだろうかね?
交尾嚢が柔らかい間に再アタックを受けたせいか、それとも3P体勢のせいなのか????不思議だ??????
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アングルは悪いがなんとか撮影。
あまりの興奮の連続で疲れてしまい、なかなかポジションがとれない・・・・・
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2時間以上興奮の後「昼下がりの奇跡」に幕が下りた。
喉はからから、帽子も投げ捨てていたので日焼けが痛い。
カメラを三個持ち歩いたので、腕も、背中もぱんぱん・・・・・

でも一生の思い出に残る「昼下がりの奇跡」だったね。
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by kmkurobe | 2014-05-24 14:37 | 生態写真 | Comments(0)

5.06 昼下がりの奇跡-Part.2

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訳のわからない状態から、2頭が飛び去るとなんとイエローバンドに2頭の個体がくっついて、まさに三つ巴になっていた。
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ウーンややこしいことになってる・・・・・・
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この時は3Pの状態にビックリしてしまい。雌バンドの相方がまさかヒメギフチョウとは思ってもみなかった。

シャッターを押すことに必死で、変だなと思ったのは、折れ曲がった草に雌バンドが這い上がった時だった。

あれ????あらら?????
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そのうちに次から次へと周回していたヒメギフチョウの雄が絡み始めた。
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何とかいい飛翔撮影ができないかと、狙ったのだが、「蝶の団子写真」を大量生産しただけ・・・・・
それでも細かく調べてみると雄はすべてヒメギフチョウのようだった。

落っこちた「団子」をそっと持ち上げてみたら、こんな感じだった。
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こりゃスゴイ手が震えるとはこのことだね。

やはり3P状態では浮力が無いようなので、直ぐ横の灌木に落ち着いて貰った。
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こちらへ急行しているだろうKカメラマンの顔を思い浮かべて、思わずにんまり。
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とにかく一生に二度とは無いだろう時間をゆっくりと楽しんだ。
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激写、激写、激写。
by kmkurobe | 2014-05-21 15:52 | 生態写真 | Comments(4)

5.06昼下がりの奇跡-Part.1

連休最終日はそこそこ良い天気前日5/5があいにくの雨模様だったため、滞在予定だった多くの撮影者達はほぼ撤退。
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久しぶりにリスが来訪。このクルミは誰かが隠したのを横取り・・・・・

当方も家人が朝方移動のため、観察開始は10時を過ぎてから。
5/4にそこそこ成果のあった山沿いの発生地ではカタクリが盛りを過ぎ、ブッシュが伸び始めて撮影困難になっていた。
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5/2の奇跡があった場所でも、気温が高いせいかほとんど活動していないようだった。
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あらら、この個体はYBだったね。
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ゆっくりお昼を過ごして、昨年ハイブリットを感じさせる個体が撮影できた場所へ転戦した。
昨年はヒメギフチョウに似たタイプのものが産卵していたので、密かにF2等も想像していたのだが・・・・・・

お昼時この発生地では、直射日光を避けたような感じで、杉林の中に所々できているスポットを移動しながら、吸蜜したり、産卵したりしていることが多い。

駐車下周囲はヒメギフチョウと思われる個体ばかりだったが、油断できないので、かたっぱしから撮影した。

10数㍍離れた場所にギフチョウの雌が低く弱く飛んで居た。どうやら羽化直後の個体らしい。
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ファインダーを覗くと雌バンド・・・・・全力で追い続けながら吸蜜を撮影する。
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そのうちやや明るい場所に出ると灌木で休止した。

その日はなぜかヒメギフチョウの元気な雄が周囲にたくさん飛んで居た。
ヒメギフチョウの雄の誤求愛は頻繁に観察されている。
なぜか逆パターンは観察を経験したことが無い。(観察されたことがある方、コメントください。)
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想像されたとおり数頭が絡み始めた。
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心の中ではもしやとは思っていたが、そんな奇跡は想像もしなかった。

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そのうちなんと交尾が成立。地面の上でばたばたしている。

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その時はまだ、ギフチョウの雄が混じっていたのだろうと思って、2度目の奇跡を喜び、前回を上回るカットを撮影しようと胸は高鳴った。

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よく見るとなんと3頭がつながっている。ウーンこれはいったいどうなっているのだろう・・・・・・
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以下次回。
by kmkurobe | 2014-05-20 15:48 | 生態写真 | Comments(4)

代掻き馬

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田植えが始まった。
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三国境に「代掻き馬」がくっきり見えるようになり、
農繁期が始まった。
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田に水が入り、あちらこちらで田植えが始まった。
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ふと気がつくと、畦の上をウスバシロチョウが飛んでいる。
すっかり初夏のたたずまいになった。
久しぶりの休みは快晴。
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いつもの谷に今年も入る季節になった。
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サカハチチョウがニリンソウで吸蜜するのを初めて観察。
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草刷り模様はあるが、皆、翅先がとがっている・・・・・・
うーん、温暖化のせいかもしれない・・・・・・・
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必死であちらこちら走り回り、なんとか今年も初オレンジゲット。

ほとんど止まらなかったが。
やはりシャッターは押してみるものだね。
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モンキチョウにオレンジの雄が誤求愛している。

久しぶりにどきっとしたのはこのショット。
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いいでしょ・・・・・

夕方まで暑い1日だった。いよいよハイシーズンのはじまり。
さあがんばりましょう。
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by kmkurobe | 2014-05-19 22:56 | 生態写真 | Comments(7)

さすがに続かなかったGW半ば

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5/3好天。当方は午前中仕事・・・・・・・始業前に懐かしい方々と出会う。皆さん気合い十分だった。
幸運を祈りつつ当方は職場へ向かう。
仕事終了後慌てて駆けつける。
皆さん成果があったようだが、気温が上がって全く止まらないとのこと・・・・・・残念。

5/4週間予報に反してそこそこの天気。
なるべく人の少ないところで撮影開始。
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個体数は多いが当たりくじは無し。
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カタクリも痛み始めて、雌も散見でき。今年はやはりシーズンが圧縮されているようだ。
午後になり雲行きが怪しくなり転戦。
春型のヒメシロチョウの交尾を初めて観察する。
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この種類もすでに雌が出ていた。
新兵器α-6000で飛翔撮影は不発。
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やはりカメラ任せでは無理かな・・・・・

5/5は終日冷たい雨が。桜もいよいよ終盤。ヤマザクラの時期に入っていた。
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by kmkurobe | 2014-05-14 16:01 | 生態写真 | Comments(0)

5月2日の奇跡から

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GWのハードワークからやっと立ち直りかけたら、愛犬の調子がダウン。こればっかりはしかたがない。それでも現代獣医学の発達は素晴らしく、まもなく15才になるが復活しつつあるのはうれしい限りだね。

そんなわけで思い切りたくさん撮影したのだが、なかなか整理ができず・・・・・

せっかくコメントをいただいたのだが、なかなかお返事できなくて・・・・・

遅まきながらボツボツアップしようと思っているので、よろしくお願いします。


さてこのGWは手が震える場面を何度も経験したのだが、5月2日の奇跡から。

当方もちろん仕事。「仕事前に撮影する会」と「お昼休みに撮影する会」に参加するしかない。

しかも朝方はリミットの8時45分までにはなかなか活動は始まらず、後ろ髪を引かれる思いで撮影地を後にする機会がいかにも残念。

当日は8時20分頃に発生地着。
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しばらくして杉の樹上を飛び回り始めるがなかなか降りてこない。

アップで見て見るとノーマルの綺麗な個体。

しばらくして何頭か陽だまりを周回したり、日光浴をするようになった。

綺麗な雄のノーマル。
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今期は地元でなかなかギフチョウに出会えなかったので、ゆっくり撮影できたのは初めてだ。

次に陽だまりに降りてきたのが綺麗なYBの雄。
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この頃は花がほとんど咲いていなくて、なかなか絵にならない。
結局背景は枯れ葉の上ばかり・・・・・

どきどきしていると、始業注意のアラームが鳴り始め時間切れ。

興奮気味にシャッターを押し続けているO氏と別れて仕事場へ・・・・・・
ウーンどうしてこんな時ばかりに出現するのだろう・・・・・・

さてお昼休み。
2匹目のドジョウをもくろんで立ち寄る。
と見慣れた車が。
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久しぶりのKカメラマンが手招きをしている。
なんと未交尾の雌バンドが居るという。
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さすがに傷一つ無く本当に美しい。
しばらく前から、低く飛ぶばかりでまだまだ飛べないという。
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気合いを入れて色々と撮影。
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なるほど時々飛び上がりはするのだが、直ぐに低いところに着地する。

元気な雄でも飛んでこないかと待ってたのだが、こんな時に限ってなかなか現れない。
そろそろ時間切れが心配になった頃、1頭のノーマルの雄が現れる。
二人して「GO!GO!」の大合唱!!
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願いは叶ってノーマル雄×YB雌の交尾が成立。

ほぼ同じペースで毎年撮影をしているが、交尾を観察できるのは年に1-2回しかない。
YBの発生率は約5%と言われているので、これはかなり奇跡に近いと考えられる。
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Kカメラマンと二人して激写激写。
彼の取材のお手伝いをして7シーズン目。一緒にこんな経験ができるとはね。
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始業合図のアラームにふと俺に返ると30分近くが経過していた。

当日は春らしい日よりとなり桜も満開、北アルプスは美しく、本当に思い出に残る一日になった。

でも4日後にまさかもっと強烈な第2部があるとは二人とも思いもしなかった・・・・・・

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by kmkurobe | 2014-05-13 15:09 | 生態写真 | Comments(6)

GWも過ぎ去って、いよいよ初夏

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定点のコブシは28日に満開。現在は若葉がずいぶん伸びてきている。

2014年のGWはいろいろな経験とチャンスに恵まれたエキサイティングな時間を過ごすことができた。
27日はそこそこいい天気。
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出始めのヒメギフチョウを狙って出撃。カタクリも蝶も構図も大満足。
28日気温が低くてほとんど蝶は飛ばなかった。
姫川の桜も満開。
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不思議にアルプスはよく見えていた。
29日はさらに天候悪化。
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いつもなら満員御礼の桜もほとんど誰もいなかった。
5月2日仕事帰りの奇跡、帰宅途中でギフチョウの交尾を観察する。
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なんと雌がイエローバンド。
3日好天
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。残念ながら仕事・・・・結局この1枚のみ。
4日も予報に反して午後まで好天。
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ヒメシロチョウ春型の交尾を初めて観察。うれしい!
5日は終日荒れ模様。
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大好きな桜も散り始めていた・・・・・
6日は予報に反して好天。
午後に訪れた混生地で奇跡が起きる。
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雌バンドの相手はなんとヒメギフチョウ・・・・・
手が震えた・・・・・
7日もいい天気。
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田んぼに水が入って、新緑とアルプスがまばゆいばかりだった。
8日2014年初オレンジを狙うも玉砕。
帰路立ち寄るとなんとリスの求愛シーンが・・・・・
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うーん本当に不思議な!エキサイティング!な日々だったね・・・・
by kmkurobe | 2014-05-09 22:45 | 生態写真 | Comments(28)