<   2014年 09月 ( 1 )   > この月の画像一覧

2014年信州蟻の巣小灰蝶(番外編)

9月も10日過ぎてやっと山が見えた・・・・・ほぼ一月ぶりだ・・・・・
a0071470_19333682.jpg

9月になってもうっとうしい天気が続いている。湿度がやたらと高く、日照時間が短いせいか、夏枯れしなかつた下草が青々としている。
a0071470_1934833.jpg

それでも秋の気配はあちらこちらに感じられるようになり、蕎麦の花が朝霧に霞んで美しい。

このまま閉幕では寂しいので色々考えた末、プチ遠征をしてみた。
たしか2009年に少しの時間だけ訪問したことがあったが、その時は40年ぶりの再会を果たしたことに大喜びするばかりで、ろくろく探索しなかったことをずっと後悔していた。

今にも消え入りそうな環境をなんとか記録しておきたいことが、ここ何年かの懸案事項になっていた。

もっともさすがにこの季節では、とても綺麗な個体は望み薄で、生息が確認できれば十分と思っていた。

朝からかなりの雨が降っていたが、一時間ほど走ると日が射し始めた。
道すがら満開のひまわりに秋の日差しがまばゆいばかりだ。
a0071470_19344582.jpg

現地に近くなるとなんと雨が・・・・・・それでもラッキーなことに約束した場所に着くなり雨は上がってくれた。
駐車スペースにはにこやかに笑っている虫林さんが・・・・・いよっ晴れ男!!
やっぱり最強の助っ人だね。

ここのゴマシジミはバラエティーに富んだ形質を持っているようで、黒い個体が多いがかなり青いものも混じっている。
またかなり小さいものから、最大級のサイズまでとても同じ種類とは思えない違いがある。
今回も40年前とほぼ同様だったので、やはりこの場所の特色のような気がする。

今年は長雨が続いていたせいか、発生が遅れたようで綺麗な個体が多かったのもうれしい誤算だった。
a0071470_19353629.jpg
a0071470_19393717.jpg

まさかこの時期に交尾を観察できるとはね・・・・・
a0071470_19362169.jpg
a0071470_19361217.jpg
a0071470_1936051.jpg

開翅する個体も時々観察できたのだが、残念ながら黒い個体ばかり、かなり青いのも居たのだが結局ノーチャンス・・・・
a0071470_19373350.jpg
a0071470_19372291.jpg
a0071470_1937837.jpg
a0071470_19365477.jpg
a0071470_19364374.jpg

それでもミゾハギやワレモコウでの吸蜜。産卵をじっくり観察できたので本当に楽しい一日になった。
a0071470_19382313.jpg
a0071470_19381294.jpg
a0071470_19375648.jpg
a0071470_19374727.jpg

秋晴れの里山で虫友とのんびりと過ごすなんて本当に幸せを感じる瞬間。
いやいや楽しかった。
a0071470_19383992.jpg

シーズンはまだまだ。もうひと頑張りしてみようかな。

a0071470_19342290.jpg

by kmkurobe | 2014-09-10 19:39 | 生態写真 | Comments(8)