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体がいくつあっても足りない-オオムラサキの吸水

昨年から計画していたシーン、とくにゼフの開翅は薄日が差す条件でないと厳しい。
かといって地元に戻ってきてもすでに気温が上がってしまっては樹上に昇ってしまう。40-50分の移動が本当に考えさせられる。
とりあえず近場で撮影してチャンスを待つことにした。
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7月6日、久しぶりに北アルプスが顔を見せてくれた。
朝方から気温が高くなったせいか、昨日の時間にあわせて出かけてみたら、ジヨウザンミドリシジミのテリ張りはすぐに終わってしまった。なんとかアジサイ背景の開翅。
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せっかく動画を撮ろうと思ったが・・・・・
カシワ系のゼフも平地、やや高地ともにハヤシミドリシジミが初見できた。すべて雄。
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全く開翅することなく上がって行ってしまった・・・・・・とりあえず第8号はハヤシミドリシジミ。
やや標高の高いところでは綺麗なフタスジチョウがたくさん飛んでいた。曇り空なのでいい感じに撮影できた。
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クロシジミは雄は擦れた個体が増えてきた。
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先日「フィールドノート」の theclaさんがアサマシジミの交尾を撮影されていた。そのとき雄が擦れて雌はピカピカという傾向について書かれていたが、今回もどんぴしゃりのカップルだった。
昼間暑い時間帯はどこかに隠れていたのだろう。薄暗くなつてから随分活発に活動していた。
久しぶりにアサマシジミ(平地型)の交尾を撮影できた。うれしい・・・・・
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動画も撮影してみたが、暗いのでイマイチ・・・・・


キマダラモドキを探しに南下してみたが、まったくすがたも見えなかった。
オオムラサキがあちらこちらで吸水していた。みな羽化直後のようで本当に美しい。
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やはり「国蝶オオムラサキ」だね。
動画も撮ってみたがやはり綺麗。満足だね。

by kmkurobe | 2011-07-08 16:27 | 生態写真
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